|開催主旨
本ランチタイム・ワークショップは、西洋言語(英仏独伊語)を用いた国際学会を、さまざまな形で経験されてきた3人の研究者から体験談を伺い自由な討論を行うことで、スキルと経験を共有し、外国語でコミュニケーションをする意義を考えることを目的としています。
近年、日本の西洋史研究者と海外の研究者との交流はますます盛んになり、海外での史料・文献調査や来日する外国人研究者による講演会はもちろん、国内外で研究成果を外国語で発表することも求められてきています。
しかし、日本語の発表内容をそのまま翻訳したのではうまく通じない場合があるのも事実です。では、日本人研究者が、国際学会で発表し、国際学界との交流を深めたいと願ったとき、どのような点に注意を払って報告を準備し、口頭報告をし、他の参加者と交流を深めていくのが望ましいのでしょうか。日本語での報告との共通点・相違点は何でしょうか。国際学会において良い報告とはどのようなものでしょうか。
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