【応募締め切り延長】第14回リサーチ・ショウケース開催のご案内

2021年11月9~10日開催予定の14th Research Showcaseは、発表者応募の締め切りを9月17日(金)17:00まで延長します。

応募方式変更なし。https://forms.gle/scs3Vcsrs7p45iXY8

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歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第14回となる今回は前回と同じくオンラインで、2021年11月9日と10日、2日間にわたって開催されます。Nathan Hopson先生(ベルゲン大学/近現代日本史・科学史)と谷本雅之先生(東京大学/近代日本史・経済史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)、横江良祐(東京大学/イギリス現代史・医学史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会です。奮ってご応募ください。

日  時 : 2021年11月9日(火)、10日(水)両日とも17:00-20:00(日本時間)ごろ
会  場 : オンライン(Zoom)
司  会 : 横江良祐(東京大学)
コメンテーター: Nathan Hopson(ベルゲン大学)、谷本雅之(東京大学)
フォーマット: 1人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者(*日本国籍以外の方も応募の対象となります)
募集人数 : 17名程度
参加費  : 無料
ポスター : こちらからダウンロード
応募方法 : 発表希望者は、2021年9月17日(金)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL   : https://forms.gle/DmrfTdmVk4fbVdj16 

リサーチ・ショーケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者2名から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さ(fluency)ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか(clarity and persuasiveness)を基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

運営委員

Nathan Hopson(ベルゲン大学)
谷本雅之(東京大学)
古川萌(東京大学)
横江良祐(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: hw.research.showcase@gmail.com

【発表者募集】第14回リサーチ・ショウケース開催のご案内

歴史家ワークショップでは、外国語(特に英語)で学問的コミュニケーションを行う機会を提供するために、リサーチ・ショウケース(Research Showcase)を2016年より開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語での学問的コミュニケーション実践の場をつくっています。

第14回となる今回は前回と同じくオンラインで、2021年11月9日と10日、2日間にわたって開催されます。Nathan Hopson先生(ベルゲン大学/近現代日本史・科学史)と谷本雅之先生(東京大学/近代日本史・経済史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)、横江良祐(東京大学/イギリス現代史・医学史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上をめざす全ての歴史研究者に開かれた会にするため、日本史・東洋史・西洋史・宗教史・思想史・経済史・科学史・文化史・美術史・歴史地理等を含むあらゆる分野から、広く発表者を募ります。様々な分野の専門家からアドバイスをいただける貴重な機会です。奮ってご応募ください。

日  時 : 2021年11月9日(火)、10日(水)両日とも17:00-20:00(日本時間)ごろ
会  場 : オンライン(Zoom)
司  会 : 横江良祐(東京大学)
コメンテーター: Nathan Hopson(ベルゲン大学)、谷本雅之(東京大学)
フォーマット: 1人あたり、発表8分+質疑応答7分
使用言語 : 英語
応募条件 : 大学院生からポスドクまでの歴史研究者(*日本国籍以外の方も応募の対象となります)
募集人数 : 17名程度
参加費  : 無料
ポスター : こちらからダウンロード
応募方法 : 発表希望者は、2021年9月10日(金)17:00(日本時間)までに以下の応募フォームに記入し、送信してください
URL   : https://forms.gle/DmrfTdmVk4fbVdj16 

リサーチ・ショーケースで発表するメリット

1)発表原稿への事前のフィードバック
発表者は、開催日の2週間前に発表原稿を提出することで、ワークショップの協力者2名から事前にライティングや構成についてフィードバックを受けることができます。このため、ライティングスキルが向上し、発表にも自信をもって臨むことができます。当日は、参加者とオーガナイザーからフィードバックも得られるでしょう。

2)優秀な発表にはプライズを授与
博士号未取得の発表者の中から、最もクリアで説得力のある発表をした方に「Research Showcase Prize」が授与されます(博士取得者も発表者として募集しております)。英語の流暢さ(fluency)ではなく、内容がどれだけスムーズかつ力強く伝わるか(clarity and persuasiveness)を基準とします。

3)国際的なセミナーの雰囲気
日本国内の研究会の雰囲気と国際学会やセミナーのそれとは、発表のスタイルから、休憩時間や懇親会でのやりとりまで、大きくことなる場合もあります。若手の段階から国際的な雰囲気を体感することで、自信をもって国際的な舞台にたつことができるようになります。

4)質疑応答の練習
少なからぬ研究者が、Q&Aでの受け答えを苦手と感じているようです。肝心なのは練習をする場が国内にもあることです。ショウケース当日は、参加者全員で議論をし、特に若手に優先して発言の機会が与えられます。当日繰り返し質問をすることで、オーディエンスとしての議論の作法を身に付け、発表者は、母国語でない英語の質疑応答を通して論点を深めていく訓練をすることができます。

運営委員

Nathan Hopson(ベルゲン大学)
谷本雅之(東京大学)
古川萌(東京大学)
横江良祐(東京大学)

歴史家ワークショップ事務局 (問い合わせ先: hw.research.showcase@gmail.com

【International Conference】Health, Body, and the Profit Motive: Medicine as a Business in History – Call for Papers

A free online conference organised by the Historians’ Workshop, the Political Economy Tokyo Seminar (PoETS), and the University of Tokyo Graduate School of Economics, to be held live via Zoom

Friday 19 – Saturday 20 November 2021, 5-9pm (JST)

This international conference explores medicine’s co-dependent relationship with business and capitalism. Commentators past and present have viewed medicine as a ‘public good’ that risks becoming inefficient or undersupplied when exposed too much to market competition. However, across different historical and regional contexts, forces of self-interest and the profit motive have consistently shaped matters pertaining to our health and body, often to a surprising degree. In a recent discussion piece in the Bulletin of the History of Medicine (2020), Christy Ford Chapin points to intersections where both medical historians as well as economic and business historians have, often unknowingly, made huge strides in one another’s research themes. This two-day event aims to identify these intersections and interrogate what they mean to our understanding of medical knowledge and practice. 

We welcome a variety of papers that may deal with, but are not necessarily restricted to, the following themes:

  • Medicine and health as a business: private health care and insurance, pharmaceuticals, health and fitness products, the wellness industry
  • The public-private dynamic in health care systems
  • Industry funding of medical research and their epistemological impacts
  • Discourses on health and the body in marketing and advertising
  • Profit-driven disease risks and health hazards
  • Attitudes towards capitalist systems and practices among medical professionals
  • History of health economics
  • Capitalist medical practices in non-capitalist economies and societies

Proposals for individual papers of 20 minutes or panels of up to 90 minutes are invited relating to the theme of this conference. Abstracts of ~300 words and a CV for individual speakers, or panel blurbs of ~400 words and individual abstracts & CVs for each speaker, should be sent to Ryosuke Yokoe at medicine.as.business.2021@gmail.com by 17 September 2021.

The Historians’ Workshop is proud to host this English-language symposium at the University of Tokyo Graduate School of Economics. We aim to create an open space for scholars from across the world to share research that is both completed and work-in-progress and to establish new networks between historical researchers in Japan and abroad.

Plenary SpeakerProfessor Pierre-Yves Donzé
Professor of Business History, Graduate School of Economics, Osaka University
Author of Making Medicine a Business: X-ray Technology, Global Competition, and the Transformation of the Japanese Medical System, 1895-1945

Guest CommentatorProfessor Daiji Kawaguchi
Professor of Economics, Graduate School of Economics, University of Tokyo

Dates: Friday 19 – Saturday 20 November, 5-9pm (JST)
Deadline for Abstracts: 17 September 2021, medicine.as.business.2021@gmail.com
Expected number of speakers: 11
Location: Online (Zoom)
Language: English
Participation: Free

If you have any questions, please message Ryosuke Yokoe at medicine.as.business.2021@gmail.com

Featured Image – Jos van Brée (1860), ‘interior of a pharmacy, with four figures’, oil painting, Wellcome Collection

【開催告知】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第5回「あなたの研究を3分で」7/23 (金) 18:00-19:30

2021年7月23日(金)日本時間18時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第5回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の博士課程に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第5回となる今回は、「あなたの研究を3分で」をテーマに、槙野翔(トリニティ・カレッジ・ダブリン)がファシリテーションを担当し、大学院生およびキャリア初期の研究者の方々8人にご自身の研究を短く紹介いただき、フロアとの質疑応答を行っていただきます。スピーカーのみなさんには通常の研究発表とは異なり、3分で・簡単に・噛み砕いて研究を紹介していただきます。専門分野を異にするさまざまなスピーカーの発表を聴くことで、オーディエンスのみなさんにも、ご自身の研究の面白さをいかに聴衆に伝えるかについてあらためて考えるきっかけになれば幸いです。イベント後の懇親会では発表者と自由に会話する場を設けます。週末の夕方、コーヒーやお酒を片手におしゃべりに参加してみませんか?

参加を希望される方には後日 Zoom でのリンクをお送りしますので7月21日(水)日本時間20時までに、下記の Google Form から参加登録をお願いします。

日時|7月23日(金)18:00-19:30(スピーカーの発表と質疑応答)/ 19:30-20:00(懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
言語|日本語
費用|無料
参加登録フォーム|://forms.gle/uX8sUNkFoq1cJtccA
参加登録締め切り|7月21日(水)日本時間20時まで

※イベント(スピーカーの発表と質疑応答)は1時間半で終了しますが、その後、都合のつく方で30分程度の懇親会を予定しています。懇親会は、Zoom のブレイクアウトルーム機能を使った少人数によるフリートークを予定しています。途中退出していただいてもかまいません。

プログラム

発表者(50音順)・タイトル・発表キャッチコピー

トート・ゲルゲイ(独立研究者)
二か国関係史の学際的研究のケーススタディー    
「1869-1913年間の「日本・ハンガリー関係史」に関する研究課程を例に、二か国関係史を巡る研究メソッドや研究基盤を考え直しましょう」

鹿田 裕太郎
複数教科書併用の学習法構築
「望まない学習からの脱却」

土肥野 秀尚(慶應義塾大学、バスク大学)
近世バスク社会のミクロヒストリー: 1766年の民衆暴動「マチナーダ」期を中心に
「「全体史」の可能性としての暴動期〜暴動期の史料に着目した近世バスク社会のミクロヒストリー〜」

新田さな子(京都大学・ヨーク大学)
1549年イングランドのケットの反乱に対する富裕庶民層の理解と描写    
「誰の、誰による、何のための反乱か。伝統への固執か、革新への訴えか。反乱の攻撃対象であると同時にそのリーダーを輩出した富裕庶民層がどのように反乱を理解し、描写したのかを同時代記録から探る」

波多野綾子(東京大学)
日本のヘイトスピーチ解消法形成と施行にみる国際法の内面化    
「何が『ヘイト』をつくるのか」

松村一慶(一橋大学)
オーストリア国家条約締結までの交渉過程
「オーストリアはどのように中立国として独立を達成したのか?」

水野良哉
世界史叙述を巡る政治性―アーノルド・J・トインビーの世界史論に着目して―    
「世界史とは、誰のためにどのような意図をもって書かれるのか。歴史叙述とグローバルな世界政治との関連を踏まえ、トインビーの世界史論を検討することを通じ、上記の問題を考えたい」

吉田瞳(京都大学)
中世後期ニュルンベルクにおける侮辱と名誉    
「言葉も、時にナイフとなる」


【開催告知】第13回 Research Showcase 開催のご案内

歴史家ワークショップでは、外国語で簡潔に研究のエッセンスを発表するイベント、Research Showcase を2016年より継続して開催しています。発表・質疑応答をすべて外国語で行うことで、発表者・参加者の双方が外国語で学術的なコミュニケーションを実践できる場をつくっています。

第13回となる今回は前回と同じくオンライン(Zoom)で、2021年7月28日と29日に2日間にわたって開催いたします。ひろく歴史分野に携わる研究者から発表を募った結果、縄文時代から現代まで、非常に多岐にわたるトピックの報告が集まりました。当日は、金沢百枝先生(多摩美術大学/西洋中世史・ロマネスク美術史)をコメンテーターにお迎えし、本会特任研究員の古川萌(東京大学/イタリア近世史・ルネサンス美術史)、横江良祐(東京大学/イギリス近現代史・医学史)が運営を務めます。英語での発表スキルの向上、また学際的・国際的交流をめざす全ての歴史研究者の参加をお待ちしております!

参加をご希望の方は、7月26日(月)までに参加申込フォームに必要事項をご記入くださいますようお願いいたします。追って参加用Zoomミーティングルームのリンクをお送りいたします。

※ 通信環境の関係上定員を設けますので、場合によっては参加いただけないことがあります。あしからずご了承ください。

日時: 2021年7月28日(水)、29日(木)両日とも17:00-20:00(日本時間)ごろ
会場: オンライン(Zoom)
司会古川萌(東京大学)
コメンテーター金沢百枝(多摩美術大学)
使用言語: 英語
参加費: 無料
ポスター: こちらからダウンロードください 【ポスター】【プログラム】
参加申込フォーム: https://forms.gle/vH4gASMVya3yrt8b7
English Registration Form: https://forms.gle/PE4uubgyeJVHwCYA7
問い合わせ先: 事務局担当 hw.research.showcase@gmail.com

Program

DAY 1 – 28 July 2021

17:00-17:10 – Opening Remarks

17:10-18:10 – Panel 1 Presentations

西原和代 Kazuyo Nishihara | Kyoto University
Tracing Land Management Strategies through Jomon Basket Weavers in Neolithic Japan

高語莎 Yusha Gao | Ritsumeikan University
Rethinking the Reception of Chen Rong’s Dragon Paintings in Medieval Japan

鶴田想人 Soto Tsuruta | University of Tokyo
Why Did Western Herbalism Decline? An Agnotological Approach to Early Modern Science

古月翔矢 Shoya Fugetsu | Kyoto University
Shipbuilders and the Royal Navy: Private Contractors and British Maritime Hegemony in the Long Eighteenth Century

18:10-18:30 – Break

18:30-19:30 – Panel 2 Presentations

早川萌 Mei Hayakawa | Independent scholar
An Illusion Made Possible by Technology: Ilya Repin’s Sadko in the Underwater Kingdom (1876) and Early Aquariums in Western Europe

安斎篤人 Atsuto Anzai | University of Tokyo
Jewish Peri-urban Agriculture and Ethnic Marketing in Galicia, 1867-1939

梅田建人 Kento Umeda | University of Tokyo
The Political Idea of the National Health Insurance: A Strategic Realization of the Social Reform in Early Twentieth-Century Britain

髙澤廣行 Hiroyuki Takazawa | University of Tsukuba
A Turning Point for Japanese Collections in European Museums: The Revolutionary Perspective of the Collection of Adolf Fischer in the Early Twentieth Century

19:30 – End of First Day


DAY 2 – 29 July 2021

17:00-18:00 – Panel 3 Presentations

ザヘラ・モハッラミプール Zahra Moharramipour | University of Tokyo
Setting the Boundaries of the Orient: The Idea of Persia as Represented in the 1928 Keimeikai Exhibition of Oriental Art

二宮望 Nozomu Ninomiya | Kyoto University
Glorifying the Heroic Past: Percy Ernst Schramm’s Study of the Image of Otto III at the Dawn of Totalitarianism

カミラ・トレス・ビアンチニ Camila Torres Bianchini | Nara Women’s University
Ueshiba Morihei’s Theory on Martial Arts and the Formation of Aikido in 1930s Japan

城﨑有沙 Arisa Jozaki | Iuav University of Venice
Collaboration between Artists and Architects in Interwar Venice: A Reconsideration of the Project for Cinema San Marco

18:00-18:20 – Break

18:20-19:20 – Panel 4 Presentations

横井謙斗 Kento Yokoi | University of Tokyo
The Introduction and Early Use of Vacuum Tubes by the Imperial Japanese Army

杉浦黎 Rei Sugiura | University of Tokyo
Languages, Borders, and Landscapes: A Sociolinguistic Case Study of Strasbourg

武梦茹 Mengru Wu | Kyushu University
Portraits of Women as a Crosspoint of Cultures: The Analysis of Chinese Female Oil Painter Guan Zilan

沼田彩誉子 Sayoko Numata | Toyo University
Beyond ‘Returning to Turkey’: Narratives of Multiple ‘Homelands’ by East Asian-born Tatar Migrants

19:20-19:40 – Closing Remarks by the Commentator

19:40-19:50 – Announcement of the Prize Winner

【参加者募集】オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第5回「あなたの研究を3分で」7/23 (金) 18:00-

2021年7月23日(金)日本時間18時から、歴史家ワークショップ主催のオンラインミートアップシリーズ ‘Coffee Time Series’ の第5回を開催します。本シリーズでは、気軽に研究の楽しさや研究にまつわる悩みを共有し助け合える場を作ろうと、国内外の博士課程に在籍する8人の大学院生とポスドクが中心となって運営を行なっています。一連のイベントを通じて、孤独に研究する大学院生・研究者が分野を横断して集まることができ、またアカデミアの外にいる方々とも人間的なつながりを構築することができればと願っています。

第5回となる今回は、「あなたの研究を3分で」をテーマに、槙野翔(トリニティ・カレッジ・ダブリン)がファシリテーションを担当し、大学院生およびキャリア初期の研究者の方々にご自身の研究を短く紹介いただき、フロアとの質疑応答を行っていただきます。スピーカーのみなさんには通常の研究発表とは異なり、3分で・簡単に・噛み砕いて研究を紹介していただきます。英語で行う同様の取り組みとして、Three Minutes Thesis (3MT)というイベントが世界各地で開催されており、日本でも毎年開かれています。以下を参照して、ぜひスピーカーとしての参加をご検討ください。(参考:東京大学での3MT https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/events/z0508_00001.html

今回のイベントでは、専門外の聴衆に、日本語でご自身が行っている研究をわかりやすく伝えることで、研究の面白さをシェアする事のできる機会にしたいと考えています。みなさんの研究のお話をぜひ聞かせてください。

スピーカー募集要項
日時|7月23日(金)18:00-19:30 (スピーカーの発表と質疑応答)/ 19:30-20:00(懇親会)(いずれも日本時間)
場所|オンライン開催(Zoom使用)
費用|無料
フォーマット|1人あたり、発表3分+質疑応答3分程度
使用言語|日本語
応募条件|大学院生からポスドクまでの歴史研究者
募集人数|10名程度 
応募方法|6月25日(金)日本時間20時までに、下記の応募フォームから応募ください。
応募フォーム|https://forms.gle/AeR6GeWU8hdKadcS9

西洋史学会ワークショップ「日本の大学で西洋史学を教える:教室での実践から」 開催報告

2021年5月15日、第71回日本西洋史学会大会にてワークショップ「日本の大学で西洋史学を教える:教室での実践から」を開催しました。その目的は、大学で西洋史を教えるにあたり、学生に何を伝え、何を学んで欲しいと考えているのか、いかなる工夫をし、いかなる悩みを抱えているのかを率直に話し合い、意見交換することです。日々の授業でどのような試行錯誤がなされているのか、教育と研究はどのような関係にあるのかについて、登壇者2人にご自身が担当する講義科目を例に取った話題提供を、コメンテーター1名にコメントをいただいた後、質疑応答が行われました。

森谷公俊氏の話題提供「中堅私立大学における西洋史の授業実践」は、西洋史を教える場合でも、学生にまず身につけてもらいたいのは日本語を読み書く力であるとし、問いを工夫した課題を出し、学生が文章を書く機会を多く設け、さらに教員が手を入れることの重要性を説きました。また通史であっても教員の関心を授業内容に積極的に反映させる、特殊講義では日本語訳された史料の提示と批判を行い、歴史学研究の実際を例示する、授業内容を変更した際あるいは前年と内容を変えなくても直前の復習が不十分であった場合に失敗するといった経験を語りました。さらに教育と研究の関係について、研究成果が教育に生かされるのは当然としても、目の前にいる学生に理解してもらうような語りの工夫が、論文や書籍の執筆に、つまり研究にも生かされると指摘しました。

八谷舞氏の話題提供「教養教育としての西洋史」は、現在の担当している授業、とりわけ西洋史の通史での実践を振り返りました。八谷氏も学生が将来社会に出た際に必要になる、情報を分析、解釈し、論述する力を身につけることが重要だとし、大学入試問題を使った論述の練習や日本語史料の読解によって高校での世界史から大学での歴史学への架橋を試みていることに加え、「大学レベル」の担保のために『論点・西洋史学』から最新の学説や重要な論争を紹介していることについても触れました。日本語訳の史料集は学生と一緒に考える気持ちで読んでおり、極めて有用であるが政治史への偏りが見られること、やり方によっては歴史学の授業はオンラインの授業形態と相性がよいという指摘もありました。また英語で実施する授業についても触れ、西洋史研究者にこれから求められる教育上の役割も紹介しました。

コメンテーターの津田拓郎氏は2人の実践を高く評価しつつも、実際の担当授業数によっては実践が難しいという疑念を、ご自身が常勤職に就く前の状況を振り返りながら指摘しました。そして働きすぎないためにも一定の線引が必要で、例えば各回の授業で学生に伝えたい主張を思い切って絞り、それを伝えるように注力するのも必要なのではないかと述べました。また、授業実践の紹介は有益であるが、系統だってまとめて発表されることでさらに効果が上がるのではないかと指摘しました。

その後フロアから、学生のレポートへのフィードバックの方法、漫画や映画などフィクション作品の活用の仕方、うまくいかなった授業をどの時点でどのように修正するのか、西洋史の知識をどれほど身につけてもらうべきなのか、西洋史を学ぶことで特に得られる社会の諸問題への意識や物の見方というものを意識しているのか、外国語をどの程度・どのように使うのかといった疑問が出され、登壇者からの応答がありました。

アンケートでは、本ワークショップからポジティブに捉えられたこととして以下のような回答が得られました(一部表現を変えたところがあります)。

  • 教育活動を実践する中での現実的な目標、可能な範囲、課題、限界をどう捉えられているか知ることができて、参考になった(常勤教員)。
  • 学生の前提知識やレベルによらず、工夫次第で関心ややる気を引き出して授業を展開できるのだとわかった(常勤教員)。
  • 大学における授業実践については、自分が参加していた授業あるいは懇親会等の場で聞いたことから知見を得ていたが、お話を聞く機会のない方々から、ある程度の長さの時間をかけて実践内容や考えを聞けた(学生)。

また、より深められるべきだったこと、不満に感じたこととしては以下のものがありました。

  • 歴史学だからこそ、西洋史だからという学問特有の意義をどう伝えるかをもう少し考えてみたかった(常勤教員)。
  • 教育上の課題や限界がもっと話し合われて、明確な問題提起がなされてもよかった(学生)。
  • 偏差値的な学力指標だけで学生のポテンシャルをくくることの危険性も感じてしまった(学生)。

全体として、教育の現場について率直に語られていたことが励みになった、現実的・具体的な実践例が聞けて良かったという感想が多く寄せられました。一方で、今回の西洋史学会大会には学部学生の参加も多かったにもかかわらず、学生の参加を前提とした配慮がなされていない発言があったという批判をいただきました。この点は真摯に受け止めて、今後の企画に反映させていきます。

本ワークショップは大会特別企画シンポジウム「歴史総合の史学史」の直後に行われたこともあり、最大で240人ほどの参加者を得ました。本ワークショップが参加者それぞれにとって大学で西洋史学を教えること、そして学ぶことはなにかについて、改めて考えるきっかけとなったのであれば幸いです。遅い時間に参加してくださった皆さま、そしてワークショップの開催を認めてくださり、全面的なサポートをしてくださった第71回日本西洋史学会大会準備委員会の皆さまにお礼申し上げます。

高橋亮介