史料読解ワークショップ:言説編「書き手と読み手を読む」開催のお知らせ

残席僅かとなっています。参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。

いかに史料から歴史上の言説を導くか——?

この問いは歴史学に興味を持つ人の多くが取り組む問いである。確かに、「この史料にこういう記述があるから、こういった言説があったと言える!」と短絡的に結論づけて良いと考える人は多くないでしょう。しかし、歴史上の言説との向き合い方・史料のひもとき方・読み解き方について、集中的に、大学・学部の垣根を超えて議論する機会はまだ乏しいのではないでしょうか。

この度、歴史家ワークショップでは、今年度も史料読解ワークショップをオンラインで開催することになりました。歴史学を専攻する大学生・大学院生だけでなく、思想史などの歴史学と関連する分野に興味のある方に向けた内容になっております。歴史学を主軸にしたワークショップですが、他分野を専門とされる方との対話や議論を大事にしたいと考えています。学部生の参加も歓迎します!

特に、今回のワークショップでは、「史料」を前にしたときに、何を手がかりに読解を進めていくことができるのか、みなさんと考えたいと思います。

本イベントでは、企画者の峯沙智也による司会進行のもと、講師の速水淑子先生(横浜市立大学)と中島浩貴先生(東京電機大学)によるレクチャーおよびグループワークを行います。グループワークでは、事前に講師から出された事前配付資料を題材に、いかに史料上の「言説」を扱うことができるか、参加者同士で議論しましょう。史料上の「言説」に迫るレクチャーを手がかりに、参加者がふと立ち止まって「史料の読み方」や「史料とは何か」を考え、過去の史料を読み解く楽しさと難しさに触れる機会を提供します。

開催概要

日程|2022年2月19日(土)16時〜19時
場所|オンライン(Zoom)で実施します。URLは後日参加者に連絡します。
言語|日本語
参加費|無料
登録締め切り|1月20日(木)正午(ただし、定員になり次第締め切り)

申し込み方法

こちらのフォームに記入ください。https://forms.gle/2swXEwu8Wp4Se82j8
残席僅かとなっています。参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。

事前配布資料

参加者には、二人の講師の先生から提示された、歴史上の言説の読み解き方に関する事前配付資料をワークショップ前に確認していただきます。この配付資料は参加者宛に後日配布いたします。

講師プロフィール

速水淑子|横浜市立大学国際教養学部准教授
専門:政治思想、文学、ジェンダー研究
著書に、『トーマス・マンの政治思想:失われた市民を求めて』(創文社2015年、2021年に講談社よりオンデマンド再版)。

中島浩貴|東京電機大学講師
専門:ドイツ近現代史、軍事史
著書に、『国民皆兵とドイツ帝国 一般兵役義務と軍事言説 1871~1914』(彩流社2019年)。

企画・司会峯沙智也(東京大学総合文化研究科・博士課程・ドイツ近現代史)
連絡先minutes.workshop@gmail.com
ワークショップに関連した質問等は上記メールアドレス(峯宛)にご連絡ください。

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第7回「研究と多様なキャリアプラン」1/28 (金) 17:00-

1月28日(金)日本時間17時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第7回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の博士課程に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第7回となる今回は、「研究と多様なキャリアプラン」をテーマに、赤﨑眞耶(ポール・ヴァレリー(モンペリエ第三)大学)がファシリテーションを担当し、編集者の中野弘喜さん、リサーチ・アドミニストレーターの三田香織さん、コンサルタントの山野井茜さんをゲストにお招きして、座談会を行います。人文社会系の大学院修了後、あるいは在籍しつつアカデミア内外で活躍されている三名の登壇者の方から、ご自身の研究と現在のお仕事との関係、研究と仕事との両立や、アカデミア内外で活動して得た気付きなどについてお話しいただきます。特に人文学や社会科学を学んだ後の多様なキャリアパスを多くの人が思い描けるように、中野さん、三田さん、山野井さんのご経験や現在のご活動から前向きなヒントを得られる場にしたいと考えています。

当日はフロアの皆さんからの意見や質問も交えてのトークを予定しています。週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日 Zoom でのリンクをお送りしますので、1月26日(水)日本時間20時までに、下記の Google Form から参加登録をお願いします。

開催概要

日時|1月28日(金)17:00-18:30(座談会、質疑応答・フロアとのやりとり)/ 18:30-19:00(都合のつく方で懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料

※イベント(座談会)は1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で1時間程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Zoom のブレイクアウトルーム機能を使った少人数によるフリートークを予定しています。途中退出していただいてもかまいません。

※ゲストのトークのみ聴講などの部分参加も歓迎します。途中参加・途中退出などご自由にしていただいて構いませんので、ご自身のご都合に合わせてご参加ください。

参加登録

参加登録こちらからお願いいたします。
参加登録締切|1月26日(水)日本時間20時まで 

ゲストスピーカープロフィール

中野弘喜 Nakano Hiroki
一般財団法人東京大学出版会職員。営業職を経て現在は編集職。編集を担当した書籍に平出尚道『奴隷制南部と保護主義』、伊達聖伸、アブデヌール・ビダール編『世俗の彼方のスピリチュアリティ』などがある。就職後も研究・執筆や研究アウトリーチ活動の支援などに携わっている。東京大学大学院修士課程修了、博士課程単位取得退学。専門は日本近現代史。Researchmap: https://researchmap.jp/nakano_h

三田香織 Mita Kaori
中央大学研究推進支援本部リサーチアドミニストレーター。高校交換留学後、アメリカの大学へ進学。卒業後は現地の州立大学に勤務。縁があり在米クウェート領事館奨学金プログラムでアドバイザー/アシスタントディレクターとして4年半勤務。政策研究大学院大学科学技術・イノベーションプログラム博士課程後期(Candidate)。

山野井茜 Yamanoi Akane
日系コンサルティング会社コンサルタント。修士課程終了後、専門調査員として中欧の在日本大使館に勤務。任期終了後、日系コンサルティング会社に入社。現在は同社グローバル部門にて市場調査等を担当。大学院時代の専門は言語社会学。

【開催告知】スキル・ワークショップ「スライド道場リターンズ!」(10/25 15:00-)

歴史家ワークショップでは、2021年10月25日(月)にスキル・ワークショップ「スライド道場リターンズ!」を開催いたします。このワークショップでは、スライドに全部載せるには情報過多になりがちな歴史学分野の発表について、どのようにスライドを作ればクリアに分かりやすく内容を伝えることができるか考えます。

本会では昨年2020年5月にスキル・ワークショップ「スライド道場」を開催し、非常な好評を得ましたが、より広いオーディエンスに情報を共有するため、同内容のワークショップを YouTube 公開用に再度おこなうことにいたしました。前回の開催レポートはこちらです。

前回同様、本会特任研究員の古川がファシリテーターを務めるのに加え、ゲスト講師として竹中技術研究所の今西美音子氏を招き、歴史学以外の専門の方の視点も取り入れることで、より客観的に把握しやすい視覚資料作成を目指します。

学術発表では基本的に議論の内容や正当性が問われるので、それを補助するスライドの質に十分な注意が払われることは少ないのですが、じつはスライドは発表そのものの質を上げるための重要なファクターの一つです。ぜひご参加ください!

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者(ですが、誰でも視聴可能です)
場所|オンライン開催(YouTube配信・アーカイブ有)
日時|2021年10月25日(月)15:00-17:00
費用|無料
参加登録|不要

当日はぜひチャットにもご参加ください。Twitterでコメントなどを投稿するときはハッシュタグ #歴史家ワークショップ をつけて!

講師・司会プロフィール

◆今西美音子
竹中工務店技術研究所研究員。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。博士(人間科学)。専門は人間行動・群集流動。

◆古川萌
東京大学経済学研究科特任研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門はイタリア・ルネサンス美術史。

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第6回「研究者のライフプラン——留学・博論・育児——」9/24 (金) 15:30-

2021年9月24日(金)日本時間15時半から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第6回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の大学に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第6回となる今回は、「研究者のライフプラン——留学・博論・育児——」をテーマに、大津谷馨(リエージュ大学)がファシリテーションを担当し、現在ドイツで博論を執筆しながら子育てされている纓田宗紀さん(西洋中世史・アーヘン工科大学)をゲストにお招きします。纓田さんには、家族形成や家族でのドイツ渡航などこれまでの決断の背景、一日のスケジュール・家事育児の分担など日常生活での工夫や葛藤、ドイツでの留学・子育て・資金獲得の状況、コロナ禍の影響など、様々な話題についてお話しいただきます。

纓田さんのトーク後には、子育てに限らず、個人の人生と研究の折り合いをどのようにつけていくかについて参加者の皆さんと話し合える場を設けます。私生活とのバランスを取りつつ研究を楽しく続けていくためにどうすればいいのか、悩みや工夫を共有し、研究者としてより生きやすい環境を作るヒントを得られる場にしたいと考えています。

週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日 Zoom でのリンクをお送りしますので9月22日(水)日本時間20時までに、下記の Google Form から参加登録をお願いします。

開催概要

日時|9月24日(金)15:30-17:00(トークとディスカッション)/ 17:00-17:30(懇親会)
タイムテーブル(予定)
15:30-15:35(趣旨説明)
15:35-16:05(ゲストのトーク)
16:05-16:15(質疑応答)
16:15-16:45(少人数グループに分かれてディスカッション)
16:45-17:00(全体で議論、総括)
17:00-17:30(懇親会)
(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料

※イベント(ゲストのトークとディスカッション)は1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で30分程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Wonderを使った少人数によるフリートークを予定しています。

※ゲストのトークのみ聴講などの部分参加も歓迎します。途中参加・途中退出などご自由にしていただいて構いませんので、ご自身のご都合に合わせてご参加ください。

参加登録

参加登録こちらからお願いいたします。
参加登録締切|9月22日(水)日本時間20時まで 

※ご参加にあたってサポートをご希望される方は、その内容について上記参加登録フォームからお申し出ください。トーク原稿の事前配布、当日のトークに際しての字幕設定、グーグルドキュメントを使用した筆談などの提供を予定しております。その他にも具体的なご要望やご提案がございましたら、上記の参加登録フォームにご記入ください。

ゲストスピーカープロフィール

纓田 宗紀 (オダ ソウキ)
1989年生まれ。アーヘン工科大学歴史学科博士候補生、ゲルダ・ヘンケル財団奨学生。専門は西洋中世史、教皇史。2018年4月第一子誕生、同年9月よりドイツ在住。共編著に『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』(文学通信、2021年)。論文に「アトリエに吹く風:デジタル・ヒストリーと史料」(共著、『西洋史学』第268号、2019年)。
researchmap: https://researchmap.jp/ODA_SOKI
参考:「コロナ禍の海外家族生活─ドイツ・アーヘンからの報告」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 特設サイト「COVID-19とフィールド・ワーカー」、2020年12月)https://fieldnet-sp.aa-ken.jp/439

スキル・ワークショップ「歴史地図を描く」開催報告

去る7月27日、スキル・ワークショップ「歴史地図を描く —研究発表に使える作画法—」が開催されました。その内容について、参加者の北川涼太さん(広島大学)にレポートを執筆していただきましたので、以下に掲載します。

趣旨説明

2021年7月27日(火)の19時から、スキル・ワークショップ「歴史地図を描くー研究発表に使える作画法ー」がオンライン形式で開催された。研究報告や論文執筆に際して、当時の状況を示した地図を利用しなければならない、あるいは利用したいと思うことは多い。しかし自分のニーズに合った地図を見つけ出すのは困難であり、だからといって手書きで作成するとしても、膨大な手間と時間がかかってしまう。

今回、講師を務めていただいた衣笠太朗先生(秀明大学)は、著書『旧ドイツ領全史ー「国民史」において分断されてきた「境界領域」を読み解く』(パブリブ、2020年8月)執筆時に、こうした歴史地図をめぐる問題と向き合うこととなった。衣笠先生は歴史地図や製図の専門家というわけではなく、試行錯誤の末、インターネット上のフリーデータとフリーソフトを用いて歴史地図を作成するという方法にたどり着いたのである。

ワークショップの概要

ワークショップは、レクチャー編と実践編と2パートから構成された。

まずレクチャー編では、衣笠先生が30分ほど、デジタルを用いた歴史地図作成のプロセス、とくにその際使用するフリーデータとフリーソフトについて説明された。デジタルで歴史地図を作成するメリットは、地図の加工・編集が容易なことである。手書きであれば、下敷き地図やトレーシングペーパーなどを用意しなければならず、完成までに数多くの工程をこなさなければならない。そしてやっと仕上がった完成品も加工がしづらい。それに対してデジタルでは、インターネットから編集用のフリーソフトとフリーの地図データを入手することができ、自由に変形したり編集することが可能で、さまざまな形で利用することができる。しかも、作業に使用するパソコンは、とくにスペックが高くなくても問題ない。歴史地図作成のために、専用の作業環境を整える必要がないのである。

具体的なプロセスは、フリーの白地図データと、その下敷きとなる歴史地図のデータをダウンロードした後、フリーソフト上で両者を重ね合わせ、下敷きの地図から白地図へ必要なデータ(地形・境界線・都市など)をトレースしていくことになる。その際、使用する白地図のデータはベクター画像でなければならない。ベクター画像であれば、画像を縮小・拡大・変形したとしても乱れることがない。

そして実践編では、1時間程度の時間をとり、16世紀神聖ローマ帝国の歴史地図を実際に作成した。参加者は、衣笠先生の作業の様子を見ながら、気になった点を質問したり、自分の手元で同じ地図作りを体験することができた。レクチャー編で基本的な流れが説明されていたとはいえ、いざ地図を作るとなると、いろいろな細かい問題に出くわすこととなる。この実践編では、そのつど疑問点を質問しながら、歴史地図が作成されていく過程を確認、あるいは実際に体験することができた。

参加者の意見(アンケート結果より)

よかった点

  • 口頭での説明に加えて実際の作業の様子を見ることができ、地図作成プロセスのイメージを持つことができた。
  • 掛け合いで進む方式のため、一人がまとめて講演するより、飽きることなくわかりやすかった。
  • 地図作成は教員の仕事(授業資料やテスト作成など)でないと困る技術だが、直接情報を得ることが難しい。今回の企画はまさに「かゆいところに手が届く」企画だった。

気になった点

  • 実践編で、細かい作業に集中していたら、全体でどの作業について説明しているのかわからなくなってしまった。チャットで、現在どの作業について説明しているのか知らせてほしい。
  • 未経験者に2時間半(休憩無し)はしんどく、途中で集中が切れてしまった。
  • 衣笠先生が紹介された方法より、もっと効率的なやり方がある。そちらについても紹介してほしい。

企画・司会:吉田瞳(京都大学大学院文学研究科博士後期課程・ドイツ中近世史)
執筆:北川涼太(広島大学・博士課程後期)


※運営追記

講師の衣笠先生のご厚意により、当日のワークショップの様子をYouTubeにて公開する許可をいただきました。以下にリンクいたしましたので、ぜひお役立てください!

Tokyo Digital History 第3回研究会開催のお知らせ

Tokyo Digital Historyでは、下記の要領で第3回研究会を開催いたします。少し日程が近くなってしまっており、またお忙しい時期かと思いますが、ご都合の合う方、ぜひお気軽にご参加ください。
議論のアーカイブなどは、Tokyo Digital HistoryのGitHubで公開していきたいと思います。過去に開催した勉強会での議論はこちらからご覧いただけます。https://github.com/tokyodigitalhistory/readings/issues

*Tokyo Digital Historyとは
これまでのTokyo Digital Historyの活動は、こちらのページからご覧いただけます。

*日時(日本時間)
2021年7月29日(木)16:00~17:30

*開催方式
Zoomによる同時双方向通信

*想定参加者
デジタル時代の歴史学、デジタル技術を取り入れた歴史研究の可能性と課題、といった論点に関心のある方々、幅広くご参加ください。

*参加申込方法
以下のGoogle Formに情報を入力ください。ご連絡先のメールアドレスにZoomのミーティングURLをお送りいたします。https://forms.gle/Rnr2yC677fZbaSnF6

*内容
今回から何回かにわけて、2020年12月に出版されたHannu Salmi, What is digital history?, Polity Press, 2020 を読んでいきたいと思います。
ちなみに、この本は https://www.amazon.co.jp/What-Digital-History-Hannu-Salmi/dp/1509537023 などからE-Bookを購入できます。

今回は、小川潤さん(東京大学大学院 博士課程)に第1章 ‘The Digital Past: Sources and Problems’ のレジュメ作成を担当していただけることになりました。

*お問い合わせ
小風尚樹(Tokyo Digital History代表・千葉大学人文社会科学系教育研究機構助教)|n_kokaze[at]chiba-u.jp

【開催告知】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第5回「あなたの研究を3分で」7/23 (金) 18:00-19:30

2021年7月23日(金)日本時間18時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第5回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の博士課程に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第5回となる今回は、「あなたの研究を3分で」をテーマに、槙野翔(トリニティ・カレッジ・ダブリン)がファシリテーションを担当し、大学院生およびキャリア初期の研究者の方々8人にご自身の研究を短く紹介いただき、フロアとの質疑応答を行っていただきます。スピーカーのみなさんには通常の研究発表とは異なり、3分で・簡単に・噛み砕いて研究を紹介していただきます。専門分野を異にするさまざまなスピーカーの発表を聴くことで、オーディエンスのみなさんにも、ご自身の研究の面白さをいかに聴衆に伝えるかについてあらためて考えるきっかけになれば幸いです。イベント後の懇親会では発表者と自由に会話する場を設けます。週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日 Zoom でのリンクをお送りしますので7月21日(水)日本時間20時までに、下記の Google Form から参加登録をお願いします。

日時|7月23日(金)18:00-19:30(スピーカーの発表と質疑応答)/ 19:30-20:00(懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
言語|日本語
費用|無料
参加登録フォーム|://forms.gle/uX8sUNkFoq1cJtccA
参加登録締め切り|7月21日(水)日本時間20時まで

※イベント(スピーカーの発表と質疑応答)は1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で30分程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Zoom のブレイクアウトルーム機能を使った少人数によるフリートークを予定しています。途中退出していただいてもかまいません。

プログラム

発表者(50音順)・タイトル・発表キャッチコピー

トート・ゲルゲイ(独立研究者)
二か国関係史の学際的研究のケーススタディー    
「1869-1913年間の「日本・ハンガリー関係史」に関する研究課程を例に、二か国関係史を巡る研究メソッドや研究基盤を考え直しましょう」

鹿田 裕太郎
複数教科書併用の学習法構築
「望まない学習からの脱却」

土肥野 秀尚(慶應義塾大学、バスク大学)
近世バスク社会のミクロヒストリー: 1766年の民衆暴動「マチナーダ」期を中心に
「「全体史」の可能性としての暴動期〜暴動期の史料に着目した近世バスク社会のミクロヒストリー〜」

新田さな子(京都大学・ヨーク大学)
1549年イングランドのケットの反乱に対する富裕庶民層の理解と描写    
「誰の、誰による、何のための反乱か。伝統への固執か、革新への訴えか。反乱の攻撃対象であると同時にそのリーダーを輩出した富裕庶民層がどのように反乱を理解し、描写したのかを同時代記録から探る」

波多野綾子(東京大学)
日本のヘイトスピーチ解消法形成と施行にみる国際法の内面化    
「何が『ヘイト』をつくるのか」

松村一慶(一橋大学)
オーストリア国家条約締結までの交渉過程
「オーストリアはどのように中立国として独立を達成したのか?」

水野良哉
世界史叙述を巡る政治性―アーノルド・J・トインビーの世界史論に着目して―    
「世界史とは、誰のためにどのような意図をもって書かれるのか。歴史叙述とグローバルな世界政治との関連を踏まえ、トインビーの世界史論を検討することを通じ、上記の問題を考えたい」

吉田瞳(京都大学)
中世後期ニュルンベルクにおける侮辱と名誉    
「言葉も、時にナイフとなる」


【参加者募集】スキル・ワークショップ「歴史地図を描く—研究発表に使える作画法—」開催のお知らせ

歴史家ワークショップでは、7月27日(火)にスキル・ワークショップ「歴史地図を描く—研究発表に使える作画法—」を開催いたします。本イベントでは、歴史地図の描き方を、『旧ドイツ領全史』(パブリブ)著者の衣笠太朗先生(秀明大学)に、オンラインにてレクチャーしていただきます。歴史学を専攻する大学生・大学院生だけでなく、ひろく歴史に興味のある方に向けた内容になっております。

当日は、企画者の吉田による司会進行のもと、講師の衣笠先生から、フリーデータ&フリーソフトを使った歴史地図の作成方法をお教えいただきます。あなたも「自分の研究にぴったり」な歴史地図を描いてみませんか?

開催概要

日程|7月27日(火)19時〜(18:45~入室可)
場所|Zoom開催。URLは申し込み後に参加者に連絡します。
言語|日本語
参加費|無料
参加申込フォームhttps://forms.gle/jp9o5gCuy49LH1xc7
登録締め切り|7月20日(火)

講師プロフィール

衣笠太朗|秀明大学 学校教師学部 助教
著書:『旧ドイツ領全史―「国民史」において分断されてきた「境界地域」を読み解く』(パブリブ、 2020年8月)

企画・司会|吉田瞳(京都大学大学院文学研究科博士後期課程・ドイツ中近世史)
連絡先|inkaffeepause☆gmail.com (☆を@に変えてください)

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第5回「あなたの研究を3分で」7/23 (金) 18:00-

2021年7月23日(金)日本時間18時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第5回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の博士課程に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第5回となる今回は、「あなたの研究を3分で」をテーマに、槙野翔(トリニティ・カレッジ・ダブリン)がファシリテーションを担当し、大学院生およびキャリア初期の研究者の方々にご自身の研究を短く紹介いただき、フロアとの質疑応答を行っていただきます。スピーカーのみなさんには通常の研究発表とは異なり、3分で・簡単に・噛み砕いて研究を紹介していただきます。英語で行う同様の取り組みとして、Three Minutes Thesis (3MT)というイベントが世界各地で開催されており、日本でも毎年開かれています。以下を参照して、ぜひスピーカーとしての参加をご検討ください。(参考:東京大学での3MT https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0508_00001.html

今回のイベントでは、専門外の聴衆に、日本語でご自身が行っている研究をわかりやすく伝えることで、研究の面白さをシェアする事のできる機会にしたいと考えています。みなさんの研究のお話をぜひ聞かせてください。

スピーカー募集要項
日時|7月23日(金)18:00-19:30 (スピーカーの発表と質疑応答)/ 19:30-20:00(懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料
フォーマット|1人あたり、発表3分+質疑応答3分程度
使用言語|日本語
応募条件|大学院生からポスドクまでの歴史研究者
募集人数|10名程度 
応募方法|6月25日(金)日本時間20時までに、下記の応募フォームから応募ください。
応募フォーム|https://forms.gle/AeR6GeWU8hdKadcS9

Tokyo Digital History 第2回研究会開催のお知らせ

Tokyo Digital Historyでは、下記の要領で第2回研究会を開催いたします。少し日程が近くなってしまっており、またお忙しい時期かと思いますが、ご都合の合う方、ぜひお気軽にご参加ください。
議論のアーカイブなどは、Tokyo Digital HistoryのGitHubで公開していきたいと思います。過去に開催した勉強会での議論はこちらからご覧いただけます。https://github.com/tokyodigitalhistory/readings/issues

*Tokyo Digital Historyとは
これまでのTokyo Digital Historyの活動は、こちらのページからご覧いただけます。

*日時(日本時間)
2021年6月30日(水)16:00~17:30

*開催方式
Zoomによる同時双方向通信

*想定参加者
デジタル時代の歴史学、デジタル技術を取り入れた歴史研究の可能性と課題、といった論点に関心のある方々、幅広くご参加ください。

*参加申込方法
以下のGoogle Formに情報を入力ください。ご連絡先のメールアドレスにZoomのミーティングURLをお送りいたします。https://forms.gle/KpH44bA9Y1sohmBb6

*内容
今回から何回かにわけて、2020年12月に出版されたHannu Salmi, What is digital history?, Polity Press, 2020 を読んでいきたいと思います。
ちなみに、この本は https://www.amazon.co.jp/What-Digital-History-Hannu-Salmi/dp/1509537023 などからE-Bookを購入できます。

初回は、纓田宗紀さん(アーヘン工科大学・博士候補生)にIntroduction、吉田瞳さん(京都大学大学院 博士後期課程)にConclusionのレジュメ作成を担当していただけることになりました。

*お問い合わせ
小風尚樹(Tokyo Digital History代表・千葉大学人文社会科学系教育研究機構助教)|n_kokaze[at]chiba-u.jp