【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第17回「働きながら博士論文──二足のわらじで得られたもの」9/19(金)19:00-

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第17回「働きながら博士論文──二足のわらじで得られたもの」9/19(金)19:00-

2025年9月19日(金)日本時間19時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ “Coffee Time Series” の第17回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の大学・研究機関に在籍する大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第17回となる今回は、「働きながら博士論文──二足のわらじで得られたもの」をテーマに講演を行います。纓田宗紀(東京大学/学振RPD)がファシリテーションを担当し、社会思想史研究者の岩熊典乃さん(大阪公立大学)をゲストにお招きします。岩熊さんは、博士課程在学時にフルタイムの仕事を始め、博士号を取得し、常勤の大学教員となるまで仕事を続けられました。岩熊さんには、「二足のわらじ」を履いて研究と仕事の両立を模索しつづけ、最終的に大学教員の道へ進むことになった経緯と、その経験から得られた視点や思考についてお話しいただきます。

人文・社会系学問の大学院生活は、他領域と比較して長い傾向があります。その間、大学院生は、海外留学をするのか、博士号取得をめざすのか、博士号取得後は大学教員をめざすのか、といったさまざまな岐路に立たされ、しばしば悩むことでしょう。何らかの職業に就くとしても、それまでの大学院生活を過ごすための資金源もまた大きな課題となります。人生設計を考えるにあたって、仕事をしながら博士号を取得する選択肢があれば、一つの希望となります。とはいえ、博士課程と仕事を同時にこなすことが簡単ではないことは想像に難くありません。岩熊さんには、当時を振り返って、仕事を始めた経緯や具体的なスケジュールを教えていただきます。それに加えて、両方に取り組んだからこそ得られたものについて今現在お考えになっていることをお話しいただき、大学院生や大学院入学を考えている学部生・ビジネスパーソンの方々の職業選択・人生設計を後押しする機会にしたいと考えています。

当日はフロアの皆さんからの意見や質問も交えてのトークを予定しています。週末の夜、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日Zoomでのリンクをお送りしますので、9月17日(水)日本時間20時までに、下記のGoogle Formから参加登録をお願いします。

開催概要

開催日時

2025年9月19日(金)
19:00-20:30(講演、質疑応答・フロアとのやりとり)
20:30-21:00(都合のつく方で懇親会)いずれも日本時間

開催場所

オンライン開催/Zoom使用

参加費

無料

※イベントは1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で30分程度の懇親会を予定しています。

参加登録

こちらからお願いします。

2025年9月19日(金)日本時間19時から、「働きながら博士論文──二足のわらじで得られたもの」をテーマに、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシ…
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参加登録締め切り:9月17日(水)日本時間20時まで

ゲストスピーカープロフィール

岩熊典乃 Fumino Iwakuma

大阪公立大学大学院経済学研究科・准教授。専門はフランクフルト学派を中心とする社会思想史。主要業績に、「初期フランクフルト学派と「自然に対する社会的諸関係」の危機」(『経済社会学会年報』38巻、2016年)、「ナチズムと自然:W. シェーニヒェン『第三帝国における自然保護(1934)を読む」(『大阪産業大学経済論集』23(2)、2022年)、『地球を壊す暮らし方:帝国型生活様式と新たな搾取』(共訳、岩波書店、2021年)。

お問い合わせ先 coffeetimeseries.hw@gmail.com