第二期初回英文校閲ワークショップにご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。第2回の詳細が確定しましたのでご連絡致します。
- 日時:10月24日(木曜)10:30~12:30
- 場所:東京大学本郷キャンパス経済学研究科棟12階第1共同研究室
- 当日までの課題:1. 教科書Style第3章Actionsを読んでおく(復習)/2. 任意の論文のアブストラクトの一つないし複数のセンテンスを、動詞を名詞化nominalizationするなどして改悪し、わざとわかりにくい文章にする/3. 教科書Style第4章Charactersを読んでおく(予習)
- 当日の演習内容:1. 事前に作ってきた改悪アブストラクトを隣の人と交換し、相手の改悪アブストラクトをわかりやすく書き直し議論/2. 教科書Style第4章Charactersを議論しエクササイズを解く
参加される皆さまには、当日までに上記の課題をこなしてきて頂きたいと思います。課題の2に関して補足ですが、皆さまにはお好きな論文を自分で選んでおいて頂き、そのアブストラクトの文章を、初回で勉強した動詞の名詞化nominalizationなどの方法を使って「改悪」してきて頂きたいと思います。ワークショップ当日には、もともとの論文のアブストラクト部分と、自分で作った改悪アブストラクトの双方をプリントアウトしてご持参頂きたいと思います。ワークショップで隣に座った人と改悪アブストラクトを交換し、相手の改悪アブストラクトをわかりやすく書き直してもう一度相手に返し、もともとのアブストラクトと比べるなどして議論をしたいと考えているからです。
飛び入り参加、オンライン参加も可能です。予習・復習のための教科書の抜粋部分や、当日のオンライン参加時にアクセスして頂くサイトのURL等は、今後は英文校閲ワークショップのSlack上 (その中の第二期英文校閲ワークショップのチャンネル) で共有していきたいと思います。まだ第二期英文校閲ワークショップのSlackにご参加頂けていない方は、お手数ですが安平(genji.yasuhira[a]u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。
ちなみに、初回にお配りした、エクササイズが所収されているバージョンのStyleは5th ed.で、副題がTen Lessons in Clarity and Graceになっています。ISBNは0-673-98243-2です。版毎にエクササイズの有無等が異なっているようですのでご注意ください。なお、Slack上で共有する版は11th ed.で、エクササイズは収録されていますが、そのナンバリングは5th ed.と異なっているということを予めご了承ください。
初回の際に参加者の皆さまからお聞きした、今後やってみたいワークショップの活動は以下の通りです。
- 英語論文の構成と文体の双方を学んでいきたい(両者は絡み合っているもの)
- 口頭報告・プレゼンの方法や練習
- 口頭報告時のQ&Aの練習
- 英語論文や口頭報告原稿のドラフト校閲
- 史料引用等を行う際のパラフレーズの技法習得
参加される皆さまのご要望に合わせて、ワークショップの内容は適宜調整していきたいと考えておりますので、是非ともご意見をお寄せください。
何かご不明なことがおありの場合も、安平に遠慮なくご連絡ください。よろしくお願い致します。
安平