2019年7月8日 史料読解ワークショップ~裁判記録とラブレター~開催のお知らせ【満員御礼】

一次史料を読む際にどのようなことに気を付ければいいのか。そして、どのようなことを読み取ることができるのか、できないのか——。

今回のHistorians’ Workshopでは、二人の歴史家をお呼びして、戦前日本の裁判記録と、第二次世界大戦中に書かれたラブレターをみなさんと一緒に読み解きます。

◇歴史家プロフィール
◆藤野裕子 
 東京女子大学 准教授。(日本近現代史:民衆史、ジェンダー史研究)

◆小野寺拓也
 東京外国語大学 特任講師。(ドイツ近現代史:日常史、ナチズム研究)

◆日時:2019年7月8日(月)18:30開場、19:00開始~21:30終了
◆会場:東京大学本郷キャンパス小島ホール2階 第3セミナー室
◆事前登録締め切り:6月28日
◆参加無料

◇タイムテーブル *〔〕:担当者
19:00 趣旨説明
19:10 基調対談〔藤野×小野寺〕
19:30 ワークショップ①〔藤野〕
20:15 休憩
20:25 ワークショップ②〔小野寺〕
21:10 まとめのディスカッション
21:30 終了

◇開催趣旨
歴史学研究において避けては通れない、いや醍醐味でもあるといえる一次史料の読解と史料批判。
しかし、歴史学を学ぶ学生にとっては、史料読解や批判に関する学びや訓練の場は必ずしも十分とは言えず、特に専門分野を横断しての、史料へのアプローチ方法の共有や議論の機会はこれまで少なかったのではないでしょうか。
そこで今回のワークショップでは、史料読解について、日本史およびドイツ史をご専門とされる二人の歴史家からお話を伺い、参加者のみなさんと議論することで、専門性を掘り下げるだけでなく領域横断的にも知見を得られる場としたいと考えています。さらに、参加者のみなさんと、実際に史料の読解、解釈にも取り組んでいきます。

◇登録方法
参加人数に限りがありますので、グーグルフォームにてお早めにお申し込みください。(6月28日締め切り) 【満員御礼】6/22(土)現在、定員に達しましたので、一旦締め切らさせていただきます。たくさんのご登録ありがとうございました。 もし追加募集があれば、再度ご案内いたします。

◇事前課題
参加者にはメールにて事前課題のご案内をいたします。課題内容は以下の2つを予定しています。
・ラブレターの史料(日本語翻訳)を読み、問いについて考える。
・裁判記録に関する事件の概要をつかむ。

◇会場地図 東京大学本郷キャンパス 本郷三丁目駅から徒歩約10分

企画・連絡先:中山恵(東京女子大学 歴史文化分野)
nagatzki0905[at]gmail.com