Revising your Drafts

【参考】第一期英文校閲ワークショップ活動内容

第一期英文校閲ワークショップの活動内容について簡単にご紹介したいと思います。第二期英文校閲ワークショップへの参加を検討されている方は、是非参考になさってください。

初回 (2017年10月3日)
 活動内容 (詳しくは当日使用したスライドをご覧ください)

  1. 参加者の課題・ゴールの洗い出し
  2. 教科書の関連ページについて、要点の確認
  3. Williams Style Lesson 3 Clarity 1: Actions 所収の練習問題を実際にやってみる
  4. 応用として自分の分野の論文要旨 and/or自分の書いたドラフトをサンプルにしてリバイズなどをやってみる
  5. 質疑応答 次回以降やってみたいことを話し合う

 次回のための宿題

  1. 注目している任意の論文のアブストラクトの、ひとつのセンテンスを、動詞を名詞化nominalizationしたりして、改悪し、わかりにくい文にする
  2. 他の人の論文の冒頭二段落を、リバイズする
  3. 教科書第4章charactersを読んでくる。

第2回 (2017年10月10日)
 活動内容

  1. 改悪アブストをわかりやすく
  2. 他の人の論文のリバイズを返却しコメント
  3. 教科書第4章Charactersを議論、エクササイズを解く

 次回のための宿題

  1. 教科書第5章cohesion and coherenceを予習

第3回 (2017年10月24日)
 活動内容

  1. 教科書第5章を議論、エクササイズを解く

 次回のための宿題

  1. Gordon Taylor (1989) のch. 3, pp. 64-78を読んで、pp. 69-72にあるBrintonの文章の分析

第4回 (2017年11月10日)
 活動内容

  1. Brinton “The Anatomy of Revolution”の序章全体を実際に見て、Taylorの整理をなぞる/他に気づいた点を話し合う
  2. Susato (2012)を読み、同様の作業

 次回のための宿題

  1. G. Taylor, The Student’s Writing Guide (1989), ch. 4 (Opening)を読んでくる。特にintroductory paragraphをバージョンアップしていく箇所(1989年版だとpp. 93-105)
  2. 参考書Booth et al, Craft of Researchの conceptual problemについての箇所を読む

第5回 (2017年12月19日)
 活動内容

  1. 宿題1について議論
  2. 宿題2について、自分の研究でやってみる

 次回のための宿題

  1. 参加者の英文草稿を事前に読んでくる

第6回 (2018年2月2日)
 活動内容

  1. 参加者の英文草稿へのコメント

 次回のための宿題

  1. Powers (2002), Ch.1, & Yamamoto (2012)のイントロダクションを事前に分析、特に先行研究の導入の仕方。参加者の論文原稿のイントロ(特に先行研究の言及の仕方)を分析

第7回 (2018年2月21日)
 活動内容

  1. 英語報告の練習と、それへのコメント
  2. Powers (2002), Ch.1, & Yamamoto (2012)のイントロダクションを議論
  3. 参加者の論文のイントロダクションを議論

 次回のための宿題

  1. 参考書Booth et al, Crafits of Research, ch. 14 reviewing your organization and argument, の14.4 Revising the organization of your reportの部分を読んでおく
  2. それを元に一つのモデルケースとして、Alice Rio, ‘Freedom and Unfreedom in Early Medieval Francia’, Past and Present, 193 (2006)のorganizationを分析。セクション間のつながりや、パラグラフ間のflowをどのように作っているか、そのart of writingについて良い点・悪い点を批評できるように準備

第8回 (2018年3月22日)
 活動内容

  1. 参加者の論文を宿題を踏まえて議論
  2. Alice Rio, ‘Freedom and Unfreedom in Early Medieval Francia’, Past and Present, 193 (2006)のorganizationを分析・議論

 次回のための宿題

  1. 参考書Booth et al, Crafts of Research (4th Ed.), ch. 16, Introductions and Conclusionsの部分を読んでおく

第9回 (2018年4月17日)
 活動内容

  1. 参加者の模擬学会報告へのコメント
  2. 参加者の報告ペーパーを、とくに序文と結論について、参考書Booth et al., Ch. 14を基に議論

 次回のための宿題

  1. 参考書Booth et al., Ch. 11 “Warrants” を読んでおく

第10回 (2018年5月29日)
 活動内容

  1. 宿題 (参考書Booth et al., Ch. 11 “Warrants”) を基にして参加者の報告草稿を検討
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2019年10月8日 第二期初回 英文校閲ワークショップ

第二期初回の英文校閲ワークショップに関して、開催日時・開催場所が確定致しましたので、ご連絡致します。

日時:10月8日(火曜)18:30~20:30
場所:東京大学本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室
内容:顔合わせ/各人の到達目標確認/サンプル練習問題にチャレンジ

初回に関しては、参加される皆さまに準備して頂くものは特にございません。二回目以降にやってみたいこと、具体的な開催日時等に関しても、初回に参加して頂いた皆さまと話し合って決めたいと思っています。

飛び入り参加、大歓迎です。
オンライン参加も可能です。ただしオンラインで参加を希望される皆さまには、「フル参加」というより、「オンライン視聴」のようなかたちになってしまうかもしれない、という点をご理解頂ければ幸いです。初めての試みなのでどうなるかはわかりませんが、最善を尽くしてチャレンジしてみたいと思っています。

何かご不明な点がありましたら、安平弦司(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)まで遠慮なくご連絡下さい。オンライン参加をご希望の方は、お手数ですが、事前にその旨を安平までお伝え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

安平

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第二期英文校閲ワークショップ 主旨

目的:研究アウトプット(特に論文執筆や他の人の論文へのコメント)において英語を運用する技術を習得すること
教科書:Joseph M. Williams, Style: ten lessons in clarity and grace, Longman.
参考書:W. C. Booth, G. G. Colomb, J. M. Williams, The craft of research, The University of Chicago Press.
演習内容:事前準備(教科書・指定された論文・参加者が持ち寄った自身の原稿等の読解)に基づいた議論/その場で練習問題にチャレンジ etc.
開催日時:参加者の予定に合わせる
開催場所:東京大学本郷キャンパス(具体的な建物・部屋は後日参加者に通知)

研究のアウトプット言語として英語を用いる機会は今後ますます増えていくかと思います。非英語圏の歴史を研究している者にとっても、アウトプット言語としての英語の重要性はより一層高まっていくでしょう。今回企画させて頂いたワークショップでは、参加される皆さまと一緒に、英語を用いて研究をアウトプットする技術を学んでいきたいと思います。具体的には上記の教科書を用いながら、英語論文のライティング技術や英語を使ったコメント技術を身につけていければと思っています。同じ教科書・参考書を用いたワークショップは2017-2018年に山本浩司さんたちが主催となってやっておられました。今回はその第二弾ということになります。

何かご不明な点がありましたら、安平弦司(genji.yasuhira@u.musashi.ac.jp)まで遠慮なくご連絡下さい。ワークショップの場で皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

安平