【発表者募集】第3回ドイツ語リサーチ・ショウケース 3. Symposium „Forschung im Schaufenster“ 開催のご案内

【発表者募集】第3回ドイツ語リサーチ・ショウケース 3. Symposium „Forschung im Schaufenster“ 開催のご案内

ドイツ語版リサーチ・ショウケースを開催します!

歴史家ワークショップでは、若手研究者が自らの研究を外国語で発信する機会を提供すべく、リサーチ・ショウケースを定期的に開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行う本企画は、2016年の第1回開催以降、英語では既に19回の開催実績があり、発表者・参加者の双方に、外国語での学問的コミュニケーションの場を提供してきました。また、英語以外の外国語での発表もサポートするため、ドイツ語やフランス語でのリサーチ・ショウケースも複数回開催し、おかげさまでたいへん好評を博しております。

今年度もまた、東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)と共同で、ドイツ語でのリサーチ・ショウケース Forschung im Schaufenster を開催いたします。コメンテーターにはルーベン・ククリンスキ先生(東京大学)、イングリッド・カウフマン先生(東京大学)、村瀬天出夫先生(聖学院大学)をお招きし、司会は峯沙智也(東京大学)が務めます。

ドイツ語での発表スキルの向上をめざす広義の若手研究者を対象に、歴史・文化史・科学史・思想史・美術史・社会経済史・歴史地理・文学等のあらゆる歴史分野から、広く発表者を募ります。発表者の選考に当たっては、ドイツ語での発表経験の少ない方を優先し、所属・学年・専門領域・ジェンダーバランスを考慮します。様々な専門分野の研究者から、自分の研究のプレゼンテーションに対するフィードバックが得られる貴重な機会です。ぜひご応募ください!

開催日時

2024年11月26日(火)13:00-17:00

会場

東京大学本郷キャンパス 小島ホール(予定)
および オンライン(オンラインは聴講のみ)

コメンテーター

ルーベン・ククリンスキ(東京大学/ドイツ文学・ドイツ文化史・ドイツ語教育)
イングリット・カウフマン(東京大学/ドイツ言語学)
村瀬天出夫(聖学院大学/ドイツ哲学)

司会

峯沙智也(東京大学/ドイツ近現代史)

フォーマット

1人あたり、発表10分+質疑応答10分

使用言語

ドイツ語

応募条件

学士4年次からポスドクまでの歴史研究者
(日本国籍以外の方も応募の対象となります)

募集人数

6人程度

参加費

無料

トラベルグラント

首都圏外からの発表者(若干名)には、東京大学の既定に基づいた交通費・宿泊費の補助があります。

応募方法

こちらの応募フォームより必要事項を記入し、ご送信ください。
応募締め切りは 2024年10月8日(火)17:00(日本時間)とします。

リサーチ・ショウケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、事前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、コメンテーターと参加者からフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方にプライズが授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。ドイツ語の流暢さではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるかを基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でないドイツ語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

企画・運営

歴史家ワークショップ

  • 鈴木路子
  • 平井正人

東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)

  • 峯沙智也

問い合わせ先: rs@historiansworkshop.org