Weekly Writing Group

about Weekly Writing Group

Historians’ workshopでは、毎週月・金曜日午前にライティング・グループを開催しています。ライティング・グループは、欧米の研究拠点において広く取り入れられているpeer-supportの仕組みです。[参考サイト http://uwc.utexas.edu/grad/resources/starting-a-writing-group/]

参加者は、まず各自の進捗と今日の目標を報告をします。その後、50分の集中したライティング(もしくはリサーチ)を2セット行い来週までの課題を報告しあい、希望者は昼食を共にして解散となります。現在は、留学希望の大学院生や若手PDなどが参加しています。参加希望者は運営担当までご連絡ください。

運営担当:
槙野 翔 (東京大学) show.you.macky[at]gmail.com

 

Revising your Drafts

2019年11月21日 第二期第4回英文校閲ワークショップ

第二期第4回英文校閲ワークショップの詳細が確定しましたのでご連絡致します。

  • 日時:11月21日(木曜)14:00~16:00
  • 場所:東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟12階第2共同研究室 (いつもと場所が異なりますのでご注意ください)
  • 当日までの課題:1. 教科書Style第5章Cohesion and Coherenceのエクササイズ5.3をやっておく(復習)/2. Gordon Taylor, The Student’s Writing Guide for the Arts and Social Sciences (Cambridge 1989) の第3章Interpretation: Reading and Taking Notes (特にpp.62-78) を読んでおく(予習)
  • 当日の演習内容:1. 宿題1 (Styleのエクササイズ5.3) 及びエクササイズ5.4と5.5に関して議論/2. Gordon Taylor, The Student’s Writing Guide for the Arts and Social Sciencesの第3章Interpretation: Reading and Taking Notesを議論し当日配布する論文のイントロダクションを用いてエクササイズ

参加される皆さまには、当日までに上記の課題をこなしてきて頂きたいと思います。飛び入り参加、オンライン参加も可能です。予習・復習のための教科書の抜粋部分や、当日のオンライン参加時にアクセスして頂くサイトのURL等は、英文校閲ワークショップのSlack上 (その中の第二期英文校閲ワークショップのチャンネル) で共有しています。まだ英文校閲ワークショップのSlackにご参加頂けていない方は、お手数ですが安平(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。

参加される皆さまのご要望に合わせて、ワークショップの内容は適宜調整していきたいと考えておりますので、是非ともご意見をお寄せください。

何かご不明なことがおありの場合も、安平に遠慮なくご連絡ください。よろしくお願い致します。

安平

Research Showcase

2019年10月Research Showcase (京都) 開催レポート

第9回は10月11日に京都大学での開催でした。2月の大阪大学での開催の成功と皆様の要望を受けて、今年二度目の関西での開催を実現することができました。

台風19号の影響で遂行できるかどうか不安もありましたが、遠方からの報告者の発表順番の調整や、旅程の変更に伴う旅費面でのサポートなどの運営委員による対応と、参加者の熱意と協力のおかげで無事に開催でき、しかも33名の参加という大盛況でした。

今回は、日本近代史、日タイ関係史、イギリス史、西洋美術史、中国現代史などさまざまな分野にわたる7名の発表者が集まりました。司会は京都大学のスティーブン・アイビンス(Steven Ivings)さんと久野愛さんが担当し、名古屋大学のネイスン・ホプソン(Nathan Hopson)さんがゲスト・コメンテーターをつとめ、質疑応答に関するノウハウなどについてアドバイスしました。

今回のResearch Showcase Prizeは、前回の東京RSと同じく、同点一位で趙雅萌さんと水野良哉さんの二名の発表者が選ばれ、ゲスト・コメンテーターのホプソンさんから賞状が授与されました。

今回も発表者の方々に、アンケートに協力していただきました。以下、一部を紹介します。(アンケート内容より抜粋)

■ 準備と発表を通して楽しめたこと、苦労したこと
【楽しめたこと】
・会終了後に他の発表者と発表内容について議論したことは非常に楽しいと感じた。今回の発表者は自身のフィールドと離れた研究者の方も多く、その視点は新鮮かつ参考になった。
【苦労したこと】
・英語に苦労したのはもちろんですが、8分という限られた持ち時間かつ必ずしも前提知識を共有しない聴衆を前にしていかに「伝わる」発表原稿を作り上げるかということです。逆にそれが醍醐味でもありました。

■ 今回の Research Showcase で学んだこと(例えばプレゼンや準備の方法などについて)
学術報告において、語学の壁を必要以上に感じない方が良い、という事であろうか。たしかに自身を振り返れば、当日は他の報告者の語学力に圧倒され、質疑応答も満足にできたとは言い難い。逆にいえば、その程度の語学力でも、しっかりと準備すれば、報告を完遂できる。
・発表原稿やパワーポイントを直前まで粘って作成するのもいいが、必ず発表のリハーサルをしておくこと。身振りやジェスチャーも交えて。
・発表の中で少しでもいいから史料を見せることです。歴史学の研究のなかで史料は重要であることは言うまでもありません。たとえ、英語で表現することが難しいとしても、史料を提示して、「史料にはこう書いてあるから、このように解釈することができる」という議論を組み込んで発表したほうが、説得力を持って相手に伝えることができる。

まとめ
今年二回目の関西での開催となったRSは、京都大学の皆さまのご協力のお陰で、盛況のうちに終えることができました。京都大学の久野さん、Ivingsさん、金澤さん、そして告知にご協力いただいた皆様に感謝いたします。Research Showcaseは首都圏を超えて全国に広がりつつあります。次回は、2020年2月18日に名古屋大学にて開催予定です。はじめての名古屋での開催となります。Call for Papersは近日公開予定です。ご期待ください!

Research Showcase

2019年8月 Research Showcase (東京) 開催レポート

第8回Research Showcaseが8月1日に東京大学で開催され、7名の発表者と31名の参加者を得ました。 大阪大学のピエール=イヴ・ドンゼ(Pierre-Yves Donzé)さんをゲスト・コメンテーターに迎え、慶應義塾大学の市川佳世子さんが司会を務めました。当日はオーディエンスによる投票で、米倉美咲さんと山田智輝さんが同率一位でResearch Showcase Prize受賞となりました!

当日のスピーカーの皆さんにお答えいただいたアンケートより、ここでは準備と発表を通して楽しめたこと・苦労したことについて内容を一部紹介します。(アンケート内容より抜粋)

【楽しめたこと】
・一番楽しかったことは、所属する大学とは異なる離れた場で開催されたResearch Showcaseに参加することで、さまざまな専門性を有する、初めて会う人たちばかりに対して自分の研究について発表し、たくさんの質問やコメントをもらえたり議論したりできたことです。
・ 最も楽しめたのは、添削者とのやり取りと当日の質疑応答だったように思う。自分一人では上手く表現出来なかったことを、添削者の方に相談することによって、シャープな英文へと昇華出来た瞬間は、納得感と達成感とで興奮した。
・ 楽しめたことは、この機会に新たに知り合った先生方や院生仲間から有意義なフィードバックを発表前後ともにもらえたこと、若手研究者をエンカレッジする(良い意味で堅苦しくない)雰囲気の中で準備・発表を行えたことです。

【苦労したこと】
・オーディエンスを置いてけぼりにしないで、彼ら/彼女らの理解を伴いながら発表を進めるストーリーラインを構築するのに四苦八苦した。当初の原稿は、研究テーマのコンテクストや概念の定義を逐一定義していけば、誤解や混乱はないだろうと考えて作成したが、それが却って議論の流れをぶつ切りにしていると指摘された。そこで論文のような厳密さよりも、まずはオーディエンスと発表を進行するために必要な情報だけに絞って、欠けている曖昧な部分は想定質問を設定して対応するようにした。

まとめ
8回目となった今回のRSには、助成をいただいている東京倶楽部事務局の保坂英博様をお招きし、激励のメッセージをいただきました。どの発表も素晴らしいものでしたが、受賞者の米倉さんと山田さんの発表は、明確な論点とその意義を力強く押し出した説得力のある構成が評価されたようでした。全ての発表が終わった後に、ゲスト・コメンテーターのドンゼさんから発表の仕方についてアドバイスを頂きました。今回の発表のテーマの多くは西洋史に関連していましたが、当日のオーディエンスの中には、日本経済史、日本近世外交史、中国経済史、中国哲学など、東アジア関係の分野の方がたくさんいらっしゃいました。今後、アジア・日本関連の発表がより増えることが期待できます。



Revising your Drafts

2019年11月13日 英文校閲ワークショップ・原稿検討会 (黄霄龍さん)

英文校閲ワークショップで原稿検討会を開催することになりましたのでご案内致します。

日時:11月13日(水曜)16:00~18:00
場所:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室
内容:黄霄龍氏(東京大学)が現在投稿準備中の論文 ‘Authority and Competition: The Shingon Buddhist Monastery Communities in the Regional Society of Medieval Japan’ (仮題) の検討
使用言語:英語
ゲストコメンテーター:東京大学招聘教授Christine MacLeod氏

黄霄龍さん(東京大学・特任研究員: https://researchmap.jp/hxiaolong/ )が投稿準備を進めておられるご論文 Authority and Competition: The Shingon Buddhist Monastery Communities in the Regional Society of Medieval Japan’ (仮題) の検討会を開催します。投稿先として黄さんが考えておられるのは、Japanese studies 関係の英文雑誌とのことです。

日本中世史や仏教史の専門知識をお持ちの方はもちろんですが、むしろ専門外の皆さまの参加をこそお待ちしております。より広い読者・オーディエンスに向けて研究の重要性をアピールするためには、専門外の皆さまのご意見こそが大変貴重であるからです。専門的な内容それ自体というより、説得的な議論の組み立て方や効果的な論点の提示方法などを皆さまと議論し、黄さんのご投稿をサポートしながら、参加される皆さまもご自身の論文執筆に際して何かヒントを得られるような会にしたいと考えています。

今回はゲストコメンテーターとして東京大学招聘教授のChristine MacLeod氏が来てくださいます(https://www.bristol.ac.uk/news/2008/5970.html)。そのため、英語が使用言語となることを予めご了承ください。

飛び入り参加・オンライン参加して頂くことも可能ですが、参加を希望される方はできれば事前に安平(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。事前に黄さんの原稿を参加希望者に配布し、参加者が原稿を読んでいることを前提として会を進めていきたいと考えるからです。ご投稿前の原稿ですので、その取り扱いにはくれぐれもご注意ください。検討会参加者以外に黄さんの原稿をお見せすることはどうぞお控えください。

安平

Revising your Drafts

2019年11月7日 第二期第3回英文校閲ワークショップ

第二期第3回英文校閲ワークショップの詳細が確定しましたのでご連絡致します。

  • 日時:11月7日(木曜)10:30~12:30
  • 場所:東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟12階第1共同研究室
  • 当日までの課題:1. 教科書Style第4章Charactersのエクササイズ4.7をやっておく(復習)/2. 教科書Style第5章Cohesion and Coherenceを読んでおく(予習)
  • 当日の演習内容:1. 宿題1(エクササイズ4.7)に関して議論/2. 教科書Style第5章Cohesion and Coherenceを議論しエクササイズを解く

参加される皆さまには、当日までに上記の課題をこなしてきて頂きたいと思います。飛び入り参加、オンライン参加も可能です。予習・復習のための教科書の抜粋部分や、当日のオンライン参加時にアクセスして頂くサイトのURL等は、今後は英文校閲ワークショップのSlack上 (その中の第二期英文校閲ワークショップのチャンネル) で共有していきたいと思います。まだ英文校閲ワークショップのSlackにご参加頂けていない方は、お手数ですが安平(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。

参加される皆さまのご要望に合わせて、ワークショップの内容は適宜調整していきたいと考えておりますので、是非ともご意見をお寄せください。

何かご不明なことがおありの場合も、安平に遠慮なくご連絡ください。よろしくお願い致します。

安平

News

若手研究者国際交流事業公募(11月8日締切)

歴史家ワークショップでは、日本の歴史学研究者の国際的発信力を高め、国際的なアカデミズムの世界で通用する人材の育成に力を入れています。その一環として、若手研究者国際交流事業を今年度に実施します。経済史、経営史、経済思想史、日本史、東洋史、西洋史等の歴史学全般の若手研究者を対象とします。

本国際交流事業は、派遣若手研究者が、国際会議と研究現場(現地での史料調査を含む)を体験するとともに、各自の研究テーマについて海外の研究者と学術的な交流を行うことにより、国際的視野を有する研究成果に資することを目的としています。また、この派遣を通して、国際会議での研究発表のノウハウなどが、歴史家ワークショップを通じて日本国内の研究者に共有されることも期待しています。

公募詳細・申請方法は以下の通りとなります。
ご自身の研究を国際的な研究の中に位置付け、研究成果を発信していきたいという方々をサポートいたします。ご興味のある方のご応募をお待ちしています。

1. 公募要項
■応募資格:日本の大学等研究機関に属する博士課程に所属する*大学院生、あるいは博士号取得3年以内の若手研究者 (ただし、歴史家ワークショップの活動に参加経験があるか、参加予定のあるものを優先します)
* 修士課程の方もご応募ください。
■募集人員:若干名
■派遣期間:採用決定後から2020年2月29日まで。滞在日数は2週間まで。2020年2月中に必ず帰国すること。
■補助対象:往復交通費のみ支給する。一件の申請の支給額は25万を上限とし、実費分の支給とします。なお、訪問場所に関しては申請時からの変更は認められません。
■補助の対象となる活動:
1.日本から海外へ渡航し、学会やセミナーなどで行う研究発表。
2.現地での史料調査。研究発表を行わない場合は現地研究者とのミーティングを必ず組むこと。

※帰国後も積極的に歴史家ワークショップのイベントに参加すること。
※海外留学・滞在中の学生あるいはポスドクが日本に一時帰国し、国際発信力強化、社会発信力強化、スキル共有いずれかのイベントを企画する場合は、「歴史家ワークショップの活動内容に即した企画案の公募」に応募してください。

2. 締切 
2019年11月8日(金)17時

3. 選考と結果発表
・申請書類に対する歴史家ワークショップの運営委員の評価をもとに決定します。
・初めての①海外での研究報告、②史料調査、③海外研究者との交流に挑戦する申請を積極的に採用する。
・採否結果は、11月18日(月)までに申請者にメールにて連絡いたします。

4. 申請手続き
メール添付にて以下5点の書類を末尾メールアドレスまでお送りください。

カバーレター(様式任意、A4に2ページ以内、申請者の研究の独自性と、研究進展のために海外渡航が必要である理由を簡潔に示すこと。)

履歴書(様式任意)

研究業績一覧(様式任意、A4判、刊行論文・書評、学会・研究会での発表題目、修士論文題目など)

申請書(規定様式、A4に2ページ以内。書式ダウンロードはこちら。)

参加予定の学会・セミナー・ミーティングのプログラム(様式任意、A4判)

<注意>
申請書受付の連絡は、申請担当者あてに電子メールで行います。応募書類が届いたらその旨を返信します。書類送付から3日(平日)以上経っても返信がない場合は、お問い合わせください。

5. 帰国後報告レポートと写真の提出義務(帰国後)
帰国後、1ヶ月以内に、以下の成果レポートと写真をメール添付にて、末尾メールアドレスまで提出してください。なお原則として、レポートは歴史家ワークショップのホームページに活動記録として掲載されます。

・成果レポート
(形式任意、1000字以上、得られた成果と現地研究者との交流の将来の展望を記すこと)

・研究発表や学会・セミナー・ミーティングの様子が分かる写真

6. 書類送付先・問い合わせ
rekishika.workshop@gmail.com

News

歴史家ワークショップの活動内容に即した企画案の公募 (11月8日締切)

歴史家ワークショップでは、日本の歴史学研究者の国際的発信力を高め、国際的なアカデミズムの世界で通用する人材の育成に力を入れています。その一環として、従来の学会や研究会の活動を補完するような活動をサポートするための企画の公募を行います。公募内容・申請方法の詳細は、以下をご確認ください。

「従来の枠にとどまらない、こんな活動をしてみたかった!」「特定の分野に限らず、こんなテーマを議論する場を設けたい!」というのご応募をぜひお待ちしています。

1. 公募対象
・歴史学全般(経済史、経営史、経済思想史、日本史、東洋史、西洋史など)関係のイベントを対象とします。
・イベントは2020年2月末日までに開催するものを対象とします。
・従来の学会や研究会の活動を補完するような活動を歓迎します。特定の分野の研究者だけでなく、既存の定例研究会や大学の枠組みを超えて歴史研究者が集まり、広く問題意識を共有できるイベントを優先して採用します。
・開催地は日本国内であれば不問ですが、全国的なネットワーキングに資するイベントを対象とします。
・上記に関連し、参加者(特に大学院生)へのサポート(トラベルグラント)が必要な場合は、その旨を申請書に書くことを推奨します。

<参考>
これまでの企画例には、以下があります。(予算規模は3-12万程度)
 ・「迷える子羊たちのために 論文執筆の処方箋」 
「Early Career Conference」 
「史料読解ワークショップ」  

2. 開催費用および採用件数
・開催費用:一件25万を上限とします。
・採用件数:若干件。

3. 締切
2019年11月8日(金)17時 

4. 選考と結果発表
・申請書類に対する歴史家ワークショップの運営委員の評価をもとに決定します。
・採否結果は、11月18日(月)までに申請者にメールにて連絡いたします。

5. 申請手続き
申請書をダウンロードし申請情報をご記入ください。
②作成した申請書のPDFファイル名を「企画案申請書(申請者名)」とし、主催者の履歴書(形式任意)とともに末尾メールアドレスへ添付書類としてお送り下さい。

<注意>
申請書受付の連絡は、申請担当者あてに電子メールで行います。応募書類が届いたらその旨を返信します。書類送付から3日(平日)以上経っても返信がない場合は、お問い合わせください。

6. 採択後の資金援助方法
・援助対象:旅費(交通費、宿泊費など)、謝金(※)。
(また、企画運営者の人件費と会議費は不可とします)
・援助方法:東京大学の会計基準、旅費規程を適用します。
※企画するイベントにゲストを招聘する際にお支払いする謝金。

7. イベントプログラムと成果報告書の提出義務(イベント終了後)
イベント終了後、1ヶ月以内に、以下2点をメール添付にて、末尾メールアドレスまで提出してください。なお原則として、下記の成果報告書は歴史家ワークショップのホームページに活動記録として掲載されます。

・イベントの最終プログラム
(イベントのホームページのURLがあれば添付すること)

・1000字以上の成果報告書(以下4つを含めること)
 ①イベントを通して得られたノウハウや経験等
 ②イベントがどのように国際発信力強化、スキルの共有、社会発信という
歴史家ワークショップの活動目標に貢献したか
 ③企画・運営をやってみた感想と今後歴史家ワークショップに期待すること
 ④当日の様子がわかる写真

8. 書類提出先・問い合わせ先
rekishika.workshop@gmail.com

Revising your Drafts

2019年10月24日 第二期第2回英文校閲ワークショップ

第二期初回英文校閲ワークショップにご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。第2回の詳細が確定しましたのでご連絡致します。

  • 日時:10月24日(木曜)10:30~12:30
  • 場所:東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟12階第1共同研究室
  • 当日までの課題:1. 教科書Style第3章Actionsを読んでおく(復習)/2. 任意の論文のアブストラクトの一つないし複数のセンテンスを、動詞を名詞化nominalizationするなどして改悪し、わざとわかりにくい文章にする/3. 教科書Style第4章Charactersを読んでおく(予習)
  • 当日の演習内容:1. 事前に作ってきた改悪アブストラクトを隣の人と交換し、相手の改悪アブストラクトをわかりやすく書き直し議論/2. 教科書Style第4章Charactersを議論しエクササイズを解く

参加される皆さまには、当日までに上記の課題をこなしてきて頂きたいと思います。課題の2に関して補足ですが、皆さまにはお好きな論文を自分で選んでおいて頂き、そのアブストラクトの文章を、初回で勉強した動詞の名詞化nominalizationなどの方法を使って「改悪」してきて頂きたいと思います。ワークショップ当日には、もともとの論文のアブストラクト部分と、自分で作った改悪アブストラクトの双方をプリントアウトしてご持参頂きたいと思います。ワークショップで隣に座った人と改悪アブストラクトを交換し、相手の改悪アブストラクトをわかりやすく書き直してもう一度相手に返し、もともとのアブストラクトと比べるなどして議論をしたいと考えているからです。

飛び入り参加、オンライン参加も可能です。予習・復習のための教科書の抜粋部分や、当日のオンライン参加時にアクセスして頂くサイトのURL等は、今後は英文校閲ワークショップのSlack上 (その中の第二期英文校閲ワークショップのチャンネル) で共有していきたいと思います。まだ第二期英文校閲ワークショップのSlackにご参加頂けていない方は、お手数ですが安平(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。

ちなみに、初回にお配りした、エクササイズが所収されているバージョンのStyleは5th ed.で、副題がTen Lessons in Clarity and Graceになっています。ISBNは0-673-98243-2です。版毎にエクササイズの有無等が異なっているようですのでご注意ください。なお、Slack上で共有する版は11th ed.で、エクササイズは収録されていますが、そのナンバリングは5th ed.と異なっているということを予めご了承ください。

初回の際に参加者の皆さまからお聞きした、今後やってみたいワークショップの活動は以下の通りです。

  • 英語論文の構成と文体の双方を学んでいきたい(両者は絡み合っているもの)
  • 口頭報告・プレゼンの方法や練習
  • 口頭報告時のQ&Aの練習
  • 英語論文や口頭報告原稿のドラフト校閲
  • 史料引用等を行う際のパラフレーズの技法習得

参加される皆さまのご要望に合わせて、ワークショップの内容は適宜調整していきたいと考えておりますので、是非ともご意見をお寄せください。

何かご不明なことがおありの場合も、安平に遠慮なくご連絡ください。よろしくお願い致します。

安平

Revising your Drafts

2019年10月25日 英文校閲ワークショップ・原稿検討会 (岡田拓也さん)

こんにちは。運営委員の安平です。英文校閲ワークショップで以下のイベントを開催することになりました。

日時:10月25日(金曜)18:30~21:00
場所:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室
内容:岡田拓也氏(大東文化大学)が現在投稿準備中の論文 ‘Hobbes, Taylor, and Radical Tolerationists during the English Revolution’ の検討
使用言語:英語
ゲストコメンテーター:東京大学招聘教授Christine MacLeod氏

岡田拓也さん(大東文化大学: https://researchmap.jp/20190403/?lang=japanese )が投稿準備を進めておられるご論文 ‘Hobbes, Taylor, and Radical Tolerationists during the English Revolution’ の検討会を開催します。投稿先として岡田さんが考えておられるのは、政治思想史業界で権威ある学術誌、あるいは思想史以外の歴史学の論文も広く掲載する権威ある雑誌とのことです。

近世史や政治思想史の専門知識をお持ちの方はもちろんですが、むしろ専門外の皆さまの参加をこそお待ちしております。より広い読者・オーディエンスに向けて研究の重要性をアピールするためには、専門外の皆さまのご意見こそが大変貴重であるからです。専門的な内容それ自体というより、説得的な議論の組み立て方や効果的な論点の提示方法などを皆さまと議論し、岡田さんのご投稿をサポートしながら、参加される皆さまもご自身の論文執筆に際して何かヒントを得られるような会にしたいと考えています。

今回はゲストコメンテーターとして東京大学招聘教授のChristine MacLeod氏が来てくださいます(https://www.bristol.ac.uk/news/2008/5970.html)。そのため、英語が使用言語となることを予めご了承ください。

飛び入り参加して頂くことも可能ですが、参加を希望される方はできれば事前に安平(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。事前に岡田さんの原稿を参加希望者に配布し、参加者が原稿を読んでいることを前提として会を進めていきたいと考えるからです。検討会の1週間から10日程前までに岡田さんは原稿を準備してくださるとのことですので、安平が岡田さんから原稿を受け取り次第、参加を希望される皆さまにお送りしたいと思います。ご投稿前の原稿ですので、その取り扱いにはくれぐれもご注意ください。検討会参加者以外に岡田さんの原稿をお見せすることはどうぞお控えください。

オンライン参加も可能です。遠隔地からオンライン参加を希望される方も、お手数ですが、事前にその旨を安平までお伝え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

安平

RE. F. Workshop

「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」開催レポート

2019年7月22日に開催したイベント「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」の開催レポートをお届けします。 

趣旨と登壇者の紹介については過去の投稿をご覧ください。
2019年7月22日「バズる(?)アウトリーチのすすめ―公益性のある情報発信に向けて」開催のお知らせ
 

各登壇者の講演

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今回はHistorians’ Workshop初の試みとして、講演内容を動画に収めてみました。
動画編集は広島大学D1の北川涼太さんが担当してくれました。(北川くん、本当にありがとう!)
以下、講演内容の重要トピックを箇条書きで列挙しています。気になるトピックがあれば是非動画の方で詳細を確認してみてくださいね!
 

北村先生の講演「ワイルドならどうする?」


・批評家としての北村先生とTwitter
 オスカー・ワイルド:批評=芸術
 ワイルドなら絶対にTwitterをやるはず…。
 ワイルドみたいに書きたい!Get Wilde!
・ウィキペディア英日翻訳活動
・自身の英語力を活かした社会貢献として
・授業で学生に翻訳を実践してもらう「英日翻訳ウィキペディアン養成プロジェクト」
・多数の団体・メディアから取材を受けるように
・信頼と継続がバズを生む
 原稿は絶対に落とさない!
 

古川先生の講演「美術展覧会に合わせたアウトリーチ」


・展覧会の情報不足を補うものとして、美術展に合わせたアウトリーチ活動を開始
・イラスト入りパンフレットの配布・展覧会ツーの企画
 →団体で動く難しさ/大声は出せない/参加者の層が首都圏に限定
・ネットプリントを活用
 →全国の人がガイドを楽しめるように
・団体との共催で規模アップ
・情報発信とリスク管理
・込み入った説明にTwitterは向いてない(誤解を生みがちに…)
・長文はブログで発信
・原稿の下読み依頼や下書き保存の活用で不必要な炎上を回避
 

丸尾氏の講演「ちょっと輝きが足りない『鈍重な自己啓発』のすすめ」


・バズる記事の共通点(田野大輔先生の記事を例に)
 1)新事実(「ナチスの体験授業」という突飛さ)
 2)新解釈(「全体主義は容易である」)
 3)実存に根差した共感(「自分もこうなり得る」「身近にも全体主義の萌芽があるかも」)
 ≒鈍重で持続可能な自己啓発
・「実存に根差した共感」から、読者が自らの環境を操作可能・変更可能なものとして認識できるように…アウトリーチの公益性
・たぶん編集者はめっちゃTwitter見てる(からどんどんツイートして!)
・情報発信において、一番大事なのは覚悟では?
 

質疑応答

質疑応答は、参加者の皆さんのおかげで非常に活発なものとなりました!

Q. アウトリーチの意義、若手がすることの意義
A. 専門分野を残すために良き受容者を育てたい。教養よりのコンテンツを潰そうとする人がいるが、そういう人はそのコンテンツが流行っていることに気づいていない。可視化が重要。
A. そもそもアウトリーチを活発化する必要があるか解らない。自分の場合は専門分野を愛する気持ち、専門外の人々に自分が面白いと思うものを布教したい気持ちが強かったからアウトリーチを始めた。愛が持たれていない分野は自然淘汰されると思う。
A. アウトリーチが評価される空気を醸成していきたい。

Q. どのような研究者がアウトリーチ向きか
A. 一般向けの文章が書ける人。アカデミアと社会を分断しないバランス感覚が必要。
A. 研究者本人が面白い人かどうか。
A. 〆切が増えることを考えると1日にたくさん書くのが好きな人。

Q. どう炎上やクソリプに対応しているのか
A. (クソリプラーをブロックすることなく真面目に対応することについて)相手に伝わるかではなく、TLを見ている学生に「やな事言われたら言い返していいんだ」と伝えるため、あえてまともに反応している。「反論することは寧ろカッコいいじゃん」という空気を作りたい。
A. そもそも意見を表明するタイプのツイートをしないようにする。ブログ記事については間接的批判はありうるが、直接リプは少ないのでスルーできるしスルーする。

Q. アカデミズムは「バズ」とどう関係すべきか
A. 人々が関心を持っていることがバズるわけで、アカデミズムは「バズ」トピックについて学会をやるべき。テレビが生んだバズについても、学会がすぐにセミナーや雑誌の特集を組むのが望ましい。ただ学会に「目利き」がいないとこれらは実現しえない。
(例)TOKIOを知らないとTOKIOが発端のバズはアカデミックなことであれ学問に繋げ得ない
A. とはいえ若手が以上の活動を大きな学会に提案するのは難しい。オンライン上に流行に聡い研究者が集まれる場があればいいのだが。
A. ウェブ媒体で記事にすること自体がバズのフォローである。ウェブでは同じことが繰り返し議論される傾向があるので、ウェブ記事が何度も参照されるストックとして機能しうる。

Q. 意図した層とは違うファン(ノイジーマイノリティなど)が発生して、その結果、優良なファンがいなくなってしまうこともありえると思う。セルフブランディングって成功しているか?
A. ターゲッティング自体に違和感ある。ターゲティングをすると内輪になりやすい。それよりかは訳が分からない人がいた方がよい。今の社会の問題が内輪化にあるので、もっとマスに届いて欲しいと考えている。
A. >ファンが欲しくてやってるわけではない。強いて言えば高校生や学生に見てもらいたい。女性研究者にたいし、顔が出たとたんに猥褻な画像を送ってくる人がいるが、それはセキュリティ案件にするしかない。

Q. 自ら主体的に発信してこなかったSNS初心者へのアドバイスもお願いしたい。
A. 全員がSNSでアウトリーチを行う必要はない。書いた論文を再利用可能な形でウェブに出すだけで十分意義がある。利用可能な形でウェブ上に論文があれば、他人がそれを拾って記事を書くことも出来る。また、ciniiから論文本体が手に入れば編集者がそれをもとに記事依頼を送ることもできる。
A. 編集者にはウォッチャーが多い。専門書と現代社会の繋がりを示すような読書日記やツイートがきっかけでアウトリーチが生まれることもある。
A. 数人グループでのアウトリーチも可能。得意分野によるタスクの分担ができる、個人の見解を相対化したうえで発信することも可能。
 

参加者の反応

最後に、参加者の皆さんのご意見・ご感想を紹介したいと思います!
まずはアンケート結果から↓

・北村先生がきっかけで文学研究に関心をもち、映画や演劇を批評する楽しさを知った。もともと海外作品の需要層を広げ日本に紹介される作品が増やすことに関心があったため、今回アウトリーチについてお話を拝聴出来て良かった。
・おそらく自分より10~15才若い研究者・出版関係者が、自分とは異なる情報空間のなかで何を考えどんなことをしているのか具体的に分かったのが非常に面白かった。自分が大学院生だった頃よりもアカデミアは社会に近く、いままでに様々な試みがあったのだろう、と実感することができた。一方、炎上への(過剰な)危機意識の高さも感じた。昔は炎上してナンボくらいだったような気がする。
・今回のイベントを通じてアウトリーチのノウハウや心構えなどを学ぶことが出来、非常にためになった。特に、研究者と編集者の2つ立場から話を聞けたのが良かった。このイベントの続編があれば是非参加したい。ライブ配信などでもっと公開されるといい。
・とても刺激的で勉強になり楽しかった。アカデミアと一般をつなぐ、まさに今問われているアクチュアルなテーマでとてもわくわくした。また、活発なディスカッションが出来てよかった。時間配分なども含めとても纏まりが良かった。
・自己流でアウトリーチを行うと独善的になりがちで、炎上のリスクも大きい。今回、第一人者の先生方からノウハウを伺えたのが良かった(特に教員として安心した)。個人的には丸尾氏が仰るところの「覚悟」を持つのに疲れた節がある。
・アウトリーチ自体について多角的に考えることが出来て良かった。
・なかには慎重な発言もあったが、若い人に手放しで勧められるのかが気になった。主張や議論が粗くなりがちなので、専門家としての評価が定まらないうちはリスクもあるのではないか。

今回、「#バズるアウトリーチ」のハッシュタグをつけて、Twitter上でも皆さんからご意見を頂戴しました。
そのツイートをTogetterの方にまとめています。そちらも是非ご覧ください!
https://togetter.com/li/1379599
 

おわりに

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文系学問への風当たり、社会との溝、情報化社会に埋もれる良質な知、ベテラン研究者との世代間ギャップ…こうしたことへの危機感から、アウトリーチの意義や学術の社会への繋ぎ方を考える場を若手主導で設けたいと、今回のイベントを企画しました。
単に「文科省が推奨するからやる」のではなく、「先輩方に牽制されるからやらない」のでもなく、まず自分たちで考えなくてはならないだろうと。

今回のイベントを通じて、登壇者のお三方からフロアの皆さんまで、たくさんの方々から多様な意見を聞くことができ、企画者自身としましては、今後の活動のヴィジョンを以前よりずっと明確にできたと思っています。ご参加くださった皆さん・今これを読んでくださっている皆さんもそうであれば、企画者として嬉しい限りです。

また、上記の通り企画の動機は危機感によるものでしたが、皆さんの意見を聞く中で、自分の意見を主張したい、専門を活かしたい、好きで究めてきたものを知ってほしいといった純粋でポジティヴな意欲の大切さにも改めて気づかされました。
自分も楽しく受け手も楽しい――そんな理想的なアウトリーチの形を目指したいものです。

ありがたいことに、第2弾を期待する声もちらほらいただいています。
今回のイベントでは、質の問題についてあまり掘り下げられなかったと思うので、それについてやるのが一つかなと思っています。
丸尾さんの講演でも触れられていた、情報を「残念なもの」にしない努力や、アンケートにもあらわれている、若手の未熟さからくる質への懸念については、こういったイベントの場でこそ深く検討すべき点だと思います。
他にも、テーマや登壇者について希望があれば、是非運営委員までお聞かせください!

最後になりましたが、今回の登壇依頼を快く引き受けてくださり、有益な情報を提供してくださった登壇者のお三方、平日にも関わらず会場まで足を運び、活発に議論してくださった参加者の皆さま、円滑な運営をサポートしてくださったHistorians’ Workshop内外の全ての方々に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました!