「私たちの研究は私たち以外に届いているのだろうか?」
…研究者なら1度は考えるだろうこの問いに、あなたはどう答えを出しますか。

近年、大学が生み出す知、とくに人文学の知が軽視されるなかで、研究者による社会へのアウトリーチの重要性が叫ばれています。2019年7月に開催した企画「バズる(?)アウトリーチのすすめ——公益性のある情報発信に向けて」では、研究者はいかにアウトリーチすべきか、若手研究者2名、編集者1名からお話を伺いました。

ですが、研究者がアウトリーチを行ったとして、はたしてそれは「アカデミア外」に届いているのでしょうか。YouTube、オンライン・セミナー、podcast etc…歴史にまつわる「面白く」て「ためになる」コンテンツは、今も昔もさまざまなメディアに溢れています。そのなかで研究者の発信は「小難しくて」「簡潔でない」つまらないものと看做されてはいないでしょうか。

本イベントでは、アカデミア内外で活発な活動を繰り広げる2人の研究者をお呼びし、配信時代のアウトリーチについてお話を伺います。YouTubeが主な情報インフラと化し、学術交流の中心もオンラインに移行しつつある現代にあって、研究者によるアウトリーチの可能性はどう開かれているのでしょうか。

さあ、あなたも一緒に「配信時代」のアウトリーチについて考えてみませんか?

日時・場所

日時|2021年9月25日(土)21~23時
場所|歴史家ワークショップ公式YouTubeチャンネル生配信
参加登録|不要

当日はTwitterハッシュタグ #歴史家ワークショップ にてコメントや質問も受け付けます。

登壇者

藤村シシン|古代ギリシャ研究家
高校の時にアニメ『聖闘士星矢』に熱中し、以来古代ギリシャ史の世界に。東京女子大学大学院(西洋史学専攻)修了。NHK講座講師、執筆、監修などのかたわら、古代ギリシャの祭りを再現する「古代ギリシャナイト」を主宰。著書に『古代ギリシャのリアル』(実業之日本社)、『小学館の図鑑NEO 星と星座(新版)』監修協力、2020年東京オリンピック採火式NHK生中継での古代ギリシャ語同時翻訳など。
YouTubeチャンネル「藤村シシン古代ギリシャ

ヒロ・ヒライ|コロンビア大学リサーチ・アソシエイト(ルネサンス学)
1999年より学術ウェブサイト bibliotheca hermetica(略称BH)を主宰。同年にフランスのリール第三大学にて博士号(哲学・科学史)取得。欧米各国の研究機関における研究員を歴任。英仏伊語による編著・論文多数。2012年に第九回日本学術振興会賞受賞。編著書に『ルネサンス・バロックのブックガイド』(工作舎)など。
YouTubeチャンネル「BHチャンネル


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