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史料読解ワークショップ開催レポート②

*こちらは史料読解ワークショップ開催レポートの後編です。前編はこちら。

大学院生対談 —史料読解ワークショップに参加して—

◇問題意識と参加のきっかけ

中山:ワークショップを企画し、当日の司会を務めさせていただきました、東京女子大学修士に在籍している中山恵と申します。ドイツ近現代史の中でも、ヴァイマール共和国時代の戦死者記念について研究しています。ワークショップの企画をした動機は、学部時代、卒論を書くまでに、史料を実際に読んでみたり読み方を学んだり考えたりする機会がなかなかなかったことに気付き、これから修論を書くに当たって勉強したいと考えたからです。個人的に、ぜひ藤野裕子先生と小野寺拓也先生から史料に関するお話を伺いたくて、ワークショップへの登壇をご依頼したところ、ご快諾いただき企画が実現しました。

今回はワークショップを振り返るために、記事の執筆にも協力をいただいた同じく大学院生の浅井さんと奥田さんをお招きして対談の場を持ちました。本日の対談はちょうどワークショップ開催から1か月後となりましたね。それではまず、お二人にワークショップに参加した動機を伺いたいです。

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史料読解ワークショップ開催レポート①

* こちらは史料読解ワークショップ開催レポートの①前編です。②後編へのリンクはこのページの最後にあります。

趣旨説明

文責:中山恵(東京女子大学修士1年)

2019年7月8日、「史料読解ワークショップ」を開催いたしました。

歴史学研究において避けては通れない、いや醍醐味でもあるといえる一次史料の読解と史料批判。しかし、歴史学を学ぶ学生にとっては、史料読解や批判に関する学びや訓練の場は必ずしも十分とは言えず、特に専門分野を横断しての、史料へのアプローチ方法の共有や議論の機会はこれまで少なかったのではないでしょうか。そうした問題意識のもと、史料読解について日本史からは藤野裕子先生、ドイツ史からは小野寺拓也先生からお話を伺い、参加者のみなさんと議論することで、専門性を掘り下げるだけでなく領域横断的にも知見を得られる場を作りたいと考え、今回のワークショップを企画しました。

まず、藤野先生と小野寺先生に対談形式でお話しいただき、その後、藤野先生と小野寺先生のワークショップへ移りました。そして実際に史料の読解と解釈にも取り組みました。藤野先生のワークショップではその場で初めて配布された史料を読み、小野寺先生のワークショップでは事前課題として読んできた史料に関する問いの答え合わせと、「問いを立てる」作業にそれぞれグループごとに参加者のみなさんと取り組みました。

今回、大学院生から教育機関ないし在野の研究者、高校の教職員といった、一分野の研究者に限らない幅の広い層の方々にご参加いただきました。その様子を以下に、それぞれ簡潔にではありますがご報告いたします。

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2019年7月8日 史料読解ワークショップ~裁判記録とラブレター~開催のお知らせ【満員御礼】

一次史料を読む際にどのようなことに気を付ければいいのか。そして、どのようなことを読み取ることができるのか、できないのか——。

今回のHistorians’ Workshopでは、二人の歴史家をお呼びして、戦前日本の裁判記録と、第二次世界大戦中に書かれたラブレターをみなさんと一緒に読み解きます。

◇歴史家プロフィール
◆藤野裕子 
 東京女子大学 准教授。(日本近現代史:民衆史、ジェンダー史研究)

◆小野寺拓也
 東京外国語大学 特任講師。(ドイツ近現代史:日常史、ナチズム研究)

◆日時:2019年7月8日(月)18:30開場、19:00開始~21:30終了
◆会場:東京大学本郷キャンパス小島ホール2階 第3セミナー室
◆事前登録締め切り:6月28日
◆参加無料

◇タイムテーブル *〔〕:担当者
19:00 趣旨説明
19:10 基調対談〔藤野×小野寺〕
19:30 ワークショップ①〔藤野〕
20:15 休憩
20:25 ワークショップ②〔小野寺〕
21:10 まとめのディスカッション
21:30 終了

◇開催趣旨
歴史学研究において避けては通れない、いや醍醐味でもあるといえる一次史料の読解と史料批判。
しかし、歴史学を学ぶ学生にとっては、史料読解や批判に関する学びや訓練の場は必ずしも十分とは言えず、特に専門分野を横断しての、史料へのアプローチ方法の共有や議論の機会はこれまで少なかったのではないでしょうか。
そこで今回のワークショップでは、史料読解について、日本史およびドイツ史をご専門とされる二人の歴史家からお話を伺い、参加者のみなさんと議論することで、専門性を掘り下げるだけでなく領域横断的にも知見を得られる場としたいと考えています。さらに、参加者のみなさんと、実際に史料の読解、解釈にも取り組んでいきます。

◇登録方法
参加人数に限りがありますので、グーグルフォームにてお早めにお申し込みください。(6月28日締め切り) 【満員御礼】6/22(土)現在、定員に達しましたので、一旦締め切らさせていただきます。たくさんのご登録ありがとうございました。 もし追加募集があれば、再度ご案内いたします。

◇事前課題
参加者にはメールにて事前課題のご案内をいたします。課題内容は以下の2つを予定しています。
・ラブレターの史料(日本語翻訳)を読み、問いについて考える。
・裁判記録に関する事件の概要をつかむ。

◇会場地図 東京大学本郷キャンパス 本郷三丁目駅から徒歩約10分

企画・連絡先:中山恵(東京女子大学 歴史文化分野)
nagatzki0905[at]gmail.com