2020-12-10 Roundtable: Historiography on (Early) Modern Religions

当初3月に予定していたRoundtable: Historiography on (Early) Modern Religionsを、12月10日10-13時(日本時間)にオンラインで開催します。無料でどなたでもご参加頂けますが、事前登録は必須となっております。登録サイト:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYpcuGorDMrHdCTt3GAIT6msyfUpNxVLE_5

Abstract:
The Protestant Reformation and the Counter-/Catholic Reformation began in early modern Europe, and then reached Asia and the Americas. The “Reformations” of Christianity not only spread globally in the early modern era, but also affected and even shaped modern historiography as an academic discipline in the West as well as Japan. This roundtable will discuss and historicise historiographies on religions, especially Christianity and Buddhism, in early modern and modern Europe, Japan, and North America. By so doing, it attempts to go beyond the barriers between sub-disciplines of Western history, Japanese history, history of Christianity, and history of Buddhism and to seek the current frontier of the history of early modern and modern religions.

概要:
プロテスタント宗教改革や対抗・カトリック宗教改革は、近世ヨーロッパに始まり、アジアや新大陸にまで波及しました。それら複数形の“Reformations”は同時代的にグローバルに拡散したというだけではなく、西洋のみならず日本においても後の近代歴史学の形成に多大な影響を与えました。本ラウンドテーブルでは、近世・近代の宗教を扱う歴史研究において第一線でご活躍なさっている三名の方々にご登壇頂き、ご自身の研究を史学史の中に位置づけて頂きます。そうすることで、西洋史・日本史、キリスト教史・仏教史といった専門の垣根を越えて、近世・近代の宗教を扱う歴史学の営みを歴史的に把握し、2020年現在におけるその最前線を探っていきたいと考えています。

  • Free / Registration Required
  • Time: 10:00-13:00 JST, 10th December 2020 / 19:00-22:00 CST, 9th December 2020
  • Venue: Zoom (registration link: https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYpcuGorDMrHdCTt3GAIT6msyfUpNxVLE_5)
  • Language: English
  • Speakers: Peter Lake (Vanderbilt Univ.; History of Post-Reformation England), Tomoe Moriya (Hannan Univ.; History of Buddhism in Modern Japan and the United States), Seiji Hoshino (Kokugakuin Univ.; History of Religions in Modern Japan)
  • Chair: Hiroki Kikuchi (Univ. of Tokyo; History of Buddhism in Medieval Japan)
  • Organiser: Genji Yasuhira (JSPS / Musashi Univ. / Utrecht Univ.; History of Christianity in the Early Modern Netherlands)

Speakers’ Info
Peter Lake: https://as.vanderbilt.edu/history/bio/peter-lake
Tomoe Moriya:https://researchmap.jp/read0075458?lang=en
Seiji Hoshino: https://researchmap.jp/Hoshino_Seiji?lang=en
Hiroki Kikuchi: https://researchmap.jp/read0184866?lang=en
Genji Yasuhira: https://jsps.academia.edu/GenjiYasuhira

宗教史研究の第一線でご活躍なさっている三名が一同に介する本ラウンドテーブルは、近世・近代の宗教史研究の過去・現在・未来を分野横断的に議論するためのまたとない貴重な機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

文責:安平弦司

Tokyo Digital History シンポジウムの概要情報

【プログラム】
13:00- 開会・趣旨説明
13:15- 基調セッション
13:15- 岡崎敦「デジタル時代の文書学とアーカイブズ学:変容のなかにある史料研究と情報管理」’Diplomatics and Archival Studies in the Digital Age: historical materials and information management in the process of transformation’(九州大学 大学院人文科学研究院 歴史学部門 西洋史学講座/大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻 教授)
13:45- 質疑応答
14:00- 藤川隆男「自然言語処理による新聞データの分析を通じた19-20世紀オーストラリアの公開集会と世論形成の構造の解明」(大阪大学 大学院文学研究科 教授)
14:30- 質疑応答
14:45- 休憩
15:00- 研究発表セッション
15:10- 佐治奈通子・中村覚「歴史学と情報学のより良い協働を目指して:オープンなDH支援ツールを用いたオスマン・トルコ語文書群のデータ整理の一事例」(東京大学大学院 人文社会系研究科 アジア文化研究専攻(アジア史) 博士課程・東京大学情報基盤センター助教)
15:30- 質疑・コメント
コメンテーター:小風綾乃(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 比較社会文化学専攻 博士後期課程)
15:40- 田野崎アンドレーア嵐「証書研究におけるTEIマークアップの活用――イングランド王妃アリエノール・ダキテーヌの宮廷随行員の分析を事例に」(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程)
16:00- 質疑・コメント
コメンテーター:内川勇太(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程
16:10- 濱野未来「中・近世地震史料と計量テキスト分析:分析手法と視角提供ツール」(立命館大学大学院 文学研究科 日本史学専修 博士後期課程)
16:30- 質疑・コメント
コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)
16:40- 大邑潤三「歴史災害研究におけるGIS活用の試み」(東京大学地震研究所 特任研究員)
17:00- 質疑・コメント
コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)
17:10- 全体討論
17:30 閉会

ご質問・コメントは、Sli.doにて受け付けております(匿名可)。
以下のリンクからevent codeとして#todh2020をご入力ください。
https://www.sli.do/

ご視聴のみなさまには、以下のリンクより参加者アンケートにご協力よろしくお願い申し上げます。
https://forms.gle/vkFwsVQHRNng59Um6

動画と並行して、Twitterでも実況中継しております。#ToDH2020


Tokyo Digital Historyは、歴史家ワークショップの一部として、
2018年より大学院生を中心に活動を始めた研究グループです。
歴史家・アーキビスト・エンジニアの協働により、歴史学にデジタル技術を取り入れていく方法論を模索することを目的としています。
これまでの業績につきましては、以下のリンクからご覧いただけます。
https://historiansworkshop.org/2018/07/09/tokyo-digital-history-業績一覧/

本シンポジウムは、上記の活動のなかで培ったDigital Historyの実践例を、みなさまにお伝えするために企画した第2回シンポジウムです。
第1回シンポジウムでは、歴史学に役立つデジタル技術を中心にご紹介しました。開催報告は以下のリンクで公開しております。
http://hdl.handle.net/2261/00074493

Digital Historyに関心がおありの方は、文学通信より刊行されております『歴史情報学の教科書』がおすすめです。
国立歴史民俗博物館監修 後藤真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書 歴史のデータが世界をひらく』文学通信、2019年。
こちらの書籍は、全文がWebにて無料公開されておりますが、お手元にあると便利なハンドブックでもありますので、
ご購入をご検討くださいますと幸いでございます。
https://bungaku-report.com/metaresource.html

第2回にあたる本シンポジウムに出てくるデジタル技術の解説につきましては、
上述の『歴史情報学の教科書』の用語集をご覧いただけますと幸いです。
https://bungaku-report.com/blog/2019/03/post-471.html

Peter Lake教授招聘見送り(2月28日・3月10日)

2月28日と3月10日のPeter Lake教授招聘イベントに関して、新型肺炎流行の現状を踏まえた、本会の対応についてご報告致します。

アメリカ疾病管理予防センター (Centers for Disease Control and Prevention:CDC) は2月22日に、アメリカ在住者に向け、日本への渡航に関するAlert – Level 2, Sustained Community Transmission—Special Precautions for High-Risk Travelersを発表しました (https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/alert/coronavirus-japan?fbclid=IwAR3H2dmn8nCZNg4Cb0no3nrLKc13SpYQ-JITcSG3YJ33CX5jCQvDSTx502A)。これは3段階ある渡航リスク指標のうちの2つ目にあたります(平時はLevel 0)。これを受け、イベント主催者である本会は、アメリカにお住まいのLake教授をこの時期の日本にお呼びするのは避けるべきだと判断致しました。残念ながらLake教授には今回の渡航をキャンセルをして頂くことになりましたが、また別の機会に来日して頂く方向で調整を進めております

2月28日のColloquiumに関しては、会場での衛生対策を十分に行った上で、Lake教授を除く日本側の登壇者・参加者の有志での開催を予定しております。ただし、当日までの状況の変化に応じて、開催中止も含めて柔軟な対応をとっていく所存でございます。現時点で参加を希望されている方のうち、まだご連絡頂いていない方は、安平(genji.yasuhira[a]u.musashi.ac.jp)までご一報頂ければ幸いです。

https://historiansworkshop.org/2020/01/31/lake1-02-28/

3月10日のRoundtableに関しては、Lake教授を除く日本側の登壇者・参加者のみで開催するか否か、3月3日までには最終決定する予定でおります。続報をお待ち頂ければ幸いです。

https://historiansworkshop.org/2020/02/06/lake2-03-10/

Tokyo Digital History シンポジウムのオンライン配信ご視聴のおすすめ

2020年2月23日(日)の2020 Spring Tokyo Digital History Symposium開催にあたってのご対応について補足いたします。

みなさまご承知のように、新型肺炎の影響により、各所でイベント開催が延期になるなどの現状になっておりますが、これを受けて我々としても以下のように対応したいと考えております。

今回、おかげさまで40~50名の方々から事前申し込みをいただきましたが、このまま開催いたしますと、大人数でのイベントとなるため、感染予防の観点から、YouTubeで講演・発表の様子をライブ配信したいと考えております。これにより、会場にお越しいただかなくとも、シンポジウムでの発表の様子をご覧いただけるようにしたいと考えております。

下記のUTDH(東京大学人文情報学部門)のYouTubeチャンネルにて、当日のライブ配信を予定しております。チャンネル登録をしていただくと、リマインダー通知がくるなどして動画が見やすくなりますので、よろしければご検討ください。
https://www.youtube.com/channel/UC-LwTQvNdrNO-f4HinoPuAA

なお、遠方からお越しいただく予定の方など、すでにご来場の予定を組まれた方もいらっしゃると思いますので、会場での衛生対策はできる限り取るつもりでおります。

当日ご来場される場合には、次のことを徹底してくださいますようお願いいたします。

  • 発熱がある場合や、ひどい鼻水・咳などの体調不良を感じられた場合には、参加をお控えいただきますようお願いします。
  • 会場の入口に設置する予定のアルコール消毒液をお使いください。
  • 咳エチケットや頻繁な手洗いなどを実施してください。

シンポジウム終了後の懇親会も開催する予定はございません。

主催団体として、心苦しい判断ではございますが、基本的にWeb配信をご覧いただくようご検討くださいましたら幸いに存じます。何とぞご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

感染予防の対策を講じながら、しかしシンポジウムの様子をみなさんにひろくお伝えできるようにしたいと考えておりますので、YouTube配信のご視聴を積極的にご検討いただけましたら誠に幸いでございます。


Tokyo Digital History一同および
代表 小風尚樹

【3月10日 Peter Lake教授招聘イベント②】Roundtable: Historiography on (Early) Modern Religions

《3月2日update》残念ながらRoundtableの開催を延期させて頂く決定を下しました。今のところ、Lake教授には、今年12月半ば頃に改めて来日日程を調整して頂いております。今回予定しておりましたRoundtableはLake教授の来日時に改めて開催させて頂きたく存じます。

《2月23日update》新型肺炎流行の現状を鑑み、残念ながらPeter Lake教授の招聘は見送ることになりました。本Roundtableに関しては、Lake教授を除く日本側の登壇者・参加者のみで開催するか否か、3月3日までには最終決定する予定でおります。続報をお待ち頂ければ幸いです。

Peter Lake教授招聘イベントの2つ目はRoundtable: Historiography on (Early) Modern Religionsです。
(1つ目に関しては以下をご参照ください:https://historiansworkshop.org/2020/01/31/lake1-02-28/)

  • 日時:3月10日(火曜)14:00~18:30
  • 会場:東京大学本郷キャンパス 小島ホール1階 第2セミナー室
  • 使用言語:英語
  • 登壇者:Peter Lake教授 (近世イギリス政治宗教史 / Vanderbilt Univ.), 小俣ラポー日登美先生 (近世ヨーロッパにおけるアジア像 / 日本学術振興会・上智大学), 福島栄寿教授 (近代日本仏教史 / 大谷大学), 守屋友江教授 (近代日米仏教史 / 阪南大学)
  • 話題提供者:安平弦司 (近世オランダ宗教社会史 / 日本学術振興会・武蔵大学), 菊地大樹准教授 (中世日本仏教史 / 東京大学)
  • 司会:菊地大樹准教授 (中世日本仏教史 / 東京大学)
  • 参加:無料・事前登録無し

概要:
プロテスタント宗教改革や対抗・カトリック宗教改革は、近世ヨーロッパに始まり、アジアや新大陸にまで波及しました。それら複数形の“Reformations”は同時代的にグローバルに拡散したというだけではなく、西洋のみならず日本においても後の近代歴史学の形成に多大な影響を与えました。特に20世紀後半以降、他の歴史学分野と同様に宗教史研究においても、方法論や分析視角は大きく刷新されていきました。例えば、世俗化・信仰私事化・寛容の興隆・脱魔術化等の近代化論は、宗教と国家・社会・人びとの関係性が近世・近代で大きく変化したことを論じていますが、今日の学界では大きな修正を余儀なくされています。本ラウンドテーブルでは、近世・近代の宗教を扱う歴史研究において第一線でご活躍なさっている四名の方々にご登壇頂き、ご自身の研究を史学史の中に位置づけて頂きます。そうすることで、日本史・西洋史、仏教史・キリスト教史といった専門の垣根を越えて、近世・近代の宗教を扱う歴史学の営みを歴史的に把握し、2020年現在におけるその最前線を探っていきたいと考えています

プログラム:
14:00–14:20 開会の辞 … 安平弦司 (近世オランダ宗教社会史 / 日本学術振興会・武蔵大学), 菊地大樹 (中世日本仏教史 / 東京大学)
14:20–15:35 セッション1 … Peter Lake (近世イギリス政治宗教史 / Vanderbilt University), 小俣ラポー日登美 (近世ヨーロッパにおけるアジア像 / 日本学術振興会・上智大学)
15:50–17:05 セッション2 … 福島栄寿 (近代日本仏教史 / 大谷大学), 守屋友江 (近代日米仏教史 / 阪南大学)
17:15–18:30 全体討論

登壇者・話題提供者のご紹介:
Peter Lake教授:https://as.vanderbilt.edu/history/bio/peter-lake
小俣ラポー日登美先生:https://researchmap.jp/HitomiOmataRappo
福島栄寿教授:https://researchmap.jp/625523gaogao
守屋友江教授:https://researchmap.jp/read0075458
菊地大樹准教授:https://researchmap.jp/read0184866
安平弦司:https://researchmap.jp/genjiyasuhira

宗教史研究の第一線でご活躍なさっている四名が一同に介する本ラウンドテーブルは、近世・近代の宗教史研究の過去・現在・未来を分野横断的に議論するためのまたとない貴重な機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

文責:安平

【2月28日 Peter Lake教授招聘イベント①】Colloquium on Medieval and Early Modern Religious History

《2月23日update》新型肺炎流行の現状を鑑み、残念ながらPeter Lake教授の招聘は見送ることになりました本Colloquiumに関しては、会場での衛生対策を十分に行った上で、Lake教授を除く日本側の登壇者・参加者の有志での開催を予定しております。ただし、当日までの状況の変化に応じて、開催中止も含めて柔軟な対応をとっていく所存でございます。

《2月21日update》会場を東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室に変更しました。

この度、大変喜ばしいことに、歴史家WSでPeter Lake教授 (Vanderbilt Univ.) を招聘することになりました。Lake教授招聘イベントの1つ目はColloquium on Medieval and Early Modern Religious Historyです。大変豪華なことに、Lake教授に加え、ヒロ・ヒライ先生 (Radboud Univ.) にもゲストコメンテーターになって頂きます。
(Lake教授にご登壇頂く2つ目のイベントに関しては以下をご参照ください:https://historiansworkshop.org/2020/02/06/lake2-03-10/)

  • 日時:2月28日(金曜)14:00~18:00
  • 会場東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室
  • 使用言語:英語
  • ゲストコメンテーター:Peter Lake教授 (Vanderbilt Univ.) / ヒロ・ヒライ先生 (Radboud Univ.)
  • 参加:無料、ただし事前登録推奨

プログラム:
(1) 14:00–15:10 黄霄龍 (東京大学), ‘The “Head-Branch” Temple Relationship in the Late Medieval Japan’
(2) 15:25–16:35 安平弦司 (日本学術振興会 / 武蔵大学), ‘Catholic Survival through Spatial Practices in Seventeenth-Century Utrecht’
(3) 16:50–18:00 稲垣健太郎 (東京大学), ‘Justifying the Use of Arabic for Bible Exegesis: Albert Schultens and the Rise of “Empirical” Biblical Philology in the Eighteenth-Century Dutch Republic’

ゲストコメンテーターのPeter Lake教授は近世ブリテン政治史・宗教史の世界的権威であり(https://as.vanderbilt.edu/history/bio/peter-lake) 、ヒロ・ヒライ先生は近世インテレクチュアルヒストリーの牽引者であります (https://researchmap.jp/hirohirai/?lang=japanese)。学界の最前線でご活躍中のお二人が同時に登壇されるこのようなイベントは滅多に開催し得ない大変貴重な機会です。どうぞ奮ってご参加ください。

参加を希望される方は、できれば事前に安平弦司(genji.yasuhira[a]u.musashi.ac.jp)までご連絡頂ければ幸いです。当日は議論の時間を多くとりたいため、事前に3本の英語原稿を参加希望者に配布し、参加者全員が原稿を読んでいることを前提として会を進めていきたいと考えるからです。公表前の原稿ですので、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。本Colloquium参加者以外に原稿をお見せすることはどうぞお控えください。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

文責:安平

【開催案内:2月23日】2020 Spring Tokyo Digital History Symposium 開催のお知らせ

※新型肺炎の感染予防対策についてはこちら

|開催主旨

近年、人工知能や情報通信技術の発展に伴い、欧米の学界ではすでにこのような技術を歴史研究に導入しようとする学会や研究プロジェクト、教育センターが続々と設立され、従来とは比較にならないほど大量で長期間を扱うような膨大なデータを活用した新しい研究の萌芽が見られています。

一方、日本では、歴史研究にデジタル技術を導入することの利活用可能性や留意点を議論する場がほとんど存在せず、実践的で建設的な議論が進む土壌が充分に形成されているとは言い難いのが現状です。

このような問題意識に基づき、われわれTokyo Digital Historyは、2018年の4月に第1回シンポジウムを開催しました(開催報告はこちらからご覧いただけます)。おかげさまで同シンポジウムには90人以上の参加者のみなさまにお越しいただき、当日の様子が新聞で紹介されるなどしました(2018年5月19日付け日本経済新聞)。

第2回となる本シンポジウムは、国内各地で見られてきたデジタル・ヒストリーの研究事例をいくつか集め、現状の可能性や課題を共有するとともに、若手研究者の成果発信をサポートすることを通じて、デジタル・ヒストリーの批判的実践者のすそ野を広げることを主な目的とします。具体的な議題として、歴史研究とアーカイブズ学・構造化テキスト・計量テキスト分析・GISとの連携や、大学院生への教育を検討する予定です。

なお、今回のシンポジウムは、「2019年度東京大学経済学研究科 「経済史、経営史、および歴史研究国際化のための基盤形成プロジェクト」 歴史家ワークショップの活動内容に即した企画案の公募」事業の資金援助をいただきました。ここに記して謝意を表します。

みなさまのご参加、心よりお待ち申し上げております。

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【開催案内:2月22日】国際ワークショップ:「前近代エジプトおよび周辺地域の環境と経済」 Workshop: Environment and Economy in Premodern Egypt and Beyond

ローマ時代のエジプト・ナイルデルタの社会経済史を専門とするキャサリン・ブルーアン氏(トロント大学)の講演と日本人研究者による研究報告からなる研究集会を開催します。ご関心のある方はご参加いただければ幸いです。

日時:2020年2月22日(土曜日)14:00-18:00
会場:東京外国語大学本郷サテライトキャンパス7階会議室;http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/
使用言語:英語
参加:無料・事前登録無し。ただし参加予定の方は事前に連絡をいただけると助かります。

Feb 22nd Sat 14:00-18:00 (the room reserved 13:30-18:30)
7th Floor Meeting Room, Hongo Satellite Campus, Tokyo University of Foreign Studies

14:00-15:00: Lecture
Katherine BLOUIN (Toronto University)
“Surrounded by the Sea and by Salt Marshes”: Environmental Entanglements in the Lake Menzaleh (NE Nile Delta) under Roman Rule

15:20-17:30: Short Papers
15:20-15:40 Hiroshi KATO (Hitotsubashi University)
A Note on the Ecological Environments in the Manzala Lake Region in Modern Times

15:20-15:40 Wakako KUMAKURA (Tokyo University of Foreign Studies):
Resilience to Catastrophes in view of the Transformation of the Medieval Basin

15:40-16:00 Ryosuke TAKAHASHI (Tokyo Metropolitan University):
Economic Interactions of Families in Second-century AD Tebtunis

16:00-16:30 Satoshi URANO (Rikkyo University):
Two Projects newly launched by Japanese and Turkish Historians and Scientists in Asia Minor in 2020 — Eber Lake (Ancient Askanios) Paleoecological Project in Phrygia and Tlos City Wall Project in Lycia.

16:30-16:40 Break

16:40-16:55 Manabu KAMEYA (Hirosaki University):
Distribution of Palm Trees in the Mediaeval Fayum

16:50-17:10 Saho MITSUHASHI (Nara Women’s University):
Cairo and the Nile in the Mamluk Period

17:15-18:00 Discussion
Commentator: Katherine BLOUIN

連絡・問い合わせ先:高橋亮介 r_takahashi [at] tmu.ac.jp

共催:科学研究費「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」・科学研究費「中東・北アフリカ地域における黒死病前後の環境変動と疫病流行」・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」・公益財団法人鹿島学術振興財団研究助成「地形図から読み解く歴史:エジプトとハドラマウト(イエメン)の比較研究」

【開催案内:2月17日】ラウンドテーブル・ディスカッション:西洋古代史・中東史研究の国際化にむけて Round Table Discussion: How to foster International Collaboration among Historians: the Case of Classical and Near-Eastern Studies

本イベントでは、西洋古代史・前近代中東史研究における国際ネットワークの構築と多言語使用の現状と課題について、古代ローマ史・エジプト史の専門家であるキャサリン・ブルーアン氏(トロント大学)を話題提供者としてお迎えし討論を行います。氏は英語とフランス語の両方で研究成果の発信をしており、言語選択上の戦略や問題点についてお話いただきます。また国際的な研究ネットワークの構築の実践についても、氏が編集中のエジプトの社会経済史に関する論文集(Imperial Landscapes: Empires, Societies, and Environments in the Ancient to Modern Nile Delta) への寄稿者である熊倉和歌子氏(東京外国語大学)からのコメントを交えて、お話を伺います。さらにブルーアン氏の同僚である社会人類学者ギリシュ・ダスワニ氏からも適宜、補足的な説明をしていただく予定です。
エジプト史、ギリシア・ローマ史研究およびイスラーム史研究の国際化と国際発信、またカナダの学術事情にご関心をもつ方々の広い参加をお待ちしております。

日時:2020年2月17日(月曜日)16:30-18:00
会場:東京大学本郷キャンパス経済学研究科小島ホール2階第3セミナー室
地図:http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/about/access/campusmapj.pdf
使用言語:英語(適宜日本語での説明を挟みます。またフランス語での発言も歓迎します)
参加:無料・事前登録無し

話題提供者:Katherine BLOUIN (Toronto University)
Wakako KUMAKURA (Tokyo University of Foreign Studies)
Girish DASWANI (Toronto University)
司会:   Ryosuke TAKAHASHI (Tokyo Metropolitan University)

共催:科学研究費「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」

問い合わせ先:高橋亮介 r_takahashi [at] tmu.ac.jp

2018 Spring Tokyo Digital History Symposium開催のお知らせ

これまで、「歴史研究者のためのPython勉強会」や「歴史研究者のためのTEI入門セミナー」などを開催してきた学際コミュニティTokyo Digital Historyが、2018年4月15日(日)の午後に表題のシンポジウムを開催します。

会場の定員が80名程度となりますので、後述する開催詳細から参加のご登録をお願いいたします。懇親会も予定しておりますので、みなさまぜひ奮ってご参加ください。

歴史研究者・アーキビスト・エンジニアの6カ月間におよぶグループワークの成果に基づき、歴史研究におけるDigital Humanitiesの可能性を探る画期的なシンポジウムをお届けします。

 

|ポスター

ぜひコチラのポスターを拡散用としてお使いください。

 

|開催主旨

高度に情報化された現代社会において、歴史研究にもデジタル化の波が押し寄せてくるようになりました。これまでの歴史学の蓄積と対話しながら、研究に関する様々なデータをどのように活用すれば良いのか、今やこうした問いに対する答えが求められている時代にあると言えるでしょう。

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