※※ 会場が小島ホール2階のコンファレンスルームに変更になりました ※※
現在、上野の国立西洋美術館では、「ミケランジェロと理想の身体」展(2018年9月24日まで)が開催されています。丸彫りのミケランジェロ作品を二つも展示しているのに加え、15~16世紀のイタリア美術において、古代文化がどのように受け入れられていたのかがうかがわれる、贅沢な展覧会です。
もちろん、展覧会だけ見ても楽しめることは請け合いなのですが、当時の文化的・社会的背景を知っておくと、展示されている作品一つ一つをより深く楽しむことができるのではないかと思います。
こうした思いから、このたびイタリア・ルネサンス美術を取り上げた講演会を開催するはこびとなりました。今回は、企画者である壺屋めり(東京藝術大学)に加え、ダンテ研究者の原基晶さん(東海大学)を話し手に迎え、ルネサンス期のイタリアを多角的に読み解きます。
この企画を通して、歴史研究者がどのようにルネサンス文化を捉えているかを、研究者のみならず一般の方々とも広く共有し、二者の橋渡しをするのが目標です。また、研究者側としても、一般の方が歴史に対してどのような関心を持っているのか、確認する場となるでしょう。
日時・場所
2018年8月18日(土)14:00~17:30
東京大学本郷キャンパス 小島ホール1F第1会議室
→2Fのコンファレンスルームに変更になりました
参加費
無料
話し手プロフィール
- 原基晶
東海大学講師。専門分野はイタリア文学、ルネサンス文化・歴史。2014年にダンテ『神曲』全訳と解説を上梓(講談社学術文庫)したほか、漫画『チェーザレ 破壊の創造者』(講談社)の監修も務める。
- 壺屋めり
東京藝術大学/日本学術振興会特別研究員。専門分野はイタリア・ルネサンス美術史。2018年に『ルネサンスの世渡り術』(芸術新聞社)を上梓。
展覧会単体でも楽しいけれども、講演を聞いた後にはまたフレッシュな気持ちで見ることができるよう、一味ちがった展覧会の楽しみ方がご紹介できたらと思います。どなたでもぜひ奮ってご参加ください。
配布資料等の準備のため、事前参加登録にご協力お願いいたします。
参加登録はこちらから。→ https://goo.gl/forms/UlPNjy7GqTXA59f42
※定員は90名です。(8月3日追記)
⇒定員に達しました。たくさんのご応募ありがとうございました!(8月7日追記)