【参加者募集】第5期英文校閲ワークショップ開催のおしらせ

【参加者募集】第5期英文校閲ワークショップ開催のおしらせ

前回の開催から時間があいてしまいましたが、第5期英文校閲ワークショップを開催が決定しましたので、参加者を募集いたします。ぜひ奮ってご参加ください。

英文校閲ワークショップとは?

英文校閲ワークショップは、海外のジャーナルに論文を投稿したい歴史学系の研究者を対象に、英語論文執筆にまつわるスキルアップの場を提供するワークショップです。第1期から第4期では、英語での論文の書き方や注意点を共有したり、投稿論文の草稿を複数人で読んで改善点を議論したりといった活動を展開してきました。第5期は第4期に続いて、あらゆるキャリアステージに立つ歴史系研究者のみなさまの参加を歓迎いたします。

英語文法の正誤をチェックするだけなら、有料の英文校正サービスを利用するのも一つの手でしょう。しかし英文校閲ワークショップでは、同じ歴史学分野で活動する研究者の視点から、議論の一貫性チェック、脆弱性の指摘、効果的な強調の仕方など、このワークショップならではの内容を提供できます。多くの方の積極的な参加をお待ちしております。

イベント詳細
日時

初回2023年9月14日(木) 15:00-17:00
以降開催日:9/28, 10/12, 10/26, 11/9, 11/30

会場

東京大学本郷キャンパス および オンライン(zoom)

運営

山本浩司(東京大学)安平弦司(京都大学)

参加費

無料、要申込

参加登録フォーム

こちら(登録締切:2023年9月13日(水)17時)

  • 日程は変更する可能性があります。
  • 本ワークショップでは、指定された練習問題を毎回事前にこなしてくることが前提となります。初回の課題については、HP上もしくは登録者にメールにて指示を出す予定です。

参加者の声・これまでの成果

これまでの英文校閲ワークショップ参加者からは、以下のようなコメントをいただきました。

論旨の運び方やパラグラフ内での文のつなぎ方など、論文のプレゼン方法をより真剣に考えるようになった。結果として研究内容・論旨の明確化にもつながったように思う。また、自分の英語論文の構成を考える際、あるいは同僚の英語論文にコメントする際、根拠に基づいて自分の考えを持つことができるようになったと思う。

査読コメントへの対応方針やドラフトの修正の仕方について、自分自身の原稿でも他の参加者への原稿でも多くのノウハウを身につけることができた。現在自分は英語を中心に研究報告をしているが、もともと英語が得意な方ではないこともあり、しばしば議論を組み立て洗練させる中で五里霧中となる。そのような時作業を進める、指針となる考え方を得られたと思う。

また、ワークショップ内で論文原稿や発表要旨を検討したのち、見事学術誌や学会にアクセプトされた方も多くいらっしゃいます。これまでアクセプトされた学会誌や学会は以下の通りです。

論文掲載

  • Revue du monde musulman et de la méditerranée (2019)
  • Documenti e studi sulla tradizione filosofica medievale XXX (2019)
  • The Mariner’s Mirror (2020)
  • Japanese Journal of Religious Studies (2021)
  • The European Journal of Japanese Philosophy (forthcoming)
  • Past & Present (2021)
  • Hespéris-Tamuda (2021)
  • History of European Ideas (2022)
  • Stereotypes and stereotyping in early modern England (2022)

国際学会報告

  • 15th Conference of the International Society for Utilitarian Studies, ‘Utility, Progress, and Technology’(ドイツ・カールスルーエ、2018年7月24~26日)
  • Southern Political Science Association(アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズ、2018年1月|テキサス州オースティン、2019年1月)
  • Midwest Political Science Association(アメリカ・イリノイ州シカゴ、2018年4月|2019年4月)
  • Northeast Workshop in Japanese Politics(アメリカ・ニューハンプシャー州ハノーバー、2019年8月)ポスター発表
  • KCL World History Student Conference(イギリス・ロンドン、2018年5月)
  • Association for Asian Studies(インド・ニューデリー、2018年7月)
  • British Association for Japanese Studies(イギリス・シェフィールド、2018年9月)
  • International Conventions of Asian Scholars 11回大会(オランダ・ライデン、2019年7月)
  • Society for Reformation Studies 27th Annual Conference(イギリス・ケンブリッジ、2020年3月31日~4月2日)
  • Scientiae 9th Annual Conference (オランダ・アムステルダム、2020年6月2日~6日)
  • Engaging margins: Framing imagery as embodiment of cognitive processes(ベルギー・ブリュッセル、2020年10月8日~9日)

留学プログラム等

  • Doctoral Scholarship on the Qur’an in European Culture (funded by European Research Council)

まずは気軽に参加!

参加ご希望の方は、初回開催日の前日9月13日(水)までにこちらのフォームから参加登録をお願いいたします。オンライン参加希望の方には、当日担当者から折り返しZoomのリンクをお送りいたします。ハイブリッド開催ですので、東京近辺にお住まいの方のみならず、遠方・海外にいらっしゃる方もぜひお気軽にご参加ください。

関心はあるけれども予定があわず今回のミーティングに参加できない方は、次回以降の参加でもOKです! その際もぜひ参加登録をお願いいたします(備考欄に次回以降参加の旨明記ください)。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。