Historians’ Workshopでは、外国語で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するため、リサーチ・ショーケースを開催してきました。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。第10回となる今回は、はじめて名古屋で開催することになりました!ゲスト・コメンテーターは法政大学のジュリア・ヨング先生です!
今回は使用言語を英語に限定します。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にしたいと考えています。日本史・東洋史・西洋史・思想史・社会経済史・国際関係・歴史地理等のあらゆる分野から、広く発表者を募ります。※ 過去のリサーチ・ショーケースについては、以下のサイトをご覧ください
https://historiansworkshop.org/category/research-showcase/
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日 時 : 2020年2月18日(火) 15:30~19:00(予定)
会 場 : 名古屋大学(詳細は追ってご案内いたします)
フォーマット: 一人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 学部4年生以上の歴史研究者
募集人数 : 6~8名
参加費 : 無料
応募方法 : 発表希望者は、2019年12月19(木)17時までに以下のサイトにある応募フォームに記入し、送信してください
URL : https://forms.gle/EG5BrLscXv9Bhv8M9
ポスター : ダウンロードはこちら
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【リサーチ・ショーケースで発表するメリット】
1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップメンバーから事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、ゲスト・コメンテーターのヨング先生(法政大学)からのフィードバックも得られます。
2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます。英語の流暢さ (fluency) ではなく、内容がいかにスムーズかつ力強く伝わるか (clarity and persuasiveness) を基準とします。
3)遠方からの発表者にはトラベルグラントを授与
愛知県外からの参加を支援すべく、発表者の若干名には「トラベルグラント」として、交通費・宿泊費を最大3万円まで補助します。
【これまでの参加者からの感想】
・学術報告において、語学の壁を必要以上に感じない方が良い。たしかに自身を振り返れば、当日は他の報告者の語学力に圧倒され、質疑応答も満足にできたとは言い難い。逆にいえば、その程度の語学力でも、しっかりと準備すれば、報告を完遂できる。(9th RS参加者より)
・最も楽しめたのは、添削者とのやり取りと当日の質疑応答だったように思う。自分一人では上手く表現出来なかったことを、添削者の方に相談することによって、シャープな英文へと昇華出来た瞬間は、納得感と達成感とで興奮した。(8th RS 参加者より)
連絡先
・Nathan Hopson (名古屋大学) nathan.hopson[at]nagoya-u.jp
・黄 霄龍 (東京大学) hxiaolong[at]e.u-tokyo.ac.jp
・山本浩司 (東京大学) kyamamoto[at]e.u-tokyo.ac.jp