第18回リサーチ・ショウケースを開催します!
歴史家ワークショップでは、外国語で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。
第18回となる今回は、前回と引き続き対面(オンライン聴講も可能なハイブリッド形式)で、2023年11月30日の午後に開催いたします。ゲスト・コメンテーターには島津直子先生(東京大学/グローバルヒストリー)をお迎えし、本会特任研究員のポリーナ・バルデゥッチ(東京大学/日本中世史)、古川萌(東京大学/イタリア・ルネサンス美術史)が運営を務めます。
英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。発表者の選考に当たっては、英語での発表経験の少ない方を優先し、所属・学年・専門領域・ジェンダーバランスを考慮します。様々な専門分野の研究者から、自分の研究に対するフィードバックが得られる貴重な機会です。ぜひご応募ください!
- 開催日時
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2023年11月30日(木)14:00-19:00
- 会場
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東京大学本郷キャンパス 小島ホール(予定)
および オンライン(オンラインは聴講のみ) - コメンテーター
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島津直子(東京大学/グローバルヒストリー)
- フォーマット
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1人あたり、発表8分+質疑応答7分
- 使用言語
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英語
- 応募条件
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学士4年次からポスドクまでの歴史研究者
(*日本国籍以外の方も応募の対象となります) - 募集人数
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10人程度
- 参加費
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無料
- トラベルグラント
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首都圏外からの発表者(若干名)には、東京大学の既定に基づいた交通費・宿泊費の補助があります。
- 応募方法
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発表希望者は、2023年10月4日(水)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、ご送信ください。
応募方法
こちらの応募フォームより必要事項を記入し、ご送信ください。
応募締め切りは2023年10月4日(水)17:00(日本時間)とします。
リサーチ・ショーケースで発表するメリット
1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。
2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方にプライズが授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるかを基準とします。
3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。
4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。
以下のページでは、過去のリサーチ・ショウケースで発表した方の体験談や、その体験をどのようにその後のキャリアに活かすことができたかを紹介しています。
運営委員
ポリーナ・バルデゥッチ(東京大学)
古川萌(東京大学)
島津直子(東京大学)
歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: rs@historiansworkshop.org )