歴史家ワークショップでは、2021年10月25日(月)にスキル・ワークショップ「スライド道場リターンズ!」を開催いたします。このワークショップでは、スライドに全部載せるには情報過多になりがちな歴史学分野の発表について、どのようにスライドを作ればクリアに分かりやすく内容を伝えることができるか考えます。
本会では昨年2020年5月にスキル・ワークショップ「スライド道場」を開催し、非常な好評を得ましたが、より広いオーディエンスに情報を共有するため、同内容のワークショップを YouTube 公開用に再度おこなうことにいたしました。前回の開催レポートはこちらです。
前回同様、本会特任研究員の古川がファシリテーターを務めるのに加え、ゲスト講師として竹中技術研究所の今西美音子氏を招き、歴史学以外の専門の方の視点も取り入れることで、より客観的に把握しやすい視覚資料作成を目指します。
学術発表では基本的に議論の内容や正当性が問われるので、それを補助するスライドの質に十分な注意が払われることは少ないのですが、じつはスライドは発表そのものの質を上げるための重要なファクターの一つです。ぜひご参加ください!
開催概要
対象|歴史学系の院生・研究者(ですが、誰でも視聴可能です)
場所|オンライン開催(YouTube配信・アーカイブ有)
日時|2021年10月25日(月)15:00-17:00
費用|無料
参加登録|不要
当日はぜひチャットにもご参加ください。Twitterでコメントなどを投稿するときはハッシュタグ #歴史家ワークショップ をつけて!
講師・司会プロフィール
◆今西美音子
竹中工務店技術研究所研究員。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。博士(人間科学)。専門は人間行動・群集流動。
◆古川萌
東京大学経済学研究科特任研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門はイタリア・ルネサンス美術史。