PoETSセミナーは、慶應義塾大学での西洋史学会年度学会の開催にあわせて下記のワークショップを共催いたします。奮ってご参加ください。
若手歴史家ワークショップ
How to get published〜博論から英語モノグラフへ〜
日時:2016年5月22日(日)17:30-20:00 (終了時刻は予定・途中退席可)
会場:慶應義塾大学三田キャンパス大学院棟348教室(4階)
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html#prg2 【大学院棟は地図の8番】
スピーカー:山口みどり(近代イギリス女性史;大東文化大学)
真保晶子 (近代イギリス文化史・デザイン史;芝浦工業大学)
趣旨:近年、博士号の学位を取得した若手歴史研究者の多くが、英語で研究論文を書き、モノグラフを出版することを目標にし始めています。しかし、
博士論文をどのようにすれば研究論文、さらにはモノグラフまで発展させられるのかのノウハウは、それほど研究者の間で共有されていないように思われます。そこで今回、ごく最近イギリスでモノグラフを出版された、山口みどり先生と真保晶子先生のお二方をお招きし、博士論文に取り組み始めてから英語モノグラフの出版に辿りつくまで、どのような過程を経られたのかをお話しいただく機会を設けることにしました。こうしたオープンな機会を実験的に設けることで、英語でのアウトプットの敷居が少しでも下がれば、「グローバル化」への対応が求められている歴史学界隈にとっても有益なのではないかと考えております。両先生ともイギリスで学位を取られていますが、どこで学位を取得したかに関係なく、英語での出版に興味がある方々と情報交換し、活発に議論できたらと考えております。是非とも、大学院生も含め、若手・中堅の歴史研究者を中心に多くの方に参加していただけることを期待しております。
*山口・真保両先生のモノグラフについては以下のHPをご覧ください。
http://www.palgrave.com/us/book/9780230354074#aboutBook
https://www.routledge.com/products/isbn/978075466928
懇親会:
ワークショップ後19時頃より、ささやかながら懇親会を企画しております(参加費として500円いただく予定です)。ワークショップよりもさらに肩肘張らないフランクな雰囲気で、いろいろと意見交換しつつネットワーキングができればと考えております。
主催:中世後期イングランドの聖体拝領にかんする説教史料の研究プロジェクト(慶應義塾大学)/ ポリティカル・エコノミー研究会(PoETS)
企画者(連絡先):
山本浩司 koji4649 [at] gmail.com
春日あゆか ayukakasuga [at] gmail.com
正木慶介 keisukemasaki [at] gmail.com
赤江雄一 y.akae [at] flet.keio.ac.jp