ワークショップ報告 ”How to get published”

先日5月22日に行なわれたワークショップHow to get publishedは、予想を上回る40人以上の方にご参加いただき、立ち見もでる大盛況となりました。当日は真保先生、山口先生からそれぞれ英語モノグラフ出版までの道のりをご説明いただき、さらにbook proposalや、原稿準備時の工夫や編集者とのメールでのやりとりまで、詳細なお話を頂きました。30分以上あった質疑応答では、活発な議論がなされ、国際的なチャネルでの成果発表への関心の高さを改めて感じることができました。また、西洋史学会の2日目に併せた開催でしたが、西洋史に限らず、都市計画、社会学、また出版社の方などもご参加されていたことも印象的でした。会場で行なったささやかな懇親会も和やかな雰囲気で盛り上がり、今後も定期的にこのような機会を持つことができれば、と感じる方も多かったかもしれません。

当日お願いしたアンケートでは「次にワークショップをやるとしたら、何をやりたいか」をお尋ねしました。結果は以下の通りです。これをふまえ、次回ワークショップは、プレゼンの仕方と練習の機会となるようなものにしたいと考えています。

今後どのようなワークショップを期待するか(複数回答あり)
英語プレゼンの仕方と練習8
雑誌論文の書き方および練習6
学会発表応募時のアブストラクトの書き方3
在野での研究継続方法2
プロポーザルの書き方2
日本での西洋史研究継続の方法
archive researchと日本での調査のバランス
1
領域横断的研究のやり方・研究の進め方1
科研費活用法1
他言語のHow to get published1
留学についてアドバイス1
ライティング・グループ1