歴史家ワークショップでは、5月29日(金)19:00(日本時間)より、歴史学分野の若手研究者を対象とした英語論文執筆オンライン・セミナーを開催いたします。
本セミナーでは、スピーカーに香港大学の Karin Chau さんをお招きし、論文本体の執筆術についてお話しいただきます。また、キャリア初期の英語論文や共著において、どのような「壁」に直面し、それをどのように乗り越えていったのか、といったより経験に即した話も引き出せるような場にする予定です。ファシリテーションは照井敬生(キングス・カレッジ・ロンドン/博士課程)と森江建斗(京都大学/修士課程)が担当します。
さらに、今後同種の企画を「Front Runner Series: 若手研究者論文執筆セミナーシリーズ(案)」と題して、シリーズ化することも計画しています。このセミナーシリーズでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文執筆の基礎から、異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。
隔週開催の英文校閲ワークショップと合わせて、もしくは、本セミナー単独でも、ご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。
開催概要
対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
使用言語|英語
日時|5月29日(金)19:00-20:30(日本時間)
スピーカー・プロフィール|
Karin Ling-Fung Chau
Kings College London 博士課程。前職は香港大学非常勤講師および台湾中央研究所客員研究員。著書に Tradition and Transformation in a Chinese Family Business (Routledge 2020、Heung Wah Wong との共著)。The Journal of Comparative Asian Development より単著論文あり。研究関心は、中華圏の文化政策や中国における起業。
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