歴史家ワークショップでは、5月11日(月)および18日(月)に、スキル・ワークショップ「スライド道場」をオンラインで開催いたします。このワークショップでは、スライドに全部載せるには情報過多になりがちな歴史学分野の発表について、どのようにスライドを作ればクリアに分かりやすく内容を伝えることができるか考えます。
本会特任研究員の古川がファシリテーターを務めるのに加え、ゲスト講師として竹中技術研究所の今西美音子氏を招き、歴史学以外の専門の方の視点も取り入れることで、より客観的に把握しやすい視覚資料を目指します。
学術発表では基本的に議論の内容や正当性が問われるので、それを補助するスライドの質が問題の焦点となることは少ないのですが、じつはスライドは発表そのものの質を上げるための重要なファクターの一つです。ぜひ奮ってご参加ください!
開催概要
対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|
【第1回:5月11日(月)13:00-15:00】
実際に学術発表で使われたスライドを参考資料に、改善できる箇所、考慮すべきポイントなどについて議論します。
【第2回:5月18日(月)13:00-15:00】
第1回で議論されたポイントを踏まえ、特定のトピックについてのスライドを実際に作ります。
講師プロフィール
◆今西美音子
竹中工務店技術研究所研究員。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。博士(人間科学)。専門は人間行動・群集流動。
◆古川萌
東京大学経済学研究科特任研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門はイタリア・ルネサンス美術史。
参加登録
以下のリンクからお願いいたします。
「スライド道場」参加登録フォーム
なお、参加には二つの方法があります。登録フォーム内にてお選びください。
- スライドづくり実践を含むワークショップ参加(10名程度)
- 聴講のみの参加(人数制限なし)
座学と実践両方を取り入れた内容を目指しますが、もちろん聴講のみの参加も歓迎です。
また、ワークショップ参加者のなかから、過去の発表で使用したスライドを参考資料として提供してくださる方も募っています。講座内で使用する際には、適宜個人情報や発表内容を隠し、どなたのスライドか分からないようにいたします。
皆さまのご参加お待ちしております!