歴史家ワークショップで主催しているイベントやプログラムに参加した方や、歴史家ワークショップでのイベントの運営に携わった経験をもつ方に、その経験やその後のインパクトについてうかがいました。
リサーチ・ショウケースでスキルアップ
リサーチ・ショウケースは、外国語(特に英語)でおこなう若手歴史研究者向けミニ研究会です。自分の研究を外国語で簡潔に発表してもらうことで、国際的な研究活動をうながしています。リサーチ・ショウケースを通じて培ったスキルを、その後の研究活動でどのように役立てることができたか、過去の発表者の方にお教えいただきました!
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報告原稿への丁寧なフィードバックやスライドへのアドバイスをいただき、自信を持って当日の報告に臨むことができました。
稲垣健太郎さん(東京大学/コペンハーゲン大学)のお話
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修士課程に入る前に発表を行ったことは、その後の院生生活において英語で発表するチャンスを有効に活用する上で大きな助けになりました。
矢島ショーンさん(東京大学)のお話
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私は 2017年3月の第4回リサーチ・ショウケースに参加しましたが、そこでの経験は、留学前後ともに私の糧になっています。
杉山ゆきさん(ヨーク大学)のお話
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リサーチ・ショウケースは英語での国際学会発表や論文投稿に向けて実践的な経験を積むことができる場です。
阿部純さん(東北大学/ハワイ大学)のお話
運営に参加してみて
歴史家ワークショップでは、多くの院生・若手研究者が企画運営者として活躍しています! 運営に携わった皆さんのコメントをご紹介します。
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歴史家ワークショップでの活動を通して、さまざまな立場の研究者と知り合い、人的ネットワークが広がりました。メンバー間の情報交換を通して、自分では考えつかないような斬新なアイデアに触れることができ、所属機関の研究者コミュニティとは異なる新しい「居場所」を作ることができました。
運営企画:Coffee Time Series、若手執行部

歴史家ワークショップではサポートチームがちゃんと整っていて、企画運営者として自分が担当したい部分に注力できる環境になっています。運営のプロセスも楽しく、開催日には様々なバックグラウンドの参加者がみえて、とてもやりがいがあります。学問で欠かせないイベント主催の経験値獲得に専念でき、学者としてもスキルアップできます。
運営企画:歴史地図を描く、配信時代のアウトリーチ

何度か歴史家ワークショップの企画に参加する中で、社会的意義が大きく、内容もすばらしいものだと思いました。現状では研究者としての道を既に歩んでいる人を対象とするイベントが多かったので、研究者としての道を歩みたい人、他の道で歴史に関わる人などを対象としたイベントがもっとあればいいのに、と思うようになり、それならば自分で企画しようと参加を決めました。素晴らしい理念と社会的意義があるのだからより幅広い層に届いてほしいです。
運営企画:Coffee Time Series、若手執行部

海外から帰ってきてから国内の学問ネットワークに知り合いが全くいないまま参加したので、最初は不安でしたが、フラットな組織文化が自分にとても合い、全国の大学で活躍している様々な分野の史学研究者と知り合うことができました。コロナでリモートワークが続く中、他の研究者との繋がりを維持できるのはすばらしいことだと思います。
運営:リサーチ・ショウケース、特任研究員
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研究が行き詰まって辛かった博士課程在籍中の一時期、リサーチ・ショウケースや英文校閲ワークショップに参加し、専門も所属も様々な若手研究者間の活き活きとした交流に、精神的にとても助けられました。今はその時の恩返しを少しでもしたく、活動全体をサポートする側に回っていますが、創意とエネルギーのあふれる企画が次々生まれる場に立ち会い、刺激を受けつつ活動の意義を実感しています。
運営:執行部
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