「北欧、暮らしの道具店」青木耕平氏、株式会社エフアイシーシー 森啓子氏登壇!
歴史家ワークショップ(代表:山本浩司)とWarm Heart Cool Head(代表:山崎大祐)は、「困難の時代に歴史を学ぶ・歴史から学ぶ アカデミア×ビジネス VOL. 02 何が〈名画〉を作るのか」 を共同開催します。
2022年度より新たに始まった本イベントは、「歴史的思考」の面白さの共有を念頭に具体的なテーマを設定し、歴史研究者によるレクチャー(話題提供)の後、座談会および交流会を行うものです。
2回目となる今回のテーマは、「何が〈名画〉を作るのか」。
ゲストスピーカーには、「北欧、暮らしの道具店」運営・株式会社クラシコム(代表取締役)の青木耕平氏、株式会社エフアイシーシー(代表取締役)森啓子氏をお迎えします。
はじめに、本年10月に壺屋めり名義で『みるみるわかる「西洋美術の見方」』(小学館)を上梓した美術史研究者・古川萌(東京大学 特任研究員/歴史家ワークショップ事務局)がレクチャーを通して話題を提供します。つづいて、ビジネスと社会の関係を現場の最前線で考え続ける青木氏、森氏と意見を交換します。
レクチャーと座談会は対面とオンラインのハイブリッド、交流会は対面形式です。
感性のみに頼らない、歴史的思考を通した美術の見方を学び、「名画」が生みだされる背景を探ります――研究者とビジネスパーソン、両者による業種を超えた議論の展開にご期待ください。
開催概要
- イベント名
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困難の時代に歴史を学ぶ・歴史から学ぶ アカデミア×ビジネス VOL. 02 何が〈名画〉を作るのか
- 開催日時
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2022年12月7日(水)19:00-21:00
- レクチャラー
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古川萌(東京大学 特任研究員/歴史家ワークショップ事務局)
- ゲストスピーカー
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青木耕平(株式会社クラシコム代表取締役)
森啓子(株式会社エフアイシーシー代表取締役) - ファシリテーター
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山崎大祐(Warm Heart Cool Head 代表)
- 会場
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東京大学本郷キャンパス 経済学研究科 学術交流棟2F 小島ホール コンファレンスルーム(本郷キャンパスマップ)および オンライン(zoom)
- 会場参加可能人数
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60人
- 参加費
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無料、要申込
- 主催
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歴史家ワークショップ / Warm Heart Cool Head
〈プログラム〉 (開場15分前)
19:00~19:10 オープニング
19:10~19:40 レクチャー
19:40~20:20 座談会、質疑応答
20:20~20:30 クロージング
20:30~21:00 交流会(任意、現地参加者のみ)
お申し込み方法
こちらの申込フォームより必要事項を記入し、お申し込みください。
オンライン参加者のためのZoomリンクは、イベント当日の朝までにお送りします。
登壇者 略歴
青木 耕平
株式会社クラシコム 代表取締役
1972年生まれ。2006年、実妹である佐藤友子と株式会社クラシコム共同創業。2007年よりライフカルチャープラットフォーム「北欧、暮らしの道具店」を運営。現在では「フィットする暮らし、つくろう。」をミッションにD2C、コンテンツ制作・配信、企業へのマーケティング支援など、ライフカルチャーにまつわる事業を展開中。
森 啓子
株式会社エフアイシーシー(FICC) 代表取締役
米マウント・ホリヨーク大学BA(文学士)、米マサチューセッツ芸術大学大学院MFA(美術学修士)課程修了。米国デザイン・広告会社で勤務後、2005年、FICCに入社。2019年、代表取締役に就任。ブランドマーケティングを専門とするFICCの経営戦略のコアに「リベラルアーツ」を掲げ、個人の想いや学びから価値を創造し続けるイノベーティブ組織を目指す。
山崎 大祐
Warm Heart Cool Head 代表
慶應義塾大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券に入社。その後、創業前から関わってきた株式会社マザーハウスの経営への参画を決意し、2007年に取締役副社長、2019年から代表取締役副社長に。2018年から社会的ミッションを持つ起業家・経営者向けの私塾「思いをカタチにする経営ゼミ(株式会社 Warm Heart Cool Head)」を運営。株式会社 Que 社外取締役、日本ブラインドサッカー協会外部理事などもつとめる。
Warm Heart Cool Head について
2018年より山崎大祐が運営する経営者・起業家・ビジネスリーダー向けの私塾。社会的ミッションを果たす経営者を増やすため、「思いをカタチにする経営ゼミ」「次世代ビジネスリーダーのための教養ゼミ」などを企画し、卒業生は200名を超え、各ビジネス界で活躍する若手リーダーを輩出している。
古川 萌
東京大学 特任研究員
歴史家ワークショップ事務局
美術史研究者。ニューヨーク大学卒業後、京都大学大学院にて博士号取得(人間・環境学)。専門はイタリア・ルネサンスにおける美術と美術批評。とくに「美術史」の成立について関心がある。著書に『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰――16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(2019 中央公論新社)。筆名壺屋めりとして『ルネサンスの世渡り術』(2018 芸術新聞社)、『みるみるわかる「西洋絵画の見方」』(2022 小学館)。
近著『みるみるわかる「西洋絵画の見方」』について
ひと口で2度おいしい、西洋絵画の鑑賞法
15世紀から17世紀のイタリア絵画を中心に、西洋絵画の規則・枠組みを、絵画の歴史の流れにそって、「注文する」「制作する」「体系化する」「鑑賞する」の4つのテーマで概観。当時の人びとがなぜ絵画を注文したのか、絵画にはどのような役割があったのか、当時の画家とはどのような職業だったのか、画家になるにはどのような修業を積んだのか、絵画の描き方にはどのような秘密があるのか、当時の人びとは絵画についてどのように考えたのか、どのように展示したのか……などなど、興味深いテーマが満載。実際の作品を例として、具体的にわかりやすい文章とイラストによって解説します。