【参加者募集・登録期限延長】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第9回「研究にまつわる悩み・望みの分かち合い」6/24(金)19:00-

※6月21日追記※
参加者数が定員に達しましたので、参加登録を締め切ります。ご了承のほどよろしくお願いいたします。
参加者数にまだ少し余裕がございますので、参加登録締め切りを延長いたします。新しい締め切りは6月23日(木)日本時間17時です。お気軽にご参加ください!

6月24日(金)日本時間19時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series の第9回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の修士・博士課程に在籍する10名の大学院生、ポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通して、孤独に研究する大学院生や研究者が分断を横断して集まることができ、またアカデミア内外の区別を越えて人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第9回となる今回は、「研究にまつわる悩み・望みの分かち合い」をテーマに、北川涼太(広島大学大学院)が企画全体のファシリテーションを担当し、Coffee Time Series 運営メンバーと参加者の皆さんで「当事者ミーティング」を実践します。この「当事者ミーティング」は、近い立場にある当事者間での問題解決や、各自が実現したいことの手がかりとなる「次の一歩」を見つけるための対話型ワークショップです。

歴史家ワークショップではこれまで、2020年6月開催の「セルフケア・ピアサポートワークショップ」や2021年2月開催の Coffee Time Series 第4回で、この「当事者ミーティング」を実践してきました。私たちは日々の研究に取り組む中で、研究、調査の進め方やモチベーションの維持、研究とアルバイト、仕事、家事、育児、介護とのバランスなど、さまざまな悩みに直面しています。さらに、そうした悩みを共有したり相談できる機会の乏しさが、今回の新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに明らかになりました。今回は「当事者ミーティング」を通して、近い立場の人と問題や望みを分かち合い、その解決、あるいは実現に向けて一緒に考えることのできる場を作りたいと考えています。

今回の「当事者ミーティング」では、まず、当日扱いたいテーマを参加者の皆さんそれぞれで事前に考えていただき、その結果を参考にして5~6人のグループを組みます。そして当日、趣旨説明の後に各グループに分かれ、運営メンバーのファシリテーションで「当事者ミーティング」を行なった後、各グループで得られた気づきを全体で共有する予定です。

週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方は後日、テーマ記入用のGoogle Formと当日使用するZoomのリンクをお送りしますので、6月17日(金)17時までに、下記のGoogle Formから参加登録をお願いいたします。

開催概要

日時|6月24日(金)19:00-20:00(「当事者ミーティング」のグループワークと全体での総括)/ 20:00-21:00(都合のつく方で懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料
定員|12名

グループワークのファシリテーター(第9回 Coffee Time Series 運営メンバー)|
赤﨑眞耶  市川佳世子 大津谷馨 纓田宗紀 北川涼太 篠田知暁 藤田風花 新田さな子 槙野翔 村山木乃実

※Coffee Time Seriesでは参加者全員が安心してオープンに悩みや考えを共有できる場づくりを目指しています。今回のイベントでは、原則的にZoom上でビデオをオンにしてご参加いただけますようお願いいたします。なお、当日の録画や写真撮影などは行ないませんので、ご安心ください。

※「当事者ミーティング」を円滑に進めるため、内容をGoogle Docsを用いて「見える化」しますが、その際には個人名が出ないようにし、イベント終了後にすぐ消去します。この場で知り得た情報は決して口外しないよう、ご協力をお願いいたします。

※イベント(「当事者ミーティング」のグループワークと全体での総括)は1時間で終了しますが、その後、都合のつく方で1時間程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使った少人数によるフリートークを予定しています。途中退席していただいてもかまいません。

また、今回の懇親会は、参加者全員が安心して悩みや考えを共有できるように、原則として、当日の「当事者ミーティング」に参加された方のみ参加いただけます。ご了承ください。

参加登録

こちらからお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc34oHQ9g_u_QavHE-0Cd_GLndwphHurw5RqxxuE4XeydZQ0A/viewform

参加登録締め切り6月17日(金)17:00 6月23日(木)17:00(日本時間)
※定員に達した場合は早めに締め切ります。参加登録後にキャンセルされる場合は、早めに下記アドレスまでご連絡ください。

北川涼太(企画担当)
赤﨑眞耶(参加登録担当)
coffeetimeseries.hw@gmail.com

【〆切延長】第15回リサーチ・ショウケース開催のご案内

歴史家ワークショップでは、現在第15回リサーチ・ショウケースの発表者を募集しております。当初の応募〆切は5月27日(金)でしたが、まだ若干名の発表者を受け入れる余裕がございますので、応募〆切を6月3日(金)まで延長いたします。英語での発表の経験を積みたい若手歴史研究者の方は、ぜひご検討ください!

以下、リサーチ・ショウケース開催についての詳細を再度掲載いたします。


歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第15回となる今回は前回と同じくオンラインで、2022年7月27日と28日、2日間にわたって開催されます。久野愛先生(東京大学/文化史・経営史・技術史・感覚史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)、大西晋作(東京大学/近代イギリス経済史・経済思想史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会です。奮ってご応募ください。

日  時 : 2022年7月27日(水)、28日(木)両日とも17:00-20:00(日本時間)ごろ
会  場 : オンライン(Zoom)
司  会 : 古川萌(東京大学)
コメンテーター: 久野愛(東京大学)
フォーマット: 1人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者(*日本国籍以外の方も応募の対象となります)
募集人数 : 16名程度
参加費  : 無料
ポスター : こちらからダウンロード
応募方法 : 発表希望者は、2022年5月27日(金)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL   : https://forms.gle/MurgcjeJC2FrR6Zo8 

リサーチ・ショーケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者2名から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さ(fluency)ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか(clarity and persuasiveness)を基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

運営委員

久野愛(東京大学)
古川萌(東京大学)
大西晋作(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: hw.research.showcase@gmail.com

2021年度 Coffee Time Series 開催報告書

Coffee Time Series は、2020年度から活発に活動している歴史家ワークショップのシリーズ企画のうちのひとつです。このたびは、運営チームのみなさんに、2021年度に開催した各イベントについてレポートを執筆していただきましたので、以下に掲載します。

Coffee Time Seriesは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作りたいという思いから始まったイベントシリーズです。一連のイベントを通じて、孤独になりがちな大学院生・研究者が分野を横断して集まること、またアカデミア内外の壁を越えて人間的なつながりを構築することを目標として、国内外の博士課程に在籍する大学院生が中心となって運営しています。

2020年度に引き続き、2021年度も計4回のイベントを開催しました。今年度は新たな取り組みとして、第6・7回では参加者の理解補助を目的に、パワーポイントの字幕やリアルタイムでのパソコンノートテイクを導入し、よりインクルーシブな環境作りを目指しました。パンデミック下でオンラインでのイベントが増える中、それぞれの参加者が自分に合った情報共有の方法を選ぶことのできる手法を提示・実践することができたと思います。

第5回「あなたの研究を3分で」(2021年7月12日開催)

第5回は、「あなたの研究を3分で」をテーマに、大学院修士課程・博士課程在籍の院生、博士課程終了直後のアーリーキャリア、ならびに在野研究者8名を発表者に招き、25名の方が参加されました。イベントでは各発表者を2−3人ずつのパネルに分け、「3分で・簡単に・噛み砕いて」研究を発表してもらい、パネルごとに質疑応答を行いました。

普段、自分の周りの研究者(指導教員や専門の近い同僚)と自分の研究について話す機会はありますが、自分とバックグラウンドの異なる人に研究について語る場面は多くありません。しかし、例えば家族や友人に自分の行っている研究について短くわかりやすく話すことができれば、より興味を持って話を聞いてもらうことができ、研究の意義を理解してもらったりサポートを得やすくなるのではないかと考えます。歴史家ワークショップでは数年来Research Showcaseを開催していますし、東大を含む世界の大学ではThree Minutes Thesis(2021年度東大開催のイベントレポート)という試みが昨今行われています。今回はその日本語版をやってみようと考えました。

発表は16世紀のニュルンベルクから現代の日本まで時代的・地理的に幅広く、また歴史哲学や政治学の手法を取り入れたものもあるなど分野的にも様々なお話を伺うことができました。参加者の方々からは、「普段あまり聞くことのない他分野のお話がうかがえて楽しかった」という意見をいただきました。また、「次々の違う内容の発表を聞いて、その都度内容を咀嚼し、質問内容を短い時間でまとめるというのは頭の体操になってよかった」という感想も得られ、ただ発表者の方々のお話を聞くだけでなく、双方向的なコミュニケーションが生まれることとなりました。

専門分野を異にするさまざまなスピーカーの発表を聴く今回のイベントを通して、スピーカー・オーディエンスのみなさんにも、ご自身の研究の面白さをいかに聴衆に伝えるかについて、あらためて考えるきっかけになれば幸いです!(槙野)

第6回「研究者のライフプラン――留学・博論・育児」(2021年9月24日開催)

第6回では、「研究者のライフプラン――留学・博論・育児――」をテーマに、ドイツで博論を執筆しながら育児をされている纓田宗紀さん(西洋中世史・アーヘン工科大学)にご登壇いただき、38名の方が参加されました。

纓田さんには、家族形成や家族でのドイツ渡航などこれまでの決断の背景、一日のスケジュール・家事育児の分担など日常生活での工夫や葛藤、ドイツでの留学・子育て・資金獲得の状況、コロナ禍の影響など、さまざまな話題についてお話しいただきました。また、纓田さんのトークの後に、研究者のライフプランについて参加者でディスカッションする時間を設けました。

纓田さんのトークでは、まず、修士課程進学から現在に至るご経験について、奨学金の取得を含めた留学計画の話を交えつつ共有いただきました。次に、現在の生活費の支出入、日常生活のタイムスケジュール、パートナーとの家事の分担、結婚と子育てにまつわる決断、お子さんが生まれた後の研究に対する姿勢の変化などについて、赤裸々に体験談をお話しくださいました。最後に、子供と離れないと研究できない一方でパートナーに負担をかけたくないという生活の大変さや葛藤に言及されつつも、「子供はかわいいし研究は楽しい」、また「時間の融通が利き一人で作業できる人文研究者は子育てに向いていると考えることもできるかもしれない」というお話をされていたのが印象的でした。

ディスカッションでは、日々の研究や今後のキャリアプランと育児の折り合いの付け方、留学後の進路(日本かヨーロッパか)、育児や進学をめぐる偏った価値観などについて、活発に議論が交わされました。とくに、少人数のブレイクアウトディスカッションでは、育児に限らず研究者のライフプランというテーマについて、参加者の皆さんがプライベートなご経験談を積極的に共有してくださり、参加者同士で悩みを分かち合い、情報共有できる場となっていたと思います。事後アンケートでは「普段なかなか聞きたくても聞けない、研究者のパーソナルな領域のことを聞くことができる貴重な機会だった」「自分自身のライフプラン・キャリアパターンを再考するいい機会になった」「自分と似たような立場や境遇の方々とお話しでき、とても楽しかったし、励みにもなった」などの感想をいただきました。

Coffee Time Seriesでは、昨年度の第4回でも「研究と育児」を取り上げ、多くの参加者の方々から続編を開催してほしいというご要望をいただきました。今回はさらに間口を広げて研究者のライフプランをテーマとしたことで、より多様な立場の方々にご参加いただき、パーソナルな問題について深い議論をすることができました。人文学系の研究に携わっているという共通点を持つ中で、どのように他の参加者が自らの人生を選び取っているのか垣間見るとともに、自分はどのように行きたいか考える機会を提供できたと思います。研究者のライフプランに関する悩みや不安を少しでも軽くし、こんな考え方・選択肢もあるんだと思える場になっていたら幸いです。(大津谷)

第7回「研究と多様なキャリアプラン」(2022年1月28日開催)

第7回では、人文社会系の大学院修了後、あるいは在籍中に、編集者、リサーチ・アドミニストレーター、コンサルタントとして活躍されている三名の登壇者の方をお招きしました。

研究と社会との接続を大きなテーマとして掲げつつ、ご自身の研究と現在のお仕事との関係、研究と仕事との両立、アカデミア内外で活動して得た気づきなどについてお話しいただきました。特に、研究活動で培ったスキルはトランスファラブル・スキル(汎用的な技能)として現在のお仕事に活きているというお話は、大変勇気づけられました。例えば、一次・二次文献やデータの扱い方を知っていること、プレゼンテーション・分析をする能力があること、また、意外なところでWordやExcelなどのツールをしっかりと使えることは大きな強みになるとのご指摘がありました。その他にも、研究の進め方や慣行など、研究業界の仕組みに精通していること、特定の国・地域に関する知識を持っていることが仕事の役に立っているとのご経験談も伺いました。

参加者の方からは、多様なキャリアを歩むお三方からの体験談を聞けて良かった、自身のキャリアを形成する上での参考になった、などの感想をいただきました。

人文社会系の大学院を修了した場合、アカデミアでの就職を第一に検討する方が多く、それ以外のキャリアを歩まれた先輩のお話を伺う機会があまりないのが現状かと思います。今回のイベントを通じて、アカデミア内外のより多様なキャリアについて考えるきっかけを提供できたならば嬉しく思います。研究と社会とを接続しつつ、研究活動で培った知識や能力を活かしながら様々な職場で働くことが、人文社会系の大学院修了者にとってより一般的かつ前向きな選択肢となることを願っています!(赤﨑)

第8回「当事者ミーティング」(2021年9月2日、2022年2月18日、内部向け開催)

第8回として、昨年の第4回で実施した「当事者ミーティング」を、Coffee Time Series運営メンバーの間で2回行ないました。歴史家ワークショップが2020年6月に開催した「セルフケア・ピアサポートWS」にて、一般社団法人リヴオンさんからご紹介いただいた「当事者ミーティング」は、近い立場にある当事者間での問題解決や各自が実現したいことの手がかりとなる「次の一歩」を見つけるための対話型ワークショップです。3-5名程度のグループを作り、ファシリテーターの進行に従って、まず1名が自分の「気になっていること」や「困っていること」「実現したいこと」などを打ち明けます。それを受けて他のメンバーは、いろいろな質問をしてそのテーマの背景を掘り下げ、自分ごととして捉えたうえで、解決や実現に向けた自分なりのアイデアを出していきます。このとき、テーマを出した人はただただ聞いて、自分に必要なヒントを持ち帰ります。この一連の過程を通して、テーマを出した人もアイデアを出した人も、お互いの意見に積極的に耳を傾け合い、メンバー全員がそれぞれの問題解決・目標実現の手がかりを見つけることが「当事者ミーティング」の狙いなのです。

昨年度の「当事者ミーティング」では、参加者による積極的な質問・アイデア出しが行なわれ、研究へのプレッシャー軽減や他大学の院生・若手研究者と交流する機会になったというポジティブな感想をいただきました。その一方で、もともと対面形式で実施されてきた「当事者ミーティング」をオンラインで行なうにあたって、議論をどう「見える化」するか、場のグラウンドルールの設定・共有をどうするか、といった課題も明らかになりました。そこで今年度は、Coffee Time Series運営メンバー間でファシリテーション練習をしつつ、その中でさまざまな新しいアイデアを試しながら、課題解決とプロトタイピングに注力することにしました。今年度の試行錯誤の結果を生かして、2022年度には再び、外部の参加者にも開いた形で「当事者ミーティング」を開催する予定です。(北川)

総括・2022年度に向けて

2021年度のCoffee Time Seriesでは、以上4つのオンラインイベントを開催しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大をきっかけに開始されたこのシリーズは、早くも3年目を迎えようとしています。2022年度は、新しい運営メンバーとアイデアを迎え入れて、引き続き研究生活の楽しさや悩み、ピアサポート、ライフプランやキャリアなど、さまざまなテーマのイベントを実施したいと考えています。今後も、Coffee Time Seriesが気軽に悩みを共有できる支え合いの場として機能し、誰もが楽しく研究を続けていくことのできる環境作りに寄与できること、また、イベントを通してより多くの方とお会いし、つながりを作っていけることを願っています。

今後扱って欲しいテーマがある方や、Coffee Time Seriesの運営に参加したいとお考えの方は、こちらよりお気軽にご連絡ください。

【発表者募集】第15回リサーチ・ショウケース開催のご案内

歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第15回となる今回は前回と同じくオンラインで、2022年7月27日と28日、2日間にわたって開催されます。久野愛先生(東京大学/文化史・経営史・技術史・感覚史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)、大西晋作(東京大学/近代イギリス経済史・経済思想史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会です。奮ってご応募ください。

日  時 : 2022年7月27日(水)、28日(木)両日とも17:00-20:00(日本時間)ごろ
会  場 : オンライン(Zoom)
司  会 : 古川萌(東京大学)
コメンテーター: 久野愛(東京大学)
フォーマット: 1人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者(*日本国籍以外の方も応募の対象となります)
募集人数 : 16名程度
参加費  : 無料
ポスター : こちらからダウンロード
応募方法 : 発表希望者は、2022年5月27日(金)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL   : https://forms.gle/MurgcjeJC2FrR6Zo8 

リサーチ・ショーケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者2名から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さ(fluency)ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか(clarity and persuasiveness)を基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

運営委員

久野愛(東京大学)
古川萌(東京大学)
大西晋作(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: hw.research.showcase@gmail.com

【参加者募集】Front Runner Series: 多言語論文執筆セミナー Vol. 11(3/17 17:00–18:30)

歴史家ワークショップでは、3月17日(木)17:00~18:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 多言語論文執筆セミナー Vol. 11」と題したオンライン・セミナーを開催いたします。また同日18:30~19:30には、任意参加の懇親会を予定しております。

開催概要

日時|3月17日(木)17:00~18:30:セミナー/18:30〜19:30:懇親会(任意参加)
ゲストスピーカー穐山洋子先生(同志社大学・グローバル地域文化学部 准教授)
ファシリテーター藤井碧(京都大学・博士後期課程)
費用|無料
場所|Zoom を利用したオンライン開催(リンクは、登録フォームにご記入のメールアドレスへイベント当日の朝に送付します)
登録フォーム
※歴史学系の学生・研究者のみならず論文執筆や外国語での執筆にご関心のある方は、どなたでもお気軽にご登録ください。

このセミナーでは、とくに歴史学分野で活躍するノンネイティヴの若手研究者から外国語(もしくは非母語)での執筆経験談を共有していただくことで、「外国語(もしくは非母語)での論文執筆における壁」を乗り越えるヒントの得られる場を提供することを目的としています。具体的には、外国語(もしくは非母語)での論文執筆にさいして実践している工夫から、博士論文・単著・編著の一章分など異なるフォーマットの書き分け方まで、スピーカーの体験にもとづいたスキル面の情報提供をおこないます。それだけでなく、国外の出版社からの出版、留学、研究の進め方、国際学会でのネットワーキングなど、外国語(もしくは非母語)での論文執筆に関わる経験談もお話しいただきます。最後に、質疑応答や懇親会をつうじて、参加者のみなさんと外国語(もしくは非母語)での執筆にかんする悩みや体験談を共有することで、この問題についての理解を深め、実践のための知恵を蓄積することをめざしています。

今回は、同志社大学・グローバル地域文化学部 グローバル地域文化学科 准教授の穐山洋子先生をお招きし、藤井碧(京都大学・博士後期課程)がファシリテーションを担当します。ドイツ語での学術研究書(単著・編著)を出版する過程での工夫や苦労、海外の研究機関において学際的な研究経験を積んでこられたご経験などについて、ざっくばらんにお話しいただきます。

ご関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

スピーカー・プロフィール

穐山洋子リサーチマップ
都市銀行、シンクタンクに勤務後、家族の転勤によりスイス・チューリヒ市(ドイツ語圏)に約5年間滞在。帰国後、東京外国語大学(ドイツ科)に3年次編入。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻に進学。博士課程在学中に、マルティン・ルター・ハレ・ヴッテンベルク大学(ドイツ)に一年間留学(日独共同大学院プログラム)。2010年7月から東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター助教、2015年4月より現職。2013年、東京大学で博士(学術)を取得。

● 研究分野:スイス近現代史
● 研究テーマ:ナショナリズム、反ユダヤ主義、青少年福祉政策、市民社会、多文化社会におけるマイノリティの排除と包摂
● 主要業績
Akiyama, Yoko, Das Schächtverbot von 1893 und die Tierschutzvereine: Kulturelle Nationsbildung der Schweiz in der zweiten Hälfte des 19. Jahrhunderts, Berlin: Metropol Verlag, 2019.

参加登録

参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご登録をお願いいたします。

ご質問などございましたら、こちらまでお気軽にご連絡ください。

Front Runner Series 企画運営:藤井碧(京都大学大学院・博士後期課程)front.runner.series@gmail.com

学術支援職員募集のお知らせ(締切2月23日)

歴史家ワークショップの支援を主たる目的とする「経済史、経営史、および歴史研究国際化のための基盤形成プロジェクト」(東京大学経済学部)にて、プロジェクト付きの学術支援職員(フルタイムもしくは週3-5日の短時間契約、1年、更新あり)を公募しております。

契約期間は2022年4月1日以降~2023年3月31日で最大1年の更新あり、募集人数は1名です。詳細は下記の通りです。ご応募お待ちしております。

募集要項

公募の詳細はこちらをごらんください。
フルタイム 募集要項(PDF)
短時間職員 募集要項 (PDF)
(2/10 追記 フルタイムの条件が合わない方にもご応募いただけるよう、短時間勤務の公募もご用意しました)

参考資料

歴史家ワークショップの活動や方針について詳しく知りたい方は以下のページや資料をご参照ください。


皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

開催報告「配信時代のアウトリーチ」

歴史家ワークショップでは、去る9月25日に社会発信イベント「配信時代のアウトリーチ」を開催いたしました。その報告を、小山田真帆さん(京都大学大学院)に執筆いただきましたので、以下に掲載します。

アーカイブ動画もあります!

2021年9月25日(土)、「配信時代のアウトリーチ」がYouTubeの生配信にて開催された。YouTubeのチャットおよびTwitter上で視聴者から質問やコメントが寄せられ、それらをリアルタイムで拾いながら登壇者とのやり取りが行われた。「配信時代」という言葉通り、現在多くの人々がYouTubeやpodcastといったツールから情報を得ている。こうした配信ツールは情報を受け取る側のみならず、コロナ禍の影響もあり、発信する側の研究者にも広く利用されるようになってきている。しかし発信方法の手軽さから、日本語でアクセスできる歴史関連の情報は玉石混淆といった様相を呈していることも事実である。本企画はこうした状況をふまえて、研究者(大学や研究機関に籍を置く人に限らず、学術的バックグラウンドを持つ人)がどのようにアウトリーチの場としてオンラインメディアを活用していくべきか、議論を促進すべく開催された。

登壇者として、現在YouTubeを含む多くのSNS上で学術的な情報発信を行っている藤村シシン氏(古代ギリシャ研究家)とヒロ・ヒライ氏(コロンビア大学リサーチ・アソシエイト/ルネサンス学)をお招きした。お二人にご自身のアウトリーチ活動についてお話しいただいた後、全体でディスカッションを行った。

趣旨説明

はじめに企画者の吉田瞳氏(京都大学大学院博士後期課程)より、上記のような配信ツールの活況とアウトリーチ活動との関係について説明があった。歴史に対する関心はアカデミアの外にも広がっており、学問的な訓練を受けていない人も歴史について学んだり話したりする。様々な情報が溢れる中で、その真偽を見抜く受け手側のリテラシーももちろん重要だが、本企画では発信者の視点から、どのように自分の研究を社会に届けるかを考えたいとのことだった。また、研究者が発信するものだけが価値ある情報ではないということも付言し、アカデミア内外における歴史の語りを健全に繋いでいくために有益な参考文献として、菅豊・北條勝貴編『パブリック・ヒストリー入門』(勉誠出版、2019年)、イヴァン・ジャブロンカ(真野倫平訳)『歴史は現代文学である』(名古屋大学出版会、2018年)が紹介された。

藤村シシン氏のお話

藤村氏は古代ギリシャ史で修士号を取得し、2014年頃から講師・メディア出演・出版や企業コラボレーションなどでアウトリーチ活動を本格化させた。既に関心のある人以外にも裾野を広げるべく、幅広い層の興味に訴えかけるイベントは何かを考え、「古代ギリシャナイト」の企画を始めたということだった。イベント運営の役割分担など具体的なお話も伺うことができた。また、知識や興味の薄い人にも届けるために、聞き手の具体的な像を設定し(藤村氏の場合は「高校時代の自分」)、その人が理解しやすく面白いと感じてくれるような構成を考えている、とのお話は、非常に実践的でありがたいアドバイスであった。一方で課題として、オンライン化が進むほど視聴者の分断が生まれる(興味のあるコンテンツしか目に入らなくなる)という現状があり、一つのメディアの中で閉じないようにすることや、視聴者との一体感のあるイベント開催方法の模索などについてもコメントをいただいた。

ヒロ・ヒライ氏のお話

ヒライ氏はルネサンス期の魔術や錬金術を専門とし、博士号取得後1999年からウェブサイトbibliotheca hermetica(BH)を開設、そこでの読者との交流から読書会やセミナーの主催を開始した。その後多くのSNSを用いたアウトリーチ活動を始めたという。YouTubeチャンネル「BHチャンネル」での活動はコロナ禍を機に本格化し、新刊紹介や研究者との対談といったコンテンツを公開している。ヒライ氏のお話では、YouTubeでの発信における多くの試行錯誤が印象的だった。視聴者が置いていかれないよう、自身も専門知識のない一般読者の立場でゲストへのインタビューを行っていること、視聴者の年齢層やジェンダーを分析し、より広い範囲の人に届くようコンテンツに工夫を加えているとのことだった。また、常に新しいメディアに挑戦するという姿勢には驚かされた。メディアごとにフォロワー層が違うとのお話もあり、藤村氏の指摘した「単一のメディアに閉じこもらないこと」の重要性がここでも共有されているように感じた。

全体討論

吉田氏から、正確さよりも伝わりやすさを重視して専門用語を手放すことが不安であるとの意見が上がった。視聴者コメントでは、学術的な内容を扱う動画だとカタカナ語がわかりにくいことがある、専門用語を使った場合は編集で説明を入れてほしい、などの意見が寄せられていた。登壇者のお二人からは、たとえ専門用語を使うとしても、親しみやすい装いや話し方を心がけることで聞き手の心理的抵抗をなくすことができる、との回答があった。ただし、客観性が求められる研究者には自分の個性を出すのが難しいというジレンマもあり、なかなか一筋縄ではいかない問題であるように感じられた。

また、漫画・アニメ・ゲーム等サブカル作品を通じたアウトリーチや、クリエイターとの協働に力を入れたいという話題も上がった。作品を通じて歴史に興味を持つ人々も多く、視聴者コメントでも「この作品の解説をしてほしい」といった具体的な意見が多数寄せられた。歴史に取材した創作作品を研究者が監修・解説することは、学術的成果を広く共有できるだけでなく、創作の限度を超えた不正確な歴史認識が広まることを防止する効果もある。しかし、それが学問から創作活動への「介入」や「圧力」だと考えられてしまっては本末転倒だろう。もし研究者と創作者の協働がネガティブに受け止められる恐れがあるのだとすれば、その誤解を解いていく必要がある。吉田氏からの趣旨説明とも繋がるが、歴史と物語は相容れないものではなく、歴史は専門家の専有物ではない、ということもまた発信していかなければならないだろうと感じた。

本企画では沢山のお話を伺うことができたが、特に重要な点として共有されていたのは①専門性とわかりやすさのバランス、②メディアの拡張性、③創作作品との接続、の3点だったように思う。議論は終始和気藹々とした空気で進行しながらも、実践的なアドバイスも問題提起もあり、真摯で有意義な内容であった。登壇くださった藤村さん、ヒライさんと企画者の吉田さんにお礼申し上げたい。

当日のTwitterでのさまざまな反応は、こちらにまとめてあります。ぜひ併せてご覧ください。
【歴史家ワークショップ】配信時代のアウトリーチ

【参加者募集】Front Runner Series: 多言語論文執筆セミナー Vol. 10(11/17 10:00–11:30)

歴史家ワークショップでは、11月17日(水)10:00~11:30(日本時間)に、「Front Runner Series: 多言語論文執筆セミナー Vol. 10」と題したオンライン・セミナーを開催いたします。また同日11:30~12:30には、任意参加の懇親会を予定しております。

開催概要

日時|11月17日(水)10:00~11:30:セミナー/11:30~12:30:懇親会(任意参加)
ゲストスピーカー|アリサ・フリードマンさん(オレゴン大学教授)
ファシリテーター|藤本大士(学振PD・京都大学)
費用|無料
場所|Zoom を利用したオンライン開催(リンクは、登録フォームにご記入のメールアドレスへイベント当日の朝に送付します)
登録参加登録フォーム

※歴史学系の学生・研究者のみならず論文執筆や外国語での執筆にご関心のある方は、どなたでもお気軽にご登録ください。

このセミナーでは、歴史学分野を中心に活躍する研究者から外国語(もしくは非母語)での執筆経験談を共有していただくことで、「外国語での論文執筆における壁」を乗り越えるヒントの得られる場を提供することを目的としています。具体的には、外国語での論文執筆にさいして実践している工夫から、博士論文・単著・編著の一章分など異なるフォーマットの書き分け方まで、スピーカーの体験にもとづいたスキル面の情報提供をおこないます。それだけでなく、国外の出版社からの出版、留学、研究の進め方、国際学会でのネットワーキングなど、外国語(もしくは非母語)での論文執筆に関わる経験談もお話しいただきます。最後に、質疑応答や懇親会をつうじて、参加者のみなさんと外国語(もしくは非母語)での執筆にかんする悩みや体験談を共有することで、この問題についての理解を深め、実践のための知恵を蓄積することをめざしています。

今回は、オレゴン大学教授のアリサ・フリードマン(Alisa Freedman)さんをお招きし、藤本大士(学振PD・京都大学)がファシリテーションを担当します。フリードマンさんのご専門は日本文学・文化・ジェンダー論で、 U.S.-Japan Women’s Journal の編集長をつとめています。今回は、英語を母語としない研究者が、英語の学術誌に投稿する際に注意すべきことなどについて、研究者の視点からのみならず、学術誌の編集者の立場からも、ざっくばらんにお話しいただきます。ゲストスピーカーの講演は英語でおこなわれますが、適宜、日本語への通訳をおこないます。

ご関心のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

スピーカー・プロフィール

アリサ・フリードマン Alisa Freedman(大学ホームページ

主要業績
Alisa Freedman, Tokyo in Transit: Japanese Culture on the Rails and Road (Stanford University Press, 2010).
Alisa Freedman, Japan on American TV: Screaming Samurai Join Anime Clubs in the Land of the Lost (Columbia University Press, 2021).
Alisa Freedman, Laura Miller, and Christine R. Yano, eds., Modern Girls on the Go: Gender, Mobility, and Labor in Japan, and Introducing Japanese Popular Culture (Stanford University Press, 2013).

シカゴ大学でM.A.およびPh.D.を取得。現在、オレゴン大学教授。研究関心は近代日本文学、ポップカルチャー、若者文化、映像メディア、デジタル文化、都市文化、ジェンダーなど多岐にわたり、これまでに2冊の単著書籍、2冊の共著書籍、25本以上の論文を出版している。英語圏の代表的な日本女性研究雑誌である U.S.-Japan Women’s Journal(『日米女性ジャーナル』)の編集長をつとめており、日米双方の学術研究のスタイルに精通している。アウトリーチ活動にも積極的で、アニメや日本の文化に関するイベントなどでもしばしば招待講演をおこなっており、2018年にはTEDxFulbrightにおいて “How Japanese Exchange Students Shaped Japan’s Postwar Development”(「戦後の女性​留学生の力」)というプレゼンテーションをおこなった。

参加登録

参加をご希望の方は、こちらのフォームよりご登録をお願いいたします。

懇親会は Wonder というサイトを通じて開催予定です。パソコンからのみアクセス可能で、スマートフォン・タブレット端末からはアクセス出来ないためご注意ください。

ご質問などございましたら、こちらまでお気軽にご連絡ください。

Front Runner Series 企画運営:藤本大士(学振PD・京都大学)
front.runner.series@gmail.com

【開催告知】スキル・ワークショップ「スライド道場リターンズ!」(10/25 15:00-)

歴史家ワークショップでは、2021年10月25日(月)にスキル・ワークショップ「スライド道場リターンズ!」を開催いたします。このワークショップでは、スライドに全部載せるには情報過多になりがちな歴史学分野の発表について、どのようにスライドを作ればクリアに分かりやすく内容を伝えることができるか考えます。

本会では昨年2020年5月にスキル・ワークショップ「スライド道場」を開催し、非常な好評を得ましたが、より広いオーディエンスに情報を共有するため、同内容のワークショップを YouTube 公開用に再度おこなうことにいたしました。前回の開催レポートはこちらです。

前回同様、本会特任研究員の古川がファシリテーターを務めるのに加え、ゲスト講師として竹中技術研究所の今西美音子氏を招き、歴史学以外の専門の方の視点も取り入れることで、より客観的に把握しやすい視覚資料作成を目指します。

学術発表では基本的に議論の内容や正当性が問われるので、それを補助するスライドの質に十分な注意が払われることは少ないのですが、じつはスライドは発表そのものの質を上げるための重要なファクターの一つです。ぜひご参加ください!

開催概要

対象|歴史学系の院生・研究者(ですが、誰でも視聴可能です)
場所|オンライン開催(YouTube配信・アーカイブ有)
日時|2021年10月25日(月)15:00-17:00
費用|無料
参加登録|不要

当日はぜひチャットにもご参加ください。Twitterでコメントなどを投稿するときはハッシュタグ #歴史家ワークショップ をつけて!

講師・司会プロフィール

◆今西美音子
竹中工務店技術研究所研究員。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。博士(人間科学)。専門は人間行動・群集流動。

◆古川萌
東京大学経済学研究科特任研究員。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門はイタリア・ルネサンス美術史。

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第6回「研究者のライフプラン——留学・博論・育児——」9/24 (金) 15:30-

2021年9月24日(金)日本時間15時半から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第6回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の大学に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第6回となる今回は、「研究者のライフプラン——留学・博論・育児——」をテーマに、大津谷馨(リエージュ大学)がファシリテーションを担当し、現在ドイツで博論を執筆しながら子育てされている纓田宗紀さん(西洋中世史・アーヘン工科大学)をゲストにお招きします。纓田さんには、家族形成や家族でのドイツ渡航などこれまでの決断の背景、一日のスケジュール・家事育児の分担など日常生活での工夫や葛藤、ドイツでの留学・子育て・資金獲得の状況、コロナ禍の影響など、様々な話題についてお話しいただきます。

纓田さんのトーク後には、子育てに限らず、個人の人生と研究の折り合いをどのようにつけていくかについて参加者の皆さんと話し合える場を設けます。私生活とのバランスを取りつつ研究を楽しく続けていくためにどうすればいいのか、悩みや工夫を共有し、研究者としてより生きやすい環境を作るヒントを得られる場にしたいと考えています。

週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日 Zoom でのリンクをお送りしますので9月22日(水)日本時間20時までに、下記の Google Form から参加登録をお願いします。

開催概要

日時|9月24日(金)15:30-17:00(トークとディスカッション)/ 17:00-17:30(懇親会)
タイムテーブル(予定)
15:30-15:35(趣旨説明)
15:35-16:05(ゲストのトーク)
16:05-16:15(質疑応答)
16:15-16:45(少人数グループに分かれてディスカッション)
16:45-17:00(全体で議論、総括)
17:00-17:30(懇親会)
(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料

※イベント(ゲストのトークとディスカッション)は1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で30分程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Wonderを使った少人数によるフリートークを予定しています。

※ゲストのトークのみ聴講などの部分参加も歓迎します。途中参加・途中退出などご自由にしていただいて構いませんので、ご自身のご都合に合わせてご参加ください。

参加登録

参加登録こちらからお願いいたします。
参加登録締切|9月22日(水)日本時間20時まで 

※ご参加にあたってサポートをご希望される方は、その内容について上記参加登録フォームからお申し出ください。トーク原稿の事前配布、当日のトークに際しての字幕設定、グーグルドキュメントを使用した筆談などの提供を予定しております。その他にも具体的なご要望やご提案がございましたら、上記の参加登録フォームにご記入ください。

ゲストスピーカープロフィール

纓田 宗紀 (オダ ソウキ)
1989年生まれ。アーヘン工科大学歴史学科博士候補生、ゲルダ・ヘンケル財団奨学生。専門は西洋中世史、教皇史。2018年4月第一子誕生、同年9月よりドイツ在住。共編著に『欧米圏デジタル・ヒューマニティーズの基礎知識』(文学通信、2021年)。論文に「アトリエに吹く風:デジタル・ヒストリーと史料」(共著、『西洋史学』第268号、2019年)。
researchmap: https://researchmap.jp/ODA_SOKI
参考:「コロナ禍の海外家族生活─ドイツ・アーヘンからの報告」(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 特設サイト「COVID-19とフィールド・ワーカー」、2020年12月)https://fieldnet-sp.aa-ken.jp/439