【〆切延長】第16回リサーチ・ショウケース開催のご案内

【〆切延長】第16回リサーチ・ショウケース開催のご案内

歴史家ワークショップでは、現在第16回リサーチ・ショウケースの発表者を募集しております。当初の応募〆切は9月16日(金)でしたが、まだ若干名の発表者を受け入れる余裕がございますので、応募〆切を9月25日(日)まで延長いたします。英語での発表の経験を積みたい若手歴史研究者の方は、ぜひご検討ください!

以下、リサーチ・ショウケース開催についての詳細を再度掲載いたします。


歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第16回となる今回は、およそ2年ぶりとなる対面形式(オンライン観覧も可能なハイブリッド)で、2022年11月17日の午後に開催されます。当日は、大石和欣先生(東京大学/18世紀イギリス文学・社会史・思想史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の大西晋作(東京大学/近代イギリス経済史・経済思想史)、古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会です。奮ってご応募ください。

日  時 : 2022年11月17日(木)16:00-20:00(日本時間)ごろ
会  場 : 東京大学本郷キャンパス小島ホール第二セミナー室
司  会 : 大西晋作(東京大学)、古川萌(東京大学)
コメンテーター大石和欣 (東京大学・駒場アカデミック・ライティング・センター長)
フォーマット: 1人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者(*日本国籍以外の方も応募の対象となります)
募集人数 : 10名程度
トラベルグラント:首都圏外からの発表者(若干名)には、東京大学の既定に基づいた交通費・宿泊費の補助があります。
参加費  : 無料
ポスター : こちらからダウンロード
応募方法 : 発表希望者は、2022年9月25日(日)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL   : https://forms.gle/dNbVSv1wMAXvf2gP7

リサーチ・ショーケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者2名から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さ(fluency)ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか(clarity and persuasiveness)を基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

運営委員

古川萌(東京大学)
大西晋作(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: hw.research.showcase@gmail.com )