***会場が小島ホール2階第三セミナー室から、1階の第一セミナー室へと変更になりました。***
「あなたの研究、なにが面白いの?」
…研究者なら1度は問われるこの問いに、あなたはどう答えますか。
近年、大学が生み出す知、とくに人文学の知が軽視されるなかで、研究者による社会へのアウトリーチの重要性が叫ばれています。しかし、自力で情報発信しようと思っても「何をすればいいか分からない」という人が大半ではないでしょうか。また、アウトリーチという活動自体が現行システムにおいてキャリアパスとして適切に位置づけられていないという問題もあります。
本イベントでは、多様なメディアを使って活発な情報発信を繰り広げる2人の若手研究者と、高度な学術的な知をアカデミアの外へ仕掛ける編集者1人に、自己満足ではないバズる(?)アウトリーチの方法をお聞かせいただきます。そして、それらのお話をふまえ、アウトリーチの今日的な意義についても考えたいと思います。
さぁ、あなたもバズる(?)研究者になって、学問の裾野を開拓していきましょう。
【日時・場所】
2019年7月22日(月)17時半~(開場)
東京大学本郷キャンパス 小島ホール第3セミナー室 1階第1セミナー室
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_03_j.html
※講演会後、相談会兼懇親会を引き続き同じ教室で開催します。参加費は500円です。終了時刻は21時を予定しており、いつ抜けていただいてもかまいません。
※要事前申込:申込フォームはこちら
(申込締切:7月15日) 定員に達したため、登録は締め切りました。たくさんのご登録ありがとうございました!(7/9追記)
【登壇者】
北村紗衣(武蔵大学):シェイクスピア・舞台芸術史
・TwitterからWikipedia、フェミニズム批評まで広く活躍
・近著『お砂糖とスパイスと爆発的ななにか』(書肆侃侃房)
古川萌(東洋大学):イタリア・ルネサンス美術史
・「壺屋めり」名義で展示会のフォローアップ講演会を開催
・イラスト入り書籍『ルネサンスの世渡り術』(芸術新聞社)も上梓
丸尾宗一郎(講談社):「現代ビジネス」編集
・人文社会科学者たちのオピニオンを広く世に発信する講談社の必殺仕掛け人
・お仕事の一覧はブログ「natsumekinakoの日記」を参照