【参加者募集】Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol.2 (6/11 17:00-18:30)

歴史家ワークショップでは、6月11日(木)17:00-18:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー」と題して、オンライン・セミナーを開催致します。

このセミナーでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文の執筆術から異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。

今回は、京都大学・久野愛先生をお招きし、照井敬生(キングス・カレッジ・ロンドン/博士課程)と森江建斗(京都大学/修士課程)がファシリテーションを担当します。2020 Hagley Prize とアメリカ学会第25回清水博賞を受賞されたモノグラフ*を中心に、それに関連した論文執筆、出版までのストラテジーや博士論文との兼ね合いなどについて、はじめての論文執筆のご経験から始まり、時系列に出版と賞の受賞という風に現在までを、ざっくばらんにお話頂きます。

隔週の歴史家ワークショップ主催の英文校閲ワークショップと合わせて、もしくは、本セミナー単独でも、ご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|6月11日(木)17:00-18:30(日本時間)

スピーカー・プロフィール

久野愛 Researchmap
京都大学経済学研究科・講師。デラウエア大学、Ph.D.(歴史学)。前職はハーバード・ビジネス・スクール、ニューコメン・ポストドクトラルフェロー(2016-2017)。著書に 2020 Hagley Prize とアメリカ学会第25回清水博賞を受賞した Visualizing Taste: How Business Changed the Look of What You Eat (2019: Harvard University Press)。International Journal of Food Design や Business History Review より単著論文あり。研究関心は、企業活動や産業の政治的・社会的・文化的影響の歴史的研究。特に19世紀末以降、マーケティングや新しい商品、技術開発が進んだことでいかにビジネスが人々の五感に影響を与えてきたのか。

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