【開催告知】2.18(木)12th Research Showcase

歴史家ワークショップでは、外国語で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、Research Showcaseを2016年より開催しています。第12回目となる今回は、2月18日にzoomで開催します。東北大学のオリオン・クラウタウ先生(日本宗教史・日本近代思想史)、クリントン・ゴダール先生(日本宗教史・近代科学史)、茂木謙之介先生(日本近代文化史・表象文化論)らと東京大学の山本浩司先生(イギリス近世史・経済史)のご協力の下、様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会となっております。司会およびコメンテーターはクラウタウ先生とゴダール先生が担当されます。英語での発表スキルの向上、また学際的・国際的交流をめざす全ての歴史研究者の参加をお待ちしております!

※ 通信環境の関係上定員を設けますので、場合によっては参加いただけないことがあります。あしからずご了承ください。

場所: Zoom
時間: 17:00 – 20:30(日本時間)
使用言語:英語
参加申込フォーム:https://forms.gle/GcVfK5zeB4S3PDJt9

運営委員:
Orion Klautau (東北大学)
Clinton Godart  (東北大学)  
茂木謙之介 (東北大学)  
阿部純(東北大学・院)
山本浩司(東京大学)
歴史家ワークショップ事務局

問い合わせ先:事務局担当 hxiaolong[a]g.ecc.u-tokyo.ac.jp

プログラムのダウンロードはこちら

プログラム

17:00-17:10 Opening Remarks

17:10-18:25 Presentations

塚部光貴(Koki Tsukabe)The University of Tokyo
Caprivi’s trade policy and the making of the diplomatic relations in the early 1890s

髙瀬航平(Takase Kohei )The University of Tokyo
Secular but Sacred: Public Education, Christianity, and Freedom of Conscience in Late Nineteenth-Century Japan

エレナ ファッブレッティ(Elena Fabbretti)Tohoku University
Meiji Society Criticism in Nagai Kafū’s 1909 Diary of a Neo-Returnee

シリクルラタナ ポーンパット (Pornpas Siricururatana) The University of Tokyo
Negotiating standards, Improvising resources: Large-scale Construction Projects in Thailand, 1910s-1970s

内川隆文(Takafumi Uchikawa) Tokyo University of Foreign Studies
The Unification of Electric Power Systems in 1930s Japan: The Ministry of Communications and its Policies

18:25-18:40 Break

18:40-19:55 Presentations

李談哲(Tanzhe Li)Tohoku University
Censorship of Motion Pictures under the Allied Occupation of Japan: The Case of Tohoku University

韓相允 (Sang-yun Han) Tohoku University
Reframing Tradition: Hirai Tatsumi and the Occult in Postwar Japan

上村大地(Daichi Kamimura)The University of Tokyo
Jacques Monod and Biologism

奥村華子(Kanako Okumura)Nagoya University
The Study of Coal Mine Representation on Modern Japanese Literature

石川華子(Hanako Ishikawa)Waseda University 
Winston Churchill in the British Media: National and Regional Perspectives during the Second World War

19:55-20:15 Comments

20:15-20:25 Closing Remarks

【参加者募集】Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol. 6(1/28 17:00-18:30)

歴史家ワークショップでは、1月28日(木)17:00~18:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol. 6」と題したオンライン・セミナーを開催いたします。また同日18:30~19:30には、任意参加の懇親会を予定しております。

このセミナーでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文の執筆術から異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。

今回は、東京大学東洋文化研究所特任研究員の神田惟さんをお招きし、大津谷馨(リエージュ大学・博士課程)がファシリテーションを担当します。英語での論文執筆・投稿における目標や工夫・苦労、イギリスでの留学を含む海外での研究生活の経験と修士論文・博士論文の執筆、これまでのアカデミック・キャリアの歩みなどについて、ざっくばらんにお話いただきます。

ご関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

対象|主に歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|1月28日(木)17:00~18:30:セミナー/18:30~19:30:懇親会(任意参加)

スピーカー・プロフィール

神田惟リサーチマップ
東京大学東洋文化研究所特任研究員。2015年、オックスフォード大学東洋学研究科哲学修士課程イスラーム美術・考古学コース修了、2018年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。2020年11月に同研究科に博士論文を提出。日本学術振興会特別研究員(DC1)、米ハーバード大学アガ・カーン・プログラム訪問院生研究員を経て現職。研究関心は、①中世エジプトにおける窯業史、②近世イランにおける工芸・詩芸・死者追悼・聖者崇敬の関わり、③近代日本におけるイスラーム美術工芸品の受容史。
主な論文に、“Kashan Revisited: A Luster-Painted Ceramic Tombstone Inscribed with a Chronogram Poem by Muhtasham Kashani,” Muqarnas 34, no. 1 (2017): 273-86 など。第39回日本オリエント学会奨励賞(2017年度)、第27回鹿島美術財団賞(2020年度)を受賞。

参加登録

参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご登録をお願いいたします。

【報告者募集】第1回フランス語リサーチ・ショウケース : Ma recherche en 8 minutes 開催のご案内

Version française ci-après

歴史家ワークショップでは、若手研究者が、自分の研究を外国語で発信する機会を提供すべく、Research Showcase を開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行う本企画は、2016年の第1回開催以降、英語では既に11回の開催実績があり、発表者・参加者の双方に、外国語での学問的コミュニケーションの場を提供してきました(なお2021年2月18日に第12回の英語での開催を予定しています)。

今回は初の試みとして、フランス語でのリサーチ・ショウケース : Ma recherche en 8 minutes を開催します。司会およびコメンテーターに隠岐さや香先生(名古屋大学/科学史)、ゲストコメンテーターに稲賀繁美先生(国際日本文化研究センター/比較文学比較文化・文化交流史)をお招きします。フランス語での発表スキルの向上をめざす広義の若手研究者を対象に、歴史・文化史・科学史・思想史・美術史・社会経済史・歴史地理・文学等のあらゆる歴史分野から、広く発表者を募ります。発表者の選考に当たっては、フランス語での発表経験の少ない方を優先し、所属・学年・専門領域・ジェンダーバランスを考慮します。様々な専門分野の研究者から、自分の研究に対するフィードバックが得られる貴重な機会です。ぜひご応募ください!

※過去のリサーチ・ショーケース(英語)はこちら:Research Showcase

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日   時 : 2021年2月22日(月) 
会   場 : オンライン(Zoom) 
司会・コメンテーター:    隠岐さや香(名古屋大学)
コメンテーター: 稲賀繁美(国際日本文化研究センター)
フォーマット: 一人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語  : フランス語
応募条件  : 学部4年生以上の広義の歴史研究者
募集人数  : 8名程度
参加費   : 無料
応募方法  : 発表希望者は、2020年12月18日(金)17時までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL    : https://forms.gle/B44XjyfyAxfDn9jt9 
ポスター  : ダウンロードはこちら********************************************************************************

リサーチ・ショーケースの特長

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップメンバーから事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とコメンテーターからフィードバックも得られるでしょう。

2)優れた発表にプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最も説得力のある発表をした方にプライズを授与します。フランス語の流暢さではなく、研究内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるかを基準とします。

運営委員(五十音順)

隠岐さや香(名古屋大学)  
鈴木実香子(東京大学・院)        
古川萌(東京大学)
吉川弘晃(総合研究大学院大学・院)
歴史家ワークショップ事務局  
問い合わせ先:moefurukawa[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp (事務局担当)

Appel à participation au concours : Ma recherche en 8 minutes

Historians’ Workshop organise la première édition de Research Showcase en français : Ma recherche en 8 minutes, le 22 février 2021 (Zoom, visioconférence).  

Ce concours permet aux étudiants et étudiantes en histoire au sens large de développer leurs aptitudes en communication. Les communications seront en français et dureront 8 minutes suivies d’une période de 7 minutes de questions de la salle ou des professeurs invités: Prof. Sayaka Oki (Université de Nagoya) et Prof. Shigemi Inaga (Centre international de recherche pour les études japonaises). Chaque étudiant ou étudiante doit faire un exposé clair, concis et convaincant sur son projet de recherche. Pour participer à cet événement, vous devez envoyer une proposition d’environ 150 mots, avant le 18 décembre 2020 à 17 heures (heure de Tokyo) à l’aide du formulaire d’inscription suivant : https://forms.gle/B44XjyfyAxfDn9jt9

Nous encourageons les propositions d’étudiants et étudiantes en histoire au sens large de tous les niveaux, à partir de la quatrième année de licence jusqu’au doctorat.

Calendrier :

  •  18 décembre 2020 : date limite d’envoi des propositions
  •  25 décembre 2020 : décision du comité
  •  22 février 2021 : concours

Le comité d’organisation :

Sayaka OKI, Université de Nagoya
Mikako SUZUKI, Université de Tokyo
Moe FURUKAWA, Université de Tokyo
Hiroaki YOSHIKAWA, Centre international de recherche pour les études japonaises (Nichibunken) – SOKENDAI
Historians’ Workshop
Contact : moefurukawa[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp 

【報告申込締切延長】12th Research Showcase

来年2月18日開催予定の12th Research Showcaseは、申込締め切りを12月25日(金)まで延長します。

応募方式変更なし。https://forms.gle/WGsdrWM8BUJhZii96

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第12回リサーチ・ショーケース開催のご案内 

歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、Research Showcaseを2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第12回となる今回は、当初予定の東北初の現地開催からオンライン開催に切り替えての実施となります。東北大学のOrion Klautau先生(日本宗教史・日本近代思想史)、Clinton Godart先生(日本宗教史・近代科学史)、茂木謙之介先生(日本近代文化史・表象文化論)らと東京大学の山本浩司先生(イギリス近世史・経済史)のご協力の下、様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会となっております。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にしたいと考えています。日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・社会経済史・文化史・歴史地理等のあらゆる分野から、広く発表者を募ります。2021年2月22日に仏語版ショーケースを初開催予定ですが、本企画が今年度最後の英語版開催となります。奮ってご応募ください。

※ 過去のリサーチ・ショーケースについては、以下のサイトをご覧ください

Research Showcase

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日   時 : 2021年2月18日(木) 

会   場 : オンライン

司会・コメンテーター:  Orion Klautau (東北大学)

コメンテーター:  Clinton Godart(東北大学)

フォーマット: 一人あたり、発表8分+質疑応答7分

使用言語  : 英語

応募条件  : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者

募集人数  : 8名程度

参加費   : 無料

応募方法  : 発表希望者は、2020年12月18日(金)25日(金)17時までに以下の応募フォームに記入し、送信してください

URL    :  https://forms.gle/WGsdrWM8BUJhZii96

ポスター  : ダウンロードはこちら********************************************************************************

【リサーチ・ショーケースで発表するメリット】

1)発表原稿への事前のフィードバック

発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップメンバーから事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。フィードバックを踏まえて改稿することで、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからもフィードバックを得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与

博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます。英語の流暢さ (fluency) ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか (clarity and persuasiveness) を基準とします。

運営委員:

Orion Klautau (東北大学)  

Clinton Godart  (東北大学)        

茂木謙之介 (東北大学)       

阿部純(東北大学・院)   

山本浩司(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局  

問い合わせ先:hxiaolong[a]g.ecc.u-tokyo.ac.jp (事務局担当)

2nd Early Career Conference 開催記録

【会の概要】

2020年8月31日(月)13時より、歴史家ワークショップは第二回 Early Career Conference(以下、本文中ではSECCと略記)を開催しました。

SECCでは、スピーカーとして国内外の研究機関と大学から6名の若手研究者に報告を依頼しました(当日のプログラムにつきましては、こちらをご参照ください)。また、報告とSECC全体に関するコメンテーターとして、同志社大学グローバル地域文化学部の水谷智先生をお招きしました。当日の司会進行は、東京大学大学院総合文化研究科の稲垣健太郎が担当しました。

【開催趣旨】

SECCは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大規模な学会のみならず、小・中規模の研究会等が全世界的に中止・延期を余儀なくされる状況下、企画・運営されました。本イベントの企画時点でも、オンラインに移行して学会や研究会が開催されています。こうした移行を一時的なものとしてのみ考えるのではなく、新型コロナウイルス感染拡大の影響でアカデミアが直面している様々な変化の一環として捉えつつ、SECCの企画・運営が進められました。本カンファレンスの開催趣旨として、以下の2点を挙げることができます。

1. 上述のような困難な状況においても、国内外の大学・研究機関に所属する大学院生・若手研究者に研究報告の機会を提供すること。また、オンラインでの報告機会が今後増える可能性を考慮し、オンラインでの報告について学ぶ機会を用意すること。

2. 専門分野の知見を必ずしも共有しない、幅広いオーディエンスに向けて研究成果を伝えるにあたり、どのように報告内容を整理し、発表するか。また、報告に対していかに効果的に質問をするか。

英文校閲ワークショップや Research Showcase、2018年に開催された第一回 Early Career Conferenceなど、歴史家ワークショップがこれまで実施してきた試みと同様に、SECCも「幅広い読み手・聞き手に対してどのように研究の核心や新規性、独自性をわかりやすく伝えるか」という点を特に重視しました。

【発表とコメント】

SECCでの報告のテーマは、多様な地域と問題関心にわたりました。以下にそれぞれの報告の概略を示します。

  • 20世紀の上海におけるアメリカ人宣教師の子どもたちが、異国の地でどのようにアイデンティティを形成したのかを、回顧録における食という側面から考察する。
  • 第二次世界大戦後のアメリカにおける国際関係論の学問としての制度化とその背後に垣間見える意図を、ロックフェラー財団とアカデミアの関係に注目しながら明らかにする。
  • 19世紀前半における阮朝の交易を、東南アジア海域史の文脈や西欧諸国との関係性から分析する。
  • 11世紀のグラナダ王国ズィーリー朝君主アブドゥッラー・ブン・ブルッギーンの自伝を中心に、アラビア語文献史における自伝というジャンルやそれらに仮託された書き手の意図を考察する。
  • 20世紀前半のチェコスロバキアにおける共産主義の拡大を、ソビエト連邦という外在的な要因によってではなく、チェコスロバキア内部の要因から分析・説明する。
  • 20世紀のフランスにおける結婚広告の調査を通じて、パートナーに求める要素が即物的なものから非即物的なものへと変化していった、という仮説を検証する。

いずれの報告も、分析の視角や手法・資史料、そこから導かれる帰結の点で興味深いものでした。それぞれの報告者が、先行研究との関係から研究の独自性を打ち出し、研究がより広い文脈において有する含意 (implication) を示すことに成功していました。

報告後の質疑応答では、事実確認に止まらず、どのように研究をさらにより大きな知的文脈に位置付けるか、という点にも議論が及びました。

以上の報告を受けて、水谷先生からは、研究者のキャリアパスの様々な段階において、読み手や聞き手の反応を予想しながら研究成果を発信していくことの重要性、またキャリアのはやい段階で幅広いオーディエンスに向けた報告を意識する必要がある、というコメントをいただきました。

【おわりに】

SECCは、今年度実施されている歴史家ワークショップの他のイベントと同様に、オンラインで開催されました。オンラインでの国際的な学会の企画・運営という経験は、運営に当たった私たちにとっても初の試みとなりました。オンライン開催に伴い、日本のみならず、ヨーロッパやアジアから、合計20人ほどの皆さまにご参加いただきました。

報告を伺い、質疑応答に参加するなかで、私自身が幅広いオーディエンスに向けて報告をする際にどのように情報を整理するか、オンラインで自身の主張を伝える際に、内容的な面のみならず、伝達の方法をどのように工夫するか、という点を考えるきっかけになりました。また、短い時間のなかで、建設的な質問をすることを意識しながら、今後のカンファレンスや学会に臨みたいと感じました。

報告者からは、議論を整理するだけでなく、スライドをどのように効果的に作成するかについても考える機会になったという感想をいただきました。

【謝辞】

末筆ながら、今回のSECCの開催に当たってご協力いただいた共同企画者と歴史家ワークショップの皆さま、CfPとカンファレンスの告知に際してご協力いただいた皆さま、ご多忙のなかコメンテーターを引き受けてくださった水谷先生、そしてご参加下さった皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。

稲垣健太郎

【参加者募集】Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol.5 (10/15 17:00-18:30)

歴史家ワークショップでは、10月15日(木)17:00~18:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol. 5」と題したオンライン・セミナーを開催いたします。また同日18:30~19:30には、任意参加の懇親会を予定しております。

このセミナーでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文の執筆術から異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。

今回は、法政大学・大澤広晃准教授をお招きし、山田智輝(京都大学・博士後期課程)がファシリテーションを担当します。英語での論文執筆・投稿における目標や工夫・苦労、イギリスでの留学経験と修士論文・博士論文の執筆、アカデミック・キャリアの歩みなどについて、ざっくばらんにお話いただきます。

ご関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|10月15日(木)17:00~18:30:セミナー/18:30~19:30:懇親会(任意参加)

スピーカー・プロフィール

大澤広晃リサーチマップ
法政大学文学部史学科・准教授。Ph.D. (University of London)
研究関心は、南部アフリカ植民地史、イギリス帝国史、人道主義、帝国主義
おもな著書・論文に、『帝国主義を歴史する』(清水書院、2019年)“Wesleyan Methodists, Humanitarianism and the Zulu Question, 1878–87”, Journal of Imperial and Commonwealth History, 43(3), 2015, pp. 418-437 など。

参加登録

参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご登録をお願いいたします。

【参加者募集】Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol.4 (9/17 17:00-18:30)

歴史家ワークショップでは、9月17日(木)17:00–18:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol. 4」と題したオンライン・セミナーを開催いたします。また同日18:30~19:30には、任意参加の懇親会を予定しております。

このセミナーでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文の執筆術から異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。

今回は、早稲田大学・佐藤尚平准教授をお招きし、山田智輝(京都大学・博士後期課程)がファシリテーションを担当します。博士論文をもとにマンチェスター大学出版会より2016年に出版された英語単著をはじめ、修士論文・博士論文の執筆との関係、英語での単著出版や論文執筆・投稿における目標や工夫、苦労といったご経験、さらにはこれまでのアカデミック・キャリアの歩みなどについて、ざっくばらんにお話いただきます。

ご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|9月17日(木)17:00–18:30:セミナー/18:30–19:30:懇親会(任意参加)

スピーカー・プロフィール

佐藤尚平(早稲田大学研究者データベース
早稲田大学文学学術院・准教授。PhD(オックスフォード大学・国際関係論)。
主な著書・論文に、Britain and Formation of the Gulf States: Embers of Empire, Manchester University Press, 2016‘‘Operation Legacy’: Britain’s Destruction and Concealment of Colonial Records Worldwide’, The Journal of Imperial and Commonwealth History, 45(4), 2017, pp. 697–719.
研究関心は、脱植民地期の中東湾岸諸国とイギリス帝国との関係、イギリス帝国による文書隠蔽工作。

参加登録

参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご登録をお願いいたします。

第11回Research Showcase(日本文学・日本史)開催記録

第11回リサーチショウケースは7月11日にZoomを使って開催されました。初めての日本文学・日本史特集で、そしてコロナの影響で初めてのオンライン開催となりました。

今回は、日本文学分野から7名、日本史分野からは3名(含美術・思想史)の発表者が集まりました(当日のプログラムはこちら)。司会は国文学研究資料館の山本嘉孝先生が担当し、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)のタイモン・スクリーチ先生がゲスト・コメンテーターをつとめました。

スクリーチ先生は10名の発表に共通するテーマを「authority of Tokugawa」、「the way people looked back at history」、「notion of China」「emergence of modernity」としてまとめ、今後の研究展望として、江戸時代の全体像や「浮世」の捉え方を提起しました。

山本先生は日本研究の発表フォーマットに焦点を合わせ、日本語での発表はレジュメやスライドで史資料を解釈するスタイルが多いのに対し、英語での発表は「big picture/concepts」を重視しているとコメントしました。

今回も発表者の方々に、アンケートに協力していただきました。以下、一部を紹介します。

■今回の Research Showcase で学んだことで、同僚や今後の参加者と共有できそうなこと。

  • 普段の研究で反射的に使っている専門用語の英語訳ないし英語での説明方法を考える良い機会になった。
  • 自身の研究における大きな展望と、今現在行っている細かな研究との繋がりを、他分野の研究者に対して明快に説明することが求められる場であり、そのための訓練と自覚化の機会になった。

■Showcaseへの参加は、あなたの今後のキャリアと研究に、今後どのように役にたちそうですか。

  • 英語に限らず、語学を本格的にやらないといけないなという危機感を強く持ちました。日本文学の命脈を保たせるためにも、海外に進出することや、海外から輸入するということを、今後の研究者は真剣に考えるべき時期に来ていると実感しました。
  • 原稿へのフィードバックは、自分の目では気づかないような綻びやミスを指摘していただけて、大変勉強になりました。それだけでなく、一回自分の原稿を落ち着いて読んでみると、自分でも「こういう言い方のほうがいいんじゃないか」とか、「こっちのほうが分かりやすいんじゃないか」とか、そういう視点を持てるようになると思います。
  • 国際学会での発表は、多様な背景を持つ研究者が4人程度でパネルを組んで応募することが一般的だと思うので、RSで出会った研究者ネットワークは大変貴重なものになると思います。
  • 発表原稿のフィードバックについては、発表内容におけるどの部分が必ずしも共有の知識ではないのかを、他分野の研究者の方から具体的に指摘して頂ける機会が貴重であると感じます。慣習的に使用している用語を、改めて言語化する訓練の機会にもなりました。
  • 今回の発表を通して得た経験で一番大きかったのは、英語発表に対する免疫がついたことです。正直自分が英語で発表することはないだろうと思っていたのですが、RSでの発表を経てむしろ積極的に国際発信していきたいという気持ちになりました。

まとめ

初めてのオンライン開催となったRSですが、無事に終えることができました。オンライン開催により地理的制約がなくなったことで、アメリカ、ヨーロッパ、中国からの参加者も含めて30名ほどの参加者を得られました。日本史や日本文学研究においても国際発信の機会がいっそう増えつつあるなか、多様なステージに身を置く研究者があつまり、研究内在的な論点からその伝え方に至るまで、刺激的なやり取りを交わす機会となりました。

SOASのスクリーチ先生、大阪大学の飯倉先生、国文学研究資料館の山本先生、そして告知にご協力いただいた皆様に感謝いたします。

歴史家ワークショップでは、今後も日本史、日本文学研究者の国際発信をサポートする取り組みを進めていきます。一層多くの方々に参加していただけますよう、運営側としても願っております。

2nd Early Career Conference 開催のお知らせ

Historians’ Workshop では、以下の要領で大学院生・若手研究者の研究報告会 “Second Early Career Conference” を開催します。

国内外の若手研究者が多様なテーマについて発表する貴重な機会となっております。参加登録の締め切りは8月28日です。皆様のご参加をお待ちしています。

開催概要

日時 / Date: Monday 31 August 2020, 13.00-19.00 (JST)
場所 / Place: Zoom (the meeting link will be sent via email on 29 August 2020)
参加登録フォーム / Registration formhttps://forms.gle/iVmkzaFyhtzMRNKa7

Speakers

Session1: 13.10-14.20

Hayley KEON (University of Hong Kong)
Consuming the Nation: Food, Drink, and Diaspora in the American Missionary Memoir

MORIE Kento (Kyoto University)
Religion, Realism, and the Cold War: The Rockefeller Foundations’ Interests in the Funding of International Relations Studies and Christian Morality

Session 2: 14.35-15.45

CAO Thi Van (Nanyang Technological University, Singapore)
Vietnamese King Ships Trade with Singapore, 1820-1847

Mohamed EL-MOURSI (EHESS, France)
Writing the Self in Pre-modern Arabic Culture: The Case of ʿAbd Allāh B. Buluggīn and His Book, al-Tibyān

Session 3: 16.00-17.10

Dr. Quentin LIPPMANN (University of Essex)
From Material to Non-Material Needs? The Evolution of Mate Preferences through the 20th Century in France

Pavel KREJCI (University of Hong Kong)
From Western Liberalism towards Czechoslovak Socialism

17.20-17.40: Comments from Prof. Dr. MIZUTANI Satoshi (Doshisha University)

17.40-17.50: Concluding remarks

18.00-19.00 Coffee & Teatime

This conference is organized by: INAGAKI, Kentaro (The University of Tokyo), HUH, Duim (The University of Tokyo), KITAGAWA, Ryota (Hiroshima University), SUZUKI, Kengo (The University of Tokyo), and YAMADA, Tomoki (Kyoto University)

If you have any questions or clarifications, please contact at:
INAGAKI, Kentaro (inagaki-kentaro157@g.ecc.u-tokyo.ac.jp

【参加者募集】Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー Vol.3 (9/3 15:30-17:00)

歴史家ワークショップでは、9月3日(木)15:30-17:00(日本時間)に、「Front Runner Series: 英語論文執筆セミナー」と題して、オンライン・セミナーを開催致します。また同日 17:00~18:00は任意参加の懇親会を予定しております。

このセミナーでは、ノンネイティブの若手研究者が直面する「英語論文執筆における壁」を認識し乗り越えることを目指し、英語論文の執筆術から異なるフォーマットの学術アウトプット(博士論文・単著・編著の一章分担当など)の書き分け方・書き換え方といった応用技術まで、歴史分野で活躍するノンネイティブの若手研究者の体験談を交えながら、理解を深め、実践のための知恵を蓄積することを目的とします。

今回は、東京大学・上英明准教授をお招きし、森江建斗(京都大学/修士課程)がファシリテーションを担当します。2019年に第35回大平正芳記念賞並びに日本アメリカ学会第24回清水博賞を受賞された英語単著(1)を中心に、修士論文・博士論文の執筆との関係、英語単著の出版という目標と課題、出版社の見つけ方や口説き方、同英語単著関連の日本語単著(2)の出版を決断された背景とそこでの工夫・苦労やご経験、さらにはこれまでの上先生のアカデミック・キャリアの歩みとその間の苦労といった観点から、ざっくばらんにお話頂きます。

隔週の歴史家ワークショップ主催の英文校閲ワークショップと合わせて、もしくは、本セミナー単独でも、ご関心のある方はぜひお気軽にご参加ください。

英語単著(1)*
Diplomacy Meets Migration: US Relations with Cuba during the Cold War (Cambridge University Press 2018)
日本語単著(2)*
『外交と移民: 冷戦下の米・キューバ関係』(名古屋大学出版会 2019年)

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者
費用|無料
場所|オンライン開催(Zoom使用)
日時|9月3日(木)15:30-17:00(日本時間)/17:00~18:00 任意参加のオンライン懇親会

スピーカー・プロフィール
上英明
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東京大学大学院総合文化研究科・准教授。オハイオ州立大学学術大学院、Ph.D.(歴史学)。前職は神奈川大学外国語学部准教授、オハイオ州立大学歴史学部ティーチング・アソシエイト他。
著書に、第35回大平正芳記念賞並びに日本アメリカ学会第24回清水博賞を受賞された Diplomacy Meets Migration: US Relations with Cuba during the Cold War (Cambridge University Press 2018) 、『外交と移民: 冷戦下の米・キューバ関係』(名古屋大学出版会、2019年)。Journal of Cold War Studiesより単著論文あり。研究関心は、冷戦期のアメリカ合衆国、キューバを含むラテンアメリカにおける国際関係と人の移動。

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